プロダクトで世の中を変える技術
by
freee
Link
Embed
Share
Beginning
This slide
Copy link URL
Copy link URL
Copy iframe embed code
Copy iframe embed code
Copy javascript embed code
Copy javascript embed code
Share
Tweet
Share
Tweet
Slide 1
Slide 1 text
プロダクトで世の中を変える技術 2021.12.8 freee 共同創業者CTO 横路 隆
Slide 2
Slide 2 text
島根県出身。実家はお菓子屋さん 学生時代の専門はコンピュータサイエンス 2010年、新卒で組込みエンジニア@Sony 2012年、freee株式会社を共同創業 現在はCTOとして主に技術戦略を担当 Ryu Yokoji 横路 隆 freee株式会社 共同創業者 CTO
Slide 3
Slide 3 text
1. freeeについて 2. freeeの創業ストーリー 3. CTOの役割と仕事 4. freeeの成長を支えてきた技術 5. freeeが描くビジョン 6. 今日のまとめ 目次
Slide 4
Slide 4 text
1. freeeについて
Slide 5
Slide 5 text
5 中小企業は日本企業の 99.7% ※出典:中小企業庁 2014 中小企業 99.7% 大企業 0.3%
Slide 6
Slide 6 text
日本の労働生産性は先進7カ国中最下位 米国 ドイツ フランス イタリア 英国 カナダ 日本 最下位 労働生産性国際比較 単位:購買力平価換算 USドル 出典:労働生産性の国際比較 2017 年版 公益財団法人 日本生産性本部
Slide 7
Slide 7 text
クラウド化も進まず、IT投資の原資も乏しい中小企業… 大企業…世界との差は開くばかり 最下位の主因は、中小企業の生産性の低さ 7 出典:2017年版中小企業白書 ※大企業とは資本金10億円以上、中小企業とは資本金1億円未満の企業 大企業 付加価値額 1,307万円/人 中小企業 付加価値額 558万円/人
Slide 8
Slide 8 text
中小企業のクラウド化には大きな余地 37% 77% 中小企業 クラウド普及率 大企業 クラウド普及率 中小企業におけるクラウドサービス普及率は大企業と比べ大きな差がある 出典: 平成27年度 通信利用動向調査 ※大企業とは資本金 10億円以上、中小企業とは資本金 1億円未満の企業
Slide 9
Slide 9 text
9 freeeはこの非効率を テクノロジーで解決
Slide 10
Slide 10 text
創業からIPOまで、バックオフィス領域における中小企業活性化のためのサービスを一気通貫で提供 ❂ 納税する ↗ 育てる ↻ 運営する ✩ はじめる 会社設立 freee 開業 freee クラウド会計ソフト freee 人事労務 freee (マイナンバー管理 freee 含む) クラウド申告 freee スモールビジネス向けの統合クラウドERP
Slide 11
Slide 11 text
11 ※(1)2021年9月末時点の有料課金ユーザー数。有料課金ユーザー企業数には個人事業主を含む。またfreeeグループ全体で集計。 2019年 6月期 2020年 6月期 2017年 6月期 2018年 6月期 2021年 9月末 有料課金ユーザー 企業数(件) ユーザー基盤拡大に向けた取り組み 有料課金ユーザー企業数(1)は 31万に 313,206 8.5万 11.6万 16万 22.4万 31.3万
Slide 12
Slide 12 text
12 従業員数 572人 「働きがいのある会社」 ベストカンパニートップ10に 7年連続でラインクイン ※2021年6月時点
Slide 13
Slide 13 text
13 freee会社設立数累計 20,000社 以上
Slide 14
Slide 14 text
14 パブリックAPIによる拡張性/freeeアプリストア アプリストア 掲載数(1) 129件 POSレジ チャットツール Google 決済 PayPal BASE ラクス 販売管理 Square Slack Stripe SmartHR 人事マスタ連携 リクルート PoSレジ Salesforce 販売管理 ラクスル IT/SaaS管理 注: 1. 2021年12月末時点 グループウェア 決済 EC IT/SaaS管理 マネーフォワード
Slide 15
Slide 15 text
15 金融機関との連携 33の金融機関と業務提携 118の銀行 966のその他金融機関(信金、労金、信組、JAバンク等) 契約数ベースでは118の銀行・1035のその他金融機関 (信金、労金、信組、JAバンク等) 計 1084社 と API連携 1153社の銀行・ その他金融機関とAPI契約締結済み
Slide 16
Slide 16 text
16 規模やニーズに応じた最適な業務効率化機能群を単 一システムで提供 創業から上場まであらゆるビジネスステージを網羅 創業期 拡大期 上場企業 IPO準備企業 個人事業主 freee会計 freee会社設立 freee人事労務
Slide 17
Slide 17 text
17 タグを活用したレポート分析で、経営改善のヒントを発見 会計処理時間は4分の1に 阿部梨園 様
Slide 18
Slide 18 text
※生花店を営む「株式会社BOTANIC様」の感想(freeeユーザーインタビューより) 売上も4期連続増収 バックオフィス業務 1 20
Slide 19
Slide 19 text
19 業務効率化を図ったスーパーリセットを機に経理部門を立て直し freee導入で月間70時間の削減 GMOペパボ株式会社
Slide 20
Slide 20 text
20 事業部門と管理部門両輪で進む企業を目指して 上場半年前に会計ソフトをfreeeに変更 ソウルドアウト株式会社様
Slide 21
Slide 21 text
21 グループ会社へのfreee導入を皮切りに グループ全体の経理業務刷新を目指す 野村ホールディングス株式会社 様 株式会社N-Village 様
Slide 22
Slide 22 text
22 大女将含め4人で担当していた業務がアルバイト1人でまかなえるように 人件費を削減し経営の見える化も実現 株式会社陣屋様
Slide 23
Slide 23 text
23 freeeを使えば 時間創出だけじゃない 収益も創出する
Slide 24
Slide 24 text
2. freeeの創業ストーリー
Slide 25
Slide 25 text
我々は 経済活動のログを 整理し尽くす SMBこそが イノベーションの担い手 成熟社会では イノベーションだけが 社会を前に進められる SMBはネットワークで より強くなる 2012年7月 CEO佐々木と出会い、CFO株式会社を創業
Slide 26
Slide 26 text
26 銀行のデータから自動で帳簿をつけるというアイデア ○ とにかく力技でまずやってみた。個人名義の口座をつくりまくって対応金融機関を増やした 初めてコミットされたソースコード
Slide 27
Slide 27 text
27 Table スライド内の表組みはこちらをベースに作成してください。 マンションの一室から開発をスタート
Slide 28
Slide 28 text
28 Table スライド内の表組みはこちらをベースに作成してください。 当時のメンバーはいまでも全員要職について会社を支えている。 これは珍しいこと。
Slide 29
Slide 29 text
3. CTOの役割と仕事 〜横路はいかにfreeeに関わってきたか〜
Slide 30
Slide 30 text
CTO = Chief Technology Officer 30 ● 経営陣の中でいちばん技術に貢献するひと ○ 重要な経営課題に、技術視点でなんでも取り組む ● CIO(= Chief Information Officer)との違い ○ 業界・業種によって役割の境界線はまちまち ○ ITプロダクトをもつ企業では、CTOが製品・事業寄り、CIOが 社内業務システム寄りを分担して持つことが多い
Slide 31
Slide 31 text
CTOの役割は、一般的に会社によって大きく異なる 31 ● 会社のフェーズ ○ 〜10人、〜30人、〜100人、〜300人、... ● ビジネスモデルと競争力の源泉 ○ 何で突き抜ける会社か? Product, Engineering, Sales, ... ● 個人の適性 ○ 何が得意か?何に興味があるか?技術、人、事業、...
Slide 32
Slide 32 text
freeeの成長に合わせて、私の役割も大きく変化 32 ● 〜10人 ○ コードを書いてプロダクトを世に出すテックリード ● 〜30人 ○ インフラ、アグリゲーションチームの立ち上げ ● 〜100人 ○ セキュリティ、社内システム、QAチームの立ち上げ ● 〜300人(現在) ○ 技術戦略に軸足を置きつつ、求められる役割は一気に多様化 ● やってこなかったこと ○ 人事評価制度づくり、大きな組織の指揮官
Slide 33
Slide 33 text
freeeはプロダクトで突き抜けたい企業 エンジニアリングカンパニー プロダクトカンパニー マーケティングカンパニー セールスカンパニー
Slide 34
Slide 34 text
プロダクトドリブンな企業のCTOの役割 34 ● 組織 ○ 技術者中心のチームマネジメント。開発組織の成果を最大化する ● リーダーシップ ○ 全社戦略に技術観点から貢献。作る/買う/提携するの意思決定を支援 ● 市場投入 ○ 高品質で迅速なプロダクト開発とリリースで、競合に負けない ● アーキテクチャ ○ ビジネスに必要な拡張性、信頼性、セキュリティ、性能を担保する ● 製品発見 ○ 技術によるイノベーションの機会創出 ● エバンジェリズム ○ 広報担当として、開発者・提携先・顧客のコミュニティを盛り上げる ※出典:マーティ・ケイガン(2019)『INSPIRED 熱狂させる製品を生み出すプロダクトマネジメント』
Slide 35
Slide 35 text
3. freeeの成長を支えてきた技術
Slide 36
Slide 36 text
freeeの強みは、よいプロダクトを生み続ける仕組み 36 ● freee独自の価値の追求 ○ スモールビジネスを変えるというプロダクトビジョン ○ 徹底的にユーザ価値を追求する組織文化 ● 市場のベストプラクティスの実践 ○ リーンスタートアップ ○ SaaSのビジネスモデル ○ Webエンジニアリング こちらの話をします アートの世界 サイエンス、エンジニ アリングの世界
Slide 37
Slide 37 text
37 プロダクトビジョンありきの技術戦略 CTOのミッションは、プロダクトとビジネスの障害を取り除き技術で可能性を広げること。 そのために、プロダクト&事業戦略に沿った技術ビジョン・ロードマップを考えて実行する
Slide 38
Slide 38 text
freeeでは「仮説検証が速くて、売れる・使われるプロダクトがどんどん出る」を競争力にすべ く、開発プロセスに沿ったバリューチェーンを考えている プロダクトで勝つための技術仮説 企画 (プロダクト企画) 作る (プロダクト開発) 売る (セールス&マーケ) 使われる (オンボード&サクセス) ①ユーザ課題を深く突いた 高精度な企画ができる ②同じ企画なら競合より高速・高品質 に作成・提供できる ③どんなユーザがどんな価値を 感じたらプロダクトを買い、 使い続けてくれるか分かる ④プロダクトの仮説検証・改善サイクルが速い ⑤プロダクト起点で事業や組織が 大規模化しても、このサイクルのスピードや プロダクト品質が落ちない。むしろ上がる ⑧市場動向や既存資産を 踏まえ、最適な課題解決 オプションを選べる データ ⑥正確でリアルタイムな 使えるデータが貯まる プロダクト 基盤 ⑦プロダクト関連の資産と 負債を適切に管理できる
Slide 39
Slide 39 text
39 freeeの成長と技術投資の変遷 2012 2013 2014 2015 2016 2017 100 50 75 25 会計 会社設立 人事労務 マイナンバー 開業 申告 freeeカード 2018 プロダクト リリース エンジニア数(人) CS部門 立ち上げ 営業部門 立ち上げ 中堅企業までターゲットを拡大 開発者 100人超え 開発チーム 体制整備 フロアが 分かれる アプリストア プロダクトとチームの成長 技術投資の領域 フェーズ1:顧客と市場に刺さるプロダクトをつくる フェーズ2:高付加価値で使われ続けるプロダクトをつくり、効率よく売る フェーズ3:開発組織のスケールアウト
Slide 40
Slide 40 text
顧客と市場に刺さるプロダクトを見つけるために、試行錯誤する。 基本はリーンスタートアップを丁寧に実践。コア機能の磨き込みに集中。 フェーズ1:プロダクトマーケットフィットへの到達 企画 (プロダクト企画) 作る (プロダクト開発) 売る (マーケ) 使われる (サポート) 【コア価値以外の開発運用は出来るだけ手を抜く】 ・基本は内製せず、SaaS, PaaSを使いたおす 最低限のプロダクト分析ダッシュボード 【とにかくコア機能の価値確立にフォーカス】 ・freeeの場合は、金融機関の自動明細取込&自動仕訳 ・グレーゾーンを先頭でやりきったことで、後に規制が入ったと きにそれが競争優位性になった
Slide 41
Slide 41 text
リーンスタートアップの考え方 41 ● 目指す世界と顧客が求めているもののギャップを埋める方法論 ● 短くて高速なイテレーションを回して体系的にテストする 目指す世界 現在 顧客が求めて いるもの 迷走しているうちに資金 が尽きて失敗 こまめな方向修正で 失敗の確率を下げる 交わる領域がない 可能性もある
Slide 42
Slide 42 text
freeeは最初のリリースでリーンな開発に失敗した 42 ● 最初の一歩が大きすぎて、最初の商機である2012年度の確定申告を逃した
Slide 43
Slide 43 text
高付加価値で使われ続けるプロダクトをつくり、効率よく売る。 アプリ開発はスピードを最優先しつつ、ビジネスオペレーションを一気に整備する。 フェーズ2:ユニットエコノミクスの追求 企画 (プロダクト企画) 作る (プロダクト開発) 売る (マーケ・セールス) 使われる (サポート・サクセス) 【データドリブンなセールス・カスタマーサクセス】 ・顧客の行動ログをビジネスオペレーションに活用 ・顧客がどんな機能を使うと売れる・使い続けるのか? 売上やビジネスKPIをリアルタイム・正確に追え るダッシュボード 【機能を揃えるスピード最優先】 ・新しいセグメント向けの機能を作りまくる ・技術的負債の蓄積はある程度許容する
Slide 44
Slide 44 text
SaaSのビジネスモデルとレバー ● 新規顧客あたりの売上規模を伸ばすことで、初期投資は嵩むが 後の売上と利益を飛躍的に伸ばせる。freeeは個人事業主から IPO準備企業までセグメントを拡大しにいった ● 年次がたつほど、新規顧客より既存顧客からの売上が大きくな る。離脱防止・アップ/クロスセル・プライシングで 売上を飛躍的に伸ばせる
Slide 45
Slide 45 text
顧客行動を詳しく追跡して、最適なアクションをとる 45 ● セグメントやプロダクト毎に購入や継続利用に繋がるアクションを特定して、 自動・半自動で実行する 認知 興味 検索 比較検討 購入 継続利用 オンライン広告 Webサイト 資料 ダウンロード オンライン セミナー 営業 導入サポート 定着サポート 自社メディア 情報提供メール 顧客DB ※参考:福田康隆 (2019)『THE MODEL』 プロダクト群 アクティビティログ
Slide 46
Slide 46 text
データドリブンな目標設定と意思決定 46 ● 非開発者もSQLを叩いてプロダクトやビジネスの進捗をトラッキング
Slide 47
Slide 47 text
プロダクトポートフォリオを考慮したアーキテクチャ、資産/負債のコントロール、 エンジニアを数百名以上にスケールさせるための基盤投資 フェーズ3:開発組織のスケーラビリティに投資 企画 (プロダクト企画) 作る (プロダクト開発) 売る (セールス&マーケ) 使われる (オンボード&サクセス) プロダクト起点で事業や組織が大規模化しても、 このサイクルのスピードやプロダクト品質が落ちない ⑧市場動向や既存資産を 踏まえ、最適な課題解決 オプションを選べる データ ⑥正確でリアルタイムな 使えるデータが貯まる プロダクト 基盤
Slide 48
Slide 48 text
組織の成果を上げる開発プラクティスは、科学実証が進む 48 ● 例えば、疎結合なアーキテクチャ&チーム、継続的な自動デリバリーを実践している組織 のパフォーマンスが高いことが分かってきている。 ※出典:フォースグレン ,ニコール (2018)『LeanとDevOpsの科学』 開発プラクティスが組織パフォーマンスに与える影響のバリューチェーン
Slide 49
Slide 49 text
適切な基盤投資で、開発組織の生産性は大幅に上げられる 49 ● 開発者が100人を超えるあたりから、テコが大きく効くようになる ● 疎結合なアーキテクチャ&チーム、継続的な自動デリバリー(CI/CD)が鍵 ※出典:フォースグレン ,ニコール (2018)『LeanとDevOpsの科学』
Slide 50
Slide 50 text
マイクロサービスは組織拡大のためのプラクティス 50 プレゼンテーション ビジネスロジック 永続化 コンポーネント コンポーネント コンポーネント コンポーネント コンポーネント コンポーネント コンポーネント コンポーネント コンポーネント 機能A 機能B 機能A 機能B 機能C オーケストレーション モジュール モジュール モジュール モジュール モジュール モジュール モジュール モジュール モジュール ● アーキテクチャとチームが疎結合だから、事業変化に合わせ特定機能を磨きやすい
Slide 51
Slide 51 text
マイクロサービスのメリット ● 機能毎のカプセル化が強制され、独立したテスト・デプロイや技術選択が出来るため、 他の機能に干渉されず、機能進化の仮説検証をすばやく繰り返せる 機能A 機能B オーケストレーション モジュール モジュール モジュール モジュール モジュール モジュール 機能Bは、公開インタフェース以外に機 能Aへの影響を考えなくてよい インタフェースが公開されていて テストが通っていれば、機能毎に 別の言語、別のFWで実装されて いてもOK。新技術導入も楽に。 機能Bは独立してデプロイ出来るので、 チーム間のコミュニケーションコストや リリース出来ないリスク、サービス全体が死ぬ リスクは減らしやすい
Slide 52
Slide 52 text
マイクロサービスのデメリット ● システムが複雑化し、継続的インテグレーションやサービス間の共通基盤に大きな投資 が必要。また機能間のサイロ化や無秩序な技術選択が起こりやすい 機能A 機能B オーケストレーション モジュール モジュール モジュール モジュール モジュール モジュール どこでサービスを分割するか?の 判断は非常に難しい。 あまりに無秩序に言語やFWが 増えると、人材の流動性が低下し ノウハウの移転も起こりにくく。 システム全体で何が起こっているか 格段にわかりづらくなる
Slide 53
Slide 53 text
CI/CD:テスト環境の自動構築 ● GitHubにソースコードをあげるときに、マイクロサービスまで含めてWebから 触れる環境をAWSクラウド上で自動で構築するオプションを用意している。 GitHub AWS Pull Request 通知サービス サーバレス関数 Webサーバ コンテナリポジトリ 1.Push 2.Webhook 3.スクリプト実行 4.Webサーバ起動 5.マイクロサービス 取得&起動 6.確認&レビュー 開発担当 QA ビジネス担当 7.フィードバック
Slide 54
Slide 54 text
CI/CD:高速な自動テスト・リリース&ロールバック ● 開発時のユニットテストやLintは、GitHubのPull Requestをフックに自動実行。 リリース時の人・BotとのコミュニケーションはすべてSlack起点で管理。
Slide 55
Slide 55 text
CI/CD:コマンドひとつで開発環境構築 スクリプトを叩くと、必要なコードやバイナリがダウンロードされ、依存ソフトウェアのインス トール、データベースの設定、デモデータの投入が自動で完了。 マイクロサービスが増えるとローカル環境ですべてのサービスを起動するのが困難になる ため、現在はクラウド開発環境を構築中。 $bash <(curl -sSL https://xxx.amazonaws.com/freee-deploy/ansible-developers/setup.sh)
Slide 56
Slide 56 text
5. freeeが描くビジョン
Slide 57
Slide 57 text
57 だれもが自由に経営できる 統合型経営プラットフォーム。 だれもが自由に自然体で経営できる環境をつくるために、「統合型経営プラットフォーム」を開発・提供します。 バックオフィス業務を統合することで、自動化と業務全体の効率化。さらに経営全体を可視化することで、 これまでにないスマートかつ最適なアクションまで実行できるプラットフォームへと進化させていきます。 また外部サービスとも連携したオープンプラットフォームとして、多様なビジネスニーズに対応。 ユーザーネットワークの中における相互取引の活性化も強化していきます。 プラットフォームの提供のみならず、スモールビジネスに携わる人の環境そのものを より良くしていく取り組みを行うことで、世の中の変化を促します。 Vision
Slide 58
Slide 58 text
多様なビジネスニーズに応えるオープンプラットフォーム
Slide 59
Slide 59 text
ユーザー同士のネットワークを拡大 取引を活性化
Slide 60
Slide 60 text
6. 今日のまとめ
Slide 61
Slide 61 text
SaaSプロダクトで世の中を変える技術 61 それは、プロダクトとビジネスの高速な仮説検証を支える体系的な方法論 アートの世界 サイエンス、エンジニ アリングの世界 ● 独自価値の追求 ○ プロダクトビジョン ○ 組織文化 ● 市場のベストプラクティスの実践 ○ リーンスタートアップ ○ SaaSのビジネスモデル ○ Webエンジニアリング
Slide 62
Slide 62 text
62 スモールビジネスを、世界の主役に。 62