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Sansan株式会社 部署 名前 必要なのは リードであって リーダーではない Sansan技術本部 アジャイル開発におけるリーダーシップの今 技術本部 Bill One Engineering Unit 大道 龍平

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写真が入ります ⼤道 ⿓平 Sansan株式会社 技術本部 Bill One Engineering Unit 1985年3月15日 東京生まれ。 元々虚弱体質でスポーツが大の苦手だったが、一念発起して中学、高校は 古臭い体育会系の環境に飛び込み、フィジカルとメンタルを鍛え直す。大 学では経営を学び、その後IT企業へ入社。上流工程をメインとしたため、 プログラミングを本格的に始めたのは2社目に入社した29 歳の時とかなり 遅い。2022年2月にSansan株式会社に入社。 常に新しいことにチャレンジしていきたい、チャンスがあれば飛び込みた いと考えている。

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会社概要 2 社 名 Sansan株式会社 所在地 表参道本社 東京都渋谷区神宮前5-52-2 青山オーバルビル13F グループ 会社 Sansan Global PTE. LTD.(シンガポール) Sansan Corporation(アメリカ) ログミー株式会社 従業員数 1086名(2022年2月28日時点) 表参道本社 神山ラボ Sansan Innovation Lab 2007年6月11日 設⽴ 支店:大阪、名古屋 サテライトオフィス:徳島、京都、福岡、北海道、新潟 拠点 寺田 親弘 代表者

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会社概要 3 表参道本社 神山ラボ Sansan Innovation Lab

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Sansan技術本部のVision 世界のビジネスを変える、 技術者集団であれ

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目次 1. 今日のGOAL 2. Bill Oneにjoinするまで 3. Bill Oneでアジャイル開発に挑む 4. サーバントリーダーシップを解釈してみる 5. Bill One開発におけるリーダーシップ 6. 初めてのアジャイル開発で思い知ったこと

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今日のGOAL アジャイル開発がうまく進まない・・・ アジャイル開発でリーダーシップが発揮できない・・・ と感じている方々に向けて、私が経験した失敗や苦労が、 少しでもお役に立てればと思っています!

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1社⽬(22歳〜28歳) Web⾦融システムのブリッジエンジニア - 業務:上流工程 & 受け入れテスト - 開発はオフショア(インド) - 要件定義・設計・受け入れテストが主業務 - 顧客(金融機関)と開発の板挟み - PJ形態:ウォーターフォール Bill One に join するまでの歩み

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2社⽬(29歳〜37歳) Windowsアプリの開発 & SaaS⽴ち上げ - 業務:要件定義〜開発まで一通り - プレイングマネージャー - 保守サポートも開発が担当 - 自社が開発するPJ管理ツールを利用 - PJ形態:ウォーターフォール Bill One に join するまでの歩み 8

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Bill One に join するまで アジャイル開発の経験は 全くなし!!! Bill One に join するまでの歩み 9

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初めてのアジャイル開発に向けて 勉強しなければいけない! Bill One に join するまでの歩み 10

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私たちは、ソフトウェア開発の実践 あるいは実践を手助けをする活動を通じて、 よりよい開発方法を見つけだそうとしている。 この活動を通して、私たちは以下の価値に至った。 プロセスやツールよりも 個⼈と対話 を、 包括的なドキュメントよりも 動くソフトウェア を、 契約交渉よりも 顧客との協調 を、 計画に従うことよりも 変化への対応 を、価値とする。 すなわち、左記のことがらに価値があることを 認めながらも、私たちは右記のことがらにより価値をおく。 アジャイルソフトウェア開発宣⾔ 11

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写真が入ります アジャイルソフトウェア開発宣⾔ んーむずかしい

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アジャイル実務ガイド Project Management Institute 13

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アジャイル実務ガイド Project Management Institute 14 ここに書かれているリーダーシップの⼀つが サーバントリーダーシップ

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チームの力を最⼤限に発揮できるように、 チーム、メンバー、関わる⼈の要望を第⼀に考え、 全員が⼤きく成⻑できるよう協力し、 上からではなく、下、または横から支えるリーダーシップ サーバント・リーダーシップとは 15

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ファシリテート サーバント・リーダーシップの責務 16 組織の障害に対処 関わる⼈たちへの 貢献のための下準備

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サーバント・リーダーシップは⿊⼦と解釈 17

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Bill One のリーダーシップ 18 3L

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Bill One のリーダーシップ - PdL(プロダクトリード) - TL(テックリード) - ATL(アジャイルチームリード)

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Bill One のリーダーシップ(PdL) - エンジニア版PdMとして詳細仕様を決める - エンジニアの領域であるhowの部分は責務ではない - エンジニアチームにもプロダクトに対しての権限を渡す狙いがある - 技術視点だけではなく、プロダクト・事業視点を常に持つ狙いがある

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Bill One のリーダーシップ(TL) - バックエンド・インフラの相談になる - 設計・実装の最終判断は担当エンジニアが行う - 全体で合意した技術的な改善等をチーム内でリードする - チームメンバーの技術観点の育成をする - プロダクトの技術的課題に向き合う

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Bill One のリーダーシップ(ATL) - チーム全体のプロジェクトを推進する - 開発プロセスの管理を行う - 継続的にチーム運営を改善する - チームが活動するための心理的安全性を構築する

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写真が入ります Bill One のリーダーシップ ⽴ 候 補

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写真が入ります Bill One のリーダーシップ ATLに⽴候補しました (アジャイル開発やったことないのに)

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1. ルールもやり⽅も決まってない 2. 今必要なのはリーダーではなくリードだ 3. 自分達でチームを盛り上げる 4. 諦めずに常にTRYする 5. 止めるのではなく改善して継続する 初めてのアジャイル開発で思い知った5つのこと 25

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最初の気持ち 勢いのあるプロダクトだし、 PJの管理⽅法も体系的なものが あるんだろうな よし、まずはそれに従って 慣れていこう!! 1. ルールもやり⽅も決まってない

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そうじゃない!! 1. ルールもやり⽅も決まってない 27

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さまざまな要因で同じPJは存在しない - メンバー、開発する機能など - 絶対にうまくいく開発方法はないと思い知る 大事なことは継続して改善していくこと より良い成果を達成するためにチームで考える!! 今必要なのはリーダーではなくリードだ 1. ルールもやり⽅も決まってない 28

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1. ルールもやり方も決まってない 2. 今必要なのはリーダーではなくリードだ 3. 自分達でチームを盛り上げる 4. 諦めずに常にTRYする 5. 止めるのではなく改善して継続する 初めてのアジャイル開発で思い知った5つのこと 29

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最初の気持ち 勢いのあるプロダクトだし ⼒を持ったリーダーが 引っ張ってるんだろうな よし、まずはそれに従って 慣れていこう!! 2. 今必要なのはリーダーではなくリードだ

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そうじゃない!! 2. 今必要なのはリーダーではなくリードだ 31

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リーダー - チームあるいはプロダクトを良い方向へ導く存在 - 一人に責任がのしかかる場合がある リード - チームあるいはプロダクトを良い方向へ導く存在 - あくまで導く存在なのでメンバー全員が主体的に動く なぜリードが必要なのか - 責務外のタスクについて動きが鈍くなる - 改善にはメンバーの積極的な参加が必要 - 全員がリードである - ⾃分達でチームを盛り上げる 2. 今必要なのはリーダーではなくリードだ 32

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1. ルールもやり方も決まってない 2. 今必要なのはリーダーではなくリードだ 3. ⾃分達でチームを盛り上げる 4. 諦めずに常にTRYする 5. 止めるのではなく改善して継続する 初めてのアジャイル開発で思い知った5つのこと 33

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最初の気持ち 勢いのあるプロダクトだし、 既存メンバーにお任せしたほうがいいかな よし、まずはみんなに お任せして慣れていこう!! 3. ⾃分達でチームを盛り上げる

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そうじゃない!! 3. ⾃分達でチームを盛り上げる 35

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改善にはチーム全員の協力が必要 - 一人一人がリードになることも有効 - チームの目標を共有することも有効 改善は良いフィードバックから生まれる - チーム全員が課題意識を持つ - フィードバックを言える環境を作る - 否定的な発言は避ける チームから上がる課題には全力で取り組む - 諦めずに常にTRYする 3. ⾃分達でチームを盛り上げる 36

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1. ルールもやり方も決まってない 2. 今必要なのはリーダーではなくリードだ 3. 自分達でチームを盛り上げる 4. 諦めずに常にTRYする 5. 止めるのではなく改善して継続する 初めてのアジャイル開発で思い知った5つのこと 37

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最初の気持ち 勢いのあるプロダクトだし、 今の仕組みはなるべくそのままの⽅がいいな よし、開発の仕組みには 疑問を持たずに慣れていこう!! 4. 諦めずに常にTRYする

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そうじゃない!! 4. 諦めずに常にTRYする 39

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改善に向けて常に課題意識を持つことが大事 - ここから良いフィードバックが生まれる 課題に対して目を背けずTRYすることが大事 - TRYしてうまくいかなくても良い - 次の改善ポイントを見つけるチャンス - ⽌めるのではなく改善して継続する 4. 諦めずに常にTRYする 40

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1. ルールもやり方も決まってない 2. 今必要なのはリーダーではなくリードだ 3. 自分達でチームを盛り上げる 4. 諦めずに常にTRYする 5. ⽌めるのではなく改善して継続する 初めてのアジャイル開発で思い知った5つのこと 41

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最初の気持ち 勢いのあるプロダクトだし・・・ 5. ⽌めるのではなく改善して継続する

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そうじゃない!! 5. ⽌めるのではなく改善して継続する 43

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うまくいかないからといってすぐ諦めない 無理して続けるというわけではない 改善するにはどうすればいいか考えることが大事 - 振り返りをしっかり行う - すぐにPJでいい結果が出るわけではないことを理解する 改善方法もPJやさまざまな要因によって異なる - チームで向き合う - ルールもやり⽅も決まってない 5. ⽌めるのではなく改善して継続する 44

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5. ⽌めるのではなく改善して継続する 45

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1. ルールもやり方も決まってない 2. 今必要なのはリーダーではなくリードだ 3. 自分達でチームを盛り上げる 4. 諦めずに常にTRYする 5. 止めるのではなく改善して継続する 初めてのアジャイル開発で思い知った5つのこと 46

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1. ル ールもやり方も決まってない 2. い ま必要なのはリーダーではなくリードだ 3. じ 分達でチームを盛り上げる 4. あ きらめずに常にTRYする 5. や めるのではなく改善して継続する 初めてのアジャイル開発で思い知った5つのこと 47

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1. ア きらめずに常にTRYする 2. ジ 分達でチームを盛り上げる 3. ャ めるのではなく改善して継続する 4. イ ま必要なのはリーダーではなくリードだ 5. ル ールもやり方も決まってない 初めてのアジャイル開発で思い知った5つのこと 48

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今⽇のGOAL アジャイル開発がうまく進まない・・・ アジャイル開発でリーダーシップが発揮できない・・・ と感じている方々に向けて、私が経験した失敗や苦労が、 少しでもお役に立てればと思っています!

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働き⽅を変える DX

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⼤胆さと実直さ。 チャレンジ精神を胸に、⽇々技術を磨く。 想像と創造。 ユーザーの視点に⽴ち、ものづくりを追求する。 スピードとクオリティ。 最速で最善のサービスを世に送り出す。 ⼀⾒対⽴するような特性を併せ持ち、 ときにそれらを使い分けながら、進み続ける。 すべては、ビジネスに不可⽋な インフラをつくるために。 常識をひっくり返すアイデアで、 この挑戦の先頭へ。 技術本部 Statement 今⽇もどこかで、⼈と⼈、 企業と企業が出会っている。 そこにあるのは、 ビジネスを変える無数の可能性。 出会いの数だけ、私たちにできることがある。 その可能性を、カタチにする。 Sansan技術本部

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Sansan 技術本部 募集ポジション紹介 https://media.sansan-engineering.com/

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