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Azure OpenAI Serviceの 採⽤と挑戦 Azure AI Hub meetup #1 - Azure OpenAI Service ⽣成AI実践知 - 株式会社コミュニティオ 嶋⽥ ⼤輔

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⽬次 01 はじめに 02 ⾃⼰紹介 03 AWSからAzureに乗り換えた話 04 Azure OpenAI Serviceを使ってみた話 05 まとめ

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本⽇メインでお話したいこと AWSからAzureに 乗り換えたよ! Azure OpenAI Service を組み込んだよ!

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嶋⽥ ⼤輔 Daisuke Shimada cimadai ⾃⼰紹介 株式会社コミュニティオ CTO 5歳と4歳の息⼦は将来パパのような エンジニアになるんだ!と。 マイクラを親⼦で楽しんでいます。

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会社紹介 株式会社コミュニティオ 設⽴ 2019年3⽉19⽇ 従業員 25名(含:副業) 資本⾦ 1億円 勤務地 国内 ⽇本全国に散らばってるんだよ

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会社紹介

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提供サービス TeamSticker チームステッカー NewCommunicator ニューコミュニケーター デジタルギフトも送れるサンクスカード。 NECグループ(10万⼈)をはじめ、 エンタープライズ企業様に続々導⼊中。 Microsoft Teams全社⼀⻫通知アプリ。 Azure Market Placeを通して、世界58か国 にて販売開始。初の顧客はインド。 ON

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AWSからAzureに 乗り換えたよ! なんでAzureに乗せ換えたの? 教えて!教えて!

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Before Azure スタートアップなら AWSでしょ 困ったときにAWSなら ナレッジ多いし! Slackはエンジニアに 好まれるから〜〜 Google使っとけば 困ることは無いでしょ クラウドはAWS チャットツールはSlack ファイル置場はGoogle Drive

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Before Azure スタートアップなら AWSでしょ 困ったときにAWSなら ナレッジ多いし! Slackはエンジニアに 好まれるから〜〜 Google使っとけば 困ることは無いでしょ クラウドはAWS チャットツールはSlack ファイル置場はGoogle Drive いかにも カッコいい!

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社内通貨コミュニティオ \ ブロックチェーン / \ 仮想通貨 / \ トークンエコノミー /

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社内通貨コミュニティオ \ ブロックチェーン / \ 仮想通貨 / \ トークンエコノミー / やっぱり カッコいい!

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社内通貨コミュニティオ 衝撃的に売れない \ ブロックチェーン / \ 仮想通貨 / \ トークンエコノミー /

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Slackユーザーであった コミュニティオが早期にTeamsに⼀ 点張りした理由 1. Teamsの市場規模とプラットフォーム としての安定性/将来性 2. MS社との連携による営業上のメリット 3. MS社が技術の追求だけでなく“よりよ い⽣き⽅”の追求にも挑戦していたこと 巨⼤プラットフォーマーMSへの早期便乗 売れないプロダクトに転機が・・・ Teams App開発に 経営資源集中

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エンタープライズのコミュニケーション課題解決へ

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AWSからAzureに 乗り換えたよ! エンタープライズへの全社導⼊では Azure(or Microsoft)しか勝たん、ね。 ⾃分たちの欲望・妄想を捨てて、 お客さんの声に⽿を傾けたんだね。

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Microsoft Inspire 2023 : Satya Nadella CEO キーノートにて ⽇本で唯⼀ Copilot ecosystemに選出(2023年8⽉) そして何かがハマった。 ⽇本で唯⼀ Teamsアプリとして選出(2023年11⽉) Microsoft Ignite 2023 : Satya Nadella CEO キーノートにて

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Microsoft Inspire 2023 : Satya Nadella CEO キーノートにて ⽇本で唯⼀ Copilot ecosystemに選出(2023年8⽉) そして何かがハマった。 ⽇本で唯⼀ Teamsアプリとして選出(2023年11⽉) Microsoft Ignite 2023 : Satya Nadella CEO キーノートにて こっちのほうが カッコいい!

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Azure OpenAI Service を組み込んだよ! プロダクトに組み込んでみて どうだったの?

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AIの進化は⼈の仕事を奪う⼀⽅で 同時に⼈の進化を促すものであるべきである。 (`・ω・´)キリッ “ ”

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サンクスカード×AI TeamSticker チームステッカー タケダさんへ シマダより いつもヘルプありがとう。とっても助かっています。 課題 感謝を伝えるスキル向上 ≒コミュニケーションスキルの向上 ≒マネージメントスキルの向上

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サンクスカード×AI TeamSticker チームステッカー タケダさんへ シマダより 解決⽅法① ⽣成AIによる代筆 いつもヘルプありがとうございます。⽵⽥さんの⼈とは 違った視点での鋭い指摘に、いつもハッとさせられていま す。先⽇のプレゼン資料編纂では、まさかの逆張りスライ ド、という変化球を⽵⽥さんが⼊れてくれたことで、場は ⼤盛り上がりでした。これからも頼っちゃいますが、よろ しくね。

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サンクスカード×AI TeamSticker チームステッカー タケダさんへ シマダより 解決⽅法① ⽣成AIによる代筆 いつもヘルプありがとうございます。⽵⽥さんの⼈とは 違った視点での鋭い指摘に、いつもハッとさせられていま す。先⽇のプレゼン資料編纂では、まさかの逆張りスライ ド、という変化球を⽵⽥さんが⼊れてくれたことで、場は ⼤盛り上がりでした。これからも頼っちゃいますが、よろ しくね。 これではシマダさんのスキル向上には つながらないね。 なによりも、AIが書いたかと思うと、 タケダさんはうれしくないよね。 (というより、むしろ冷める、、、) 課題 感謝を伝えるスキル向上 ≒コミュニケーションスキルの向上 ≒マネージメントスキルの向上

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Before AIのサンクスカードの場合 TeamSticker チームステッカー サンクスカードを送付 内省・ふりかえり 内省やふりかえりのスキルレベルの 違いにより、ばらつきがある

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サンクスカード×AI 具体的な活⽤例 TeamSticker チームステッカー サンクスカードを送付 ⽂⾯の評価 スコアリング アドバイス 感謝/称賛スキルアップ AI活⽤範囲 内省・ふりかえり

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AIの活⽤において その使い⽅の思想ってとても⼤事 ただ便利になればいいんじゃ ないんだね!

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実際にお客様にユーザーテストをしてもらう サンクスカード を送付 ⽂⾯の評価 スコアリング アドバイス 感謝/称賛 スキルアップ INPUT 情緒的解析 ⼀貫性のある評価 納得感あるスコアと アドバイス

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ユーザーテストの反応① サンクスカード を送付 ⽂⾯の評価 スコアリング アドバイス 感謝/称賛 スキルアップ スコアリングは管理者にのみ開⽰し 本⼈には開⽰しない 理由:利⽤の阻害要因になる 顧客の声

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ユーザーテストの反応② サンクスカード を送付 ⽂⾯の評価 スコアリング アドバイス 感謝/称賛 スキルアップ アドバイスは本⼈に開⽰するが 送付後ではなく、送付前に開⽰する 理由:後から⾔われても… という 体験は嬉しくない 顧客の声

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ユースケースの⾒直し サンクスカード を作成/編集中 ⽂⾯の評価① アドバイス サンクスカード を送付 ⽂⾯の評価② スコアリング レポート 速度重視 品質重視 感謝・称賛スキルの セルフトレーニング⽀援 感謝・称賛スキルの可視化 フィードバック⽀援 マネージャー 対⼈・個別 フィードバック 利⽤者

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まとめ 1. Azure/Teamsに全振りするとナデラCEOの後ろに出るかも 2. AIの活⽤はどうしたいかの思想が⼤事 3. テクノロジー先⾏ダメ絶対。顧客ニーズ⼤事! すべての⼈が楽しくはたらける世界を ⼀緒に作っていく仲間を募集しています しらんけど