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西馬 一郎 @beppu01 #JBUG(Japan Backlog User Group) 2020年6月3日 DevRel Meetup in Tokyo #52 #devreljp オンラインカンファレンスと 2つの異なるチームビルディング 「Backlog World 2020 re:Union」 #JBUG

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JBUGコミュニティから来ました(西馬 一郎) 西からきた馬ヅラの男 Backlog World 2020 運営委員長 日経電子のバーーンの 中の人 DevRel、技術広報 エンジニア採用、サウナ @beppu01 #JBUG #devreljp #JBUG

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きょうお話したいこと オンラインカンファレンスのプロジェクトマネジメント コミュニティを越えた知見の共有 オンライン時代のコミュニティのあり方 #JBUG

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1. JBUGコミュニティ 2. Backlog World 2020 re:Unionオンライン 3. 完全オンラインとリハーサル重要性 4. オンライン時代のコミュニティのあり方 目次 #JBUG

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1. 複数のメンバーで目標を期日までに達成する 2. チームで物事を進めていく 小難しく感じますが、仕事をうまく回すための手法 この旗を立てるのがPM(プロジェクトマネージャー) プロジェクトマネジメント #JBUG JBUGコミュニティの紹介

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1. プロジェクトマネジメントの民主化 身近なものにする 2. より「働くを楽しくする」を実現 社会や職場の生産性の向上 ※ツールにとどまらない幅広いテーマを扱う ※全国12拠点でコミュニティ主催の勉強会 JBUGコミュニティのビジョン #JBUG JBUGコミュニティの紹介

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1. 期日までに目的を果たすのが仕事 1. プロジェクトマネジメントはプロマネだけのモノではない 2. メンバー1人1人にもPM仕事の進め方知っておいてもらう 2. プロジェクトマネージャーは孤独なので共に学ぶ 1. チームビルディング プロジェクトマネージャーにとってプロジェクト #JBUG JBUGコミュニティの紹介

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1. 「プロジェクトマネジメントの民主化」ビジョンを実現するために JBUGを展開 2. 全国12拠点で活動 3. 幅広いテーマ 1. チームビルディング 2. 組織のマネジメント 3. ファシリテーション 4. Backlog オフライン JBUGの活動と展開 #JBUG JBUGコミュニティの紹介

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1. JBUGコミュニティ 2. Backlog World 2020 re:Union オンライン 3. 完全オンラインとリハーサル重要性 4. オンライン時代のコミュニティのあり方 目次 #JBUG

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4月18日 オンライン 開催 #JBUG JBUGコミュニティの紹介 Backlog World 2020テーマはONE 学びを得て第1歩を踏み出す、1つになる 2月29日 オフライン 開催中止

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オンライン(中止)とオフライン 両方やった運営委員長 新型コロナウイルスの影響拡大 #JBUG

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喪失感、無力感がありましたが 多数のみなさまの励まし 励ましが我々の力水に 逆境にひるまず、ピンチをチャンスに 中止決定をして以降 #JBUG

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1. 1つのイベント2つのやり方 2. 1つのイベント2つのチーム 3. オフライン・オンラインどちらも素晴らしいチーム・仲間 新型コロナウイルスの影響拡大防止 #JBUG

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1. 2月17日、中止の決定。18日アナウンス 2. 2月25日、「PMなら押さえておきたいクラウドサービス勉強会」 でオンライン登壇を初経験 3. 2月28日、Backlog ファンによるオンラインで話す会 メガネさん 4. 3月16日、キックオフ 日程とオンライン開催決める 5. 4月7日、緊急事態宣言 6. 4月9日、運営会議でオンラインの形式決める 7. 4月18日、Backlog World 2020 re:Union開催本番 中止にしてからの動き #JBUG

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1. より深刻さを増す感染拡大防止策のアナウンス 1. 移動に制限、会えない 2. 緊急事態制限 2. プロジェクト、チーム運営はより慎重・厳しい方向で考える 1. 常に複数の対応策を検討 2. 集まらない、移動しない、外出しない 3. 「命と健康を守る」 日々変わる感染拡大の防止策 #JBUG

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1. リスクに対応 2. 変化に対応 困難を乗り越え、実現したいという想い 前例踏襲ができないプロジェクト運営 #JBUG

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配信の方式 完全オンライン 運営メンバー 自宅 登壇者 自宅 自宅 参加者 自宅 配信メンバー 自宅 3密避ける 外出しない

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1. 当日のオンライン配信のやり方も3通り検討 2. 感染拡大の影響により変わってくる 実現したいという熱量と冷静なリスクマネジメント 複数の想定とリスクマネジメント #JBUG 当日の運営 一番厳しい 中くらい 緩い 運営メンバー 完全オンライン 配信に関わる3~ 4人だけ集まる 東京近郊在住のメ ンバーは集まる 登壇者 完全オンライン 東京近郊のメン バーだけ集まる 全員配信拠点に集 まる 参加者 オンライン視聴 オンライン視聴 オンライン視聴

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1. 2/29の現地開催で準備していたものを引き継ぐ コンテンツ、登壇者、運営Tシャツ 2. 再結集 30人→11人 3. プログラム再編成 複数トラック→単一 4. 配信ノウハウはないので、天神放送局さんに依頼 オンライン切り替えの骨格 #JBUG

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1. 天神放送局様のサポート 2. 「ライブ配信で機会格差を無くす」 3. 松井さま、新藤さまの協力 天神放送局さん #JBUG

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Backlog World 2020の場合の比較 #JBUG オフライン(中止) オンライン 参加申し込み 約200人 開催10日前 634人 イベント時間 8時間 約5時間 場 東京大崎ブライトコア You Tube 参加費 有料 無料 イベント申し込み eventwave connpass 登壇者数 30弱 10人 リハーサル 当日のみ 4-5回

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Backlog World 2020の場合の比較 #JBUG 主観的な比較あり オフライン(中止) オンライン 運営メンバー 30人 11人 準備期間 9ヶ月 1ヶ月 立ち上げ 順序立てて段階的に 垂直立ち上げ 進め方 ウォーターフォール型 アジャイル型 決定方式 事務局たたき台方式 みんなで決める方式 定例会 全体月1回、事務局月1 週2回 チームの担当範囲 キッチリ ゆるい

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Backlog World 2020の場合の比較 #JBUG 主観的な比較あり オフライン(中止) オンライン チャットやり取り 疎 密 会議の後の懇親会 居酒屋 Zoom呑み 会議の開始時刻 19:30 (約1時間) 21:30 (2時間) スタイル 事務局主導 提案型 フラット 自律型 抜け漏れ 少ない 多い カバー助け合い 少ない 多い 不確定要素 少ない 多い

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1. オフライン開催に向けた活動があったのでオンラインでできた 1. 人間関係の構築 2. テーマやコンテンツ 3. コミュニティのビジョン 2. 運営ミーティングは必ず事前にアジェンダを作った 3. ルールの利用 Backlogとtypetalkを使う 一貫性 #JBUG

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1. 発明ではないか Journeymanさん発案 出た時の反応がすごかった 2. リアルタイムにツイートを流す 3. 熱量の表現 オンライン配信の1つのカタチ #JBUG

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気持ちの切り替え #JBUG

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ONE チームで一丸となる プロジェクトマネジメントの学びを得て、第1歩を踏み出す 運営・登壇者・参加者その「場」にいる人たち、コミュニティが1つに re:Union 熱い思いを持った運営メンバーの再会、チーム再結成 中止になったイベントを諦めない「再」開催 あらためてテーマとイベント名 #JBUG

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以下の既成概念は崩れました 1. 熱気はオフライン(会場)で感じるもの 2. イベントは現地が基本、来れた人のもの 3. 出会いは現地でリアルが基本 4. 登壇で相手の反応がわからない オンライン配信の成果 #JBUG

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1. JBUGコミュニティ 2. Backlog World 2020 re:Union オンライン 3. 完全オンラインとリハーサル重要性 4. オンライン時代のコミュニティのあり方 目次 #JBUG

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1. それぞれ別拠点なので、合図や気配が全くわからない 2. 運営メンバーと登壇者のやり取り 3. 運営メンバーと配信メンバーのやり取り 完全オンラインの難しさ #JBUG

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完全オンラインの難しさ 運営メンバー 自宅 登壇者 自宅 自宅 参加者 自宅 配信メンバー 自宅 3密避ける 外出しない

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完全オンラインの難しさ 運営 チャットは Facebook メッセンジャー 登壇者 全員自宅 参加者 自宅 配信メンバー 2系統のzoom 左右の耳にイヤホン 控室 本番

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1. 本番の不確実性を極力へらす 2. 本番でトラブっても落ち着いて対応できる 3. キュー出しのセリフと意思統一 かけあい 1. 「●●さん、準備はいいですか」 4. オンラインなのでリハをやってみないと分からない 1. 「それが」「あれが」など指示代名詞が分からない 2. 勘違いや思い違いが多数発生 3. 登壇者の準備の段階もちがう リハーサルは重要 #JBUG

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1. 運営メンバー、配信メンバー(天神放送局)、登壇者でそれぞれ描 いているイメージが違う 2. 絵コンテ・ポンチ絵でイメージの統一を図る 絵コンテ・ポンチ絵が重要 #JBUG

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① ② ③ ④ シーン1:1人の場合 タイトルと 名前

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① ② ③ ④ シーン2:2人の場合 タイトルと 名前

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① 登壇スライド ② ③ ④ シーン3:登壇の場合 タイトルと 名前

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1. 登壇者向けの資料作成 (興味があれば共有します) 2. 登壇者向けリハーサル その1 本番数日前 3. 登壇者向けリハーサル その2 当日3時間前 登壇者向けリハーサル #JBUG

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1. noteの執筆 1. 運営、非運営メンバー関わらず投稿 2. 運営裏話、配信ノウハウ、リハーサルの重要性 3. noteのJBUGマガジン 2. アーカイブがあるのであとでYou Tubeが見られる 天神放送局さんのサイト イベント後もブログを通じた盛り上がり #JBUG

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1. JBUGコミュニティ 2. Backlog World 2020 re:Union オンライン 3. 完全オンラインとリハーサル重要性 4. オンライン時代のコミュニティのあり方 目次 #JBUG

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1. 各地12拠点メンバーによびかけ、全国JBUG会議を実施 2. オンラインイベントについて方針決め 3. オンライン配信の知見を持つre:Union運営メンバーが支援、ノウハ ウ共有 4. 運営メンバー、バーチャル背景の統一 1. 運営はTシャツを揃える発想に近い オンライン時代のコミュニティのあり方 #JBUG

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1. 地域名を関するコミュニティ名が成立するのか 1. JBUG札幌、JBUG東京、JBUG大阪、JBUG高知、、、 2. 地域名は必要 1. 参加者は全国になっても運営は地元中心でやりたい 2. 独自色を出したい 3. 登壇者はご当地メンバー中心で遠隔からのゲスト登壇 3. 特に地方はコミュニティのコラボが魅力 オンライン時代のコミュニティのあり方 #JBUG

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1. コミュニティ勉強会の機会格差を解消(特に地方) 2. 地方コミュニティのコラボが魅力 1. コミュニティリーダーは複数かけもち 2. コミュニティ同士の出会い 3. 「JBUGさんはキッチリしてはりますね」 1. 他のコミュニティとの交流での一コマ 2. 自身のコミュニティの特徴を知ることに 地方コミュニティでの交流 #JBUG

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オンラインに合わせコミュニティをととのえる #JBUG

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1. いい汗かきましょう 2. プロジェクトマネジメントの観点「春はきっと来る」 実現に向け粘り強く 思いが結実 3. オフラインと違う価値との出会い 4. コミュニティの新しい形のあり方、ニューノーマルの模索 オンライン時代に挑戦しましょう #JBUG

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