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必要なのはリードであってリーダーではない

Sansan
October 11, 2022

 必要なのはリードであってリーダーではない

■イベント
アジャイル開発における、さまざまな立場でのリーダーシップ
https://sansan.connpass.com/event/257322/

■登壇概要
タイトル:必要なのはリードであってリーダーではない
登壇者:技術本部 Bill One Engineering Unit Smart 受領グループ 大道 龍平
金融システムPJでブリッジエンジニアを経験。プログラミングを本格的に経験したのは29歳の時。その後Bill Oneの開発エンジニアとしてSansan株式会社に入社。

▼Sansan 技術本部 募集ポジション紹介
https://media.sansan-engineering.com/

Sansan

October 11, 2022
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Transcript

  1. Sansan株式会社
    部署 名前
    必要なのは
    リードであって
    リーダーではない
    Sansan技術本部
    アジャイル開発におけるリーダーシップの今
    技術本部 Bill One Engineering Unit
    大道 龍平

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  2. 写真が入ります
    ⼤道 ⿓平
    Sansan株式会社
    技術本部 Bill One Engineering Unit
    1985年3月15日 東京生まれ。
    元々虚弱体質でスポーツが大の苦手だったが、一念発起して中学、高校は
    古臭い体育会系の環境に飛び込み、フィジカルとメンタルを鍛え直す。大
    学では経営を学び、その後IT企業へ入社。上流工程をメインとしたため、
    プログラミングを本格的に始めたのは2社目に入社した29 歳の時とかなり
    遅い。2022年2月にSansan株式会社に入社。
    常に新しいことにチャレンジしていきたい、チャンスがあれば飛び込みた
    いと考えている。

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  3. 会社概要
    2
    社 名 Sansan株式会社
    所在地 表参道本社
    東京都渋谷区神宮前5-52-2 青山オーバルビル13F
    グループ
    会社
    Sansan Global PTE. LTD.(シンガポール)
    Sansan Corporation(アメリカ)
    ログミー株式会社
    従業員数 1086名(2022年2月28日時点)
    表参道本社
    神山ラボ
    Sansan Innovation Lab
    2007年6月11日
    設⽴
    支店:大阪、名古屋
    サテライトオフィス:徳島、京都、福岡、北海道、新潟
    拠点
    寺田 親弘
    代表者

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  4. 会社概要
    3
    表参道本社
    神山ラボ
    Sansan Innovation Lab

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  5. Sansan技術本部のVision
    世界のビジネスを変える、
    技術者集団であれ

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  6. 目次
    1. 今日のGOAL
    2. Bill Oneにjoinするまで
    3. Bill Oneでアジャイル開発に挑む
    4. サーバントリーダーシップを解釈してみる
    5. Bill One開発におけるリーダーシップ
    6. 初めてのアジャイル開発で思い知ったこと

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  7. 今日のGOAL
    アジャイル開発がうまく進まない・・・
    アジャイル開発でリーダーシップが発揮できない・・・
    と感じている方々に向けて、私が経験した失敗や苦労が、
    少しでもお役に立てればと思っています!

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  8. 1社⽬(22歳〜28歳)
    Web⾦融システムのブリッジエンジニア
    - 業務:上流工程 & 受け入れテスト
    - 開発はオフショア(インド)
    - 要件定義・設計・受け入れテストが主業務
    - 顧客(金融機関)と開発の板挟み
    - PJ形態:ウォーターフォール
    Bill One に join するまでの歩み

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  9. 2社⽬(29歳〜37歳)
    Windowsアプリの開発 & SaaS⽴ち上げ
    - 業務:要件定義〜開発まで一通り
    - プレイングマネージャー
    - 保守サポートも開発が担当
    - 自社が開発するPJ管理ツールを利用
    - PJ形態:ウォーターフォール
    Bill One に join するまでの歩み
    8

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  10. Bill One に join するまで
    アジャイル開発の経験は
    全くなし!!!
    Bill One に join するまでの歩み
    9

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  11. 初めてのアジャイル開発に向けて
    勉強しなければいけない!
    Bill One に join するまでの歩み
    10

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  12. 私たちは、ソフトウェア開発の実践
    あるいは実践を手助けをする活動を通じて、
    よりよい開発方法を見つけだそうとしている。
    この活動を通して、私たちは以下の価値に至った。
    プロセスやツールよりも 個⼈と対話 を、
    包括的なドキュメントよりも 動くソフトウェア を、
    契約交渉よりも 顧客との協調 を、
    計画に従うことよりも 変化への対応 を、価値とする。
    すなわち、左記のことがらに価値があることを
    認めながらも、私たちは右記のことがらにより価値をおく。
    アジャイルソフトウェア開発宣⾔
    11

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  13. 写真が入ります
    アジャイルソフトウェア開発宣⾔
    んーむずかしい

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  14. アジャイル実務ガイド Project Management Institute
    13

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  15. アジャイル実務ガイド Project Management Institute
    14
    ここに書かれているリーダーシップの⼀つが
    サーバントリーダーシップ

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  16. チームの力を最⼤限に発揮できるように、
    チーム、メンバー、関わる⼈の要望を第⼀に考え、
    全員が⼤きく成⻑できるよう協力し、
    上からではなく、下、または横から支えるリーダーシップ
    サーバント・リーダーシップとは
    15

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  17. ファシリテート
    サーバント・リーダーシップの責務
    16
    組織の障害に対処
    関わる⼈たちへの
    貢献のための下準備

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  18. サーバント・リーダーシップは⿊⼦と解釈
    17

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  19. Bill One のリーダーシップ
    18
    3L

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  20. Bill One のリーダーシップ
    - PdL(プロダクトリード)
    - TL(テックリード)
    - ATL(アジャイルチームリード)

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  21. Bill One のリーダーシップ(PdL)
    - エンジニア版PdMとして詳細仕様を決める
    - エンジニアの領域であるhowの部分は責務ではない
    - エンジニアチームにもプロダクトに対しての権限を渡す狙いがある
    - 技術視点だけではなく、プロダクト・事業視点を常に持つ狙いがある

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  22. Bill One のリーダーシップ(TL)
    - バックエンド・インフラの相談になる
    - 設計・実装の最終判断は担当エンジニアが行う
    - 全体で合意した技術的な改善等をチーム内でリードする
    - チームメンバーの技術観点の育成をする
    - プロダクトの技術的課題に向き合う

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  23. Bill One のリーダーシップ(ATL)
    - チーム全体のプロジェクトを推進する
    - 開発プロセスの管理を行う
    - 継続的にチーム運営を改善する
    - チームが活動するための心理的安全性を構築する

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  24. 写真が入ります
    Bill One のリーダーシップ
    ⽴ 候 補

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  25. 写真が入ります
    Bill One のリーダーシップ
    ATLに⽴候補しました
    (アジャイル開発やったことないのに)

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  26. 1. ルールもやり⽅も決まってない
    2. 今必要なのはリーダーではなくリードだ
    3. 自分達でチームを盛り上げる
    4. 諦めずに常にTRYする
    5. 止めるのではなく改善して継続する
    初めてのアジャイル開発で思い知った5つのこと
    25

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  27. 最初の気持ち
    勢いのあるプロダクトだし、
    PJの管理⽅法も体系的なものが
    あるんだろうな
    よし、まずはそれに従って
    慣れていこう!!
    1. ルールもやり⽅も決まってない

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  28. そうじゃない!!
    1. ルールもやり⽅も決まってない
    27

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  29. さまざまな要因で同じPJは存在しない
    - メンバー、開発する機能など
    - 絶対にうまくいく開発方法はないと思い知る
    大事なことは継続して改善していくこと
    より良い成果を達成するためにチームで考える!!
    今必要なのはリーダーではなくリードだ
    1. ルールもやり⽅も決まってない
    28

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  30. 1. ルールもやり方も決まってない
    2. 今必要なのはリーダーではなくリードだ
    3. 自分達でチームを盛り上げる
    4. 諦めずに常にTRYする
    5. 止めるのではなく改善して継続する
    初めてのアジャイル開発で思い知った5つのこと
    29

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  31. 最初の気持ち
    勢いのあるプロダクトだし
    ⼒を持ったリーダーが
    引っ張ってるんだろうな
    よし、まずはそれに従って
    慣れていこう!!
    2. 今必要なのはリーダーではなくリードだ

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  32. そうじゃない!!
    2. 今必要なのはリーダーではなくリードだ
    31

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  33. リーダー
    - チームあるいはプロダクトを良い方向へ導く存在
    - 一人に責任がのしかかる場合がある
    リード
    - チームあるいはプロダクトを良い方向へ導く存在
    - あくまで導く存在なのでメンバー全員が主体的に動く
    なぜリードが必要なのか
    - 責務外のタスクについて動きが鈍くなる
    - 改善にはメンバーの積極的な参加が必要
    - 全員がリードである
    - ⾃分達でチームを盛り上げる
    2. 今必要なのはリーダーではなくリードだ
    32

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  34. 1. ルールもやり方も決まってない
    2. 今必要なのはリーダーではなくリードだ
    3. ⾃分達でチームを盛り上げる
    4. 諦めずに常にTRYする
    5. 止めるのではなく改善して継続する
    初めてのアジャイル開発で思い知った5つのこと
    33

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  35. 最初の気持ち
    勢いのあるプロダクトだし、
    既存メンバーにお任せしたほうがいいかな
    よし、まずはみんなに
    お任せして慣れていこう!!
    3. ⾃分達でチームを盛り上げる

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  36. そうじゃない!!
    3. ⾃分達でチームを盛り上げる
    35

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  37. 改善にはチーム全員の協力が必要
    - 一人一人がリードになることも有効
    - チームの目標を共有することも有効
    改善は良いフィードバックから生まれる
    - チーム全員が課題意識を持つ
    - フィードバックを言える環境を作る
    - 否定的な発言は避ける
    チームから上がる課題には全力で取り組む
    - 諦めずに常にTRYする
    3. ⾃分達でチームを盛り上げる
    36

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  38. 1. ルールもやり方も決まってない
    2. 今必要なのはリーダーではなくリードだ
    3. 自分達でチームを盛り上げる
    4. 諦めずに常にTRYする
    5. 止めるのではなく改善して継続する
    初めてのアジャイル開発で思い知った5つのこと
    37

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  39. 最初の気持ち
    勢いのあるプロダクトだし、
    今の仕組みはなるべくそのままの⽅がいいな
    よし、開発の仕組みには
    疑問を持たずに慣れていこう!!
    4. 諦めずに常にTRYする

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  40. そうじゃない!!
    4. 諦めずに常にTRYする
    39

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  41. 改善に向けて常に課題意識を持つことが大事
    - ここから良いフィードバックが生まれる
    課題に対して目を背けずTRYすることが大事
    - TRYしてうまくいかなくても良い
    - 次の改善ポイントを見つけるチャンス
    - ⽌めるのではなく改善して継続する
    4. 諦めずに常にTRYする
    40

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  42. 1. ルールもやり方も決まってない
    2. 今必要なのはリーダーではなくリードだ
    3. 自分達でチームを盛り上げる
    4. 諦めずに常にTRYする
    5. ⽌めるのではなく改善して継続する
    初めてのアジャイル開発で思い知った5つのこと
    41

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  43. 最初の気持ち
    勢いのあるプロダクトだし・・・
    5. ⽌めるのではなく改善して継続する

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  44. そうじゃない!!
    5. ⽌めるのではなく改善して継続する
    43

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  45. うまくいかないからといってすぐ諦めない
    無理して続けるというわけではない
    改善するにはどうすればいいか考えることが大事
    - 振り返りをしっかり行う
    - すぐにPJでいい結果が出るわけではないことを理解する
    改善方法もPJやさまざまな要因によって異なる
    - チームで向き合う
    - ルールもやり⽅も決まってない
    5. ⽌めるのではなく改善して継続する
    44

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  46. 5. ⽌めるのではなく改善して継続する
    45

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  47. 1. ルールもやり方も決まってない
    2. 今必要なのはリーダーではなくリードだ
    3. 自分達でチームを盛り上げる
    4. 諦めずに常にTRYする
    5. 止めるのではなく改善して継続する
    初めてのアジャイル開発で思い知った5つのこと
    46

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  48. 1. ル ールもやり方も決まってない
    2. い ま必要なのはリーダーではなくリードだ
    3. じ 分達でチームを盛り上げる
    4. あ きらめずに常にTRYする
    5. や めるのではなく改善して継続する
    初めてのアジャイル開発で思い知った5つのこと
    47

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  49. 1. ア きらめずに常にTRYする
    2. ジ 分達でチームを盛り上げる
    3. ャ めるのではなく改善して継続する
    4. イ ま必要なのはリーダーではなくリードだ
    5. ル ールもやり方も決まってない
    初めてのアジャイル開発で思い知った5つのこと
    48

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  50. 今⽇のGOAL
    アジャイル開発がうまく進まない・・・
    アジャイル開発でリーダーシップが発揮できない・・・
    と感じている方々に向けて、私が経験した失敗や苦労が、
    少しでもお役に立てればと思っています!

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  51. 働き⽅を変える
    DX

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  52. ⼤胆さと実直さ。
    チャレンジ精神を胸に、⽇々技術を磨く。
    想像と創造。
    ユーザーの視点に⽴ち、ものづくりを追求する。
    スピードとクオリティ。
    最速で最善のサービスを世に送り出す。
    ⼀⾒対⽴するような特性を併せ持ち、
    ときにそれらを使い分けながら、進み続ける。
    すべては、ビジネスに不可⽋な
    インフラをつくるために。
    常識をひっくり返すアイデアで、
    この挑戦の先頭へ。
    技術本部 Statement
    今⽇もどこかで、⼈と⼈、
    企業と企業が出会っている。
    そこにあるのは、
    ビジネスを変える無数の可能性。
    出会いの数だけ、私たちにできることがある。
    その可能性を、カタチにする。
    Sansan技術本部

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  53. Sansan 技術本部
    募集ポジション紹介
    https://media.sansan-engineering.com/

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