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医伝士 会社紹介資料 2025.4 更新 1

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1. 私たちの目指す未来 2. 事業とプロダクト 3. 大切にしていること 4. 採用について 5. 代表メッセージ 6. 応募フォーム Index P3 ~ P9 ~ P17 ~ P19 ~ P23 ~ P24 ~ 2

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私たちの目指す未来 3

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未来に、温かい医療を再構築する 医療は「正確さ」だけでなく、「人と人との信頼」 があってこそ成り立ちます。 それを支える“余白”が、今、失われつつあります。 私たちは、もう一度“人が人を見る医療”を、 現場に取り戻します。 Vision 4

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技術に思いやりを宿し、 医療者と患者に温かさを届ける 私たちが目指すのは、単に医療の現場を効率化することではありません。 医療を受けたあとに、「生きていてよかった」と感じられる時間がどれだけ増えたか。 その人の人生や日常に、どんな温かい影響を残せたかまでを、私たちは“医療の価値”として捉えて います。だからこそ私たちは、テクノロジーに人の思いやりを宿すことで、医療者が本来持ってい る自然な優しさや気づきを、現場で無理なく引き出せるようにしたいと考えています。 そして、患者さん一人ひとりのその人らしい人生の目標や希望が、 医療やケアの中に自然と反映されるような仕組みをつくっていきます。 Mission 5

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ある日、がん治療後の経過観察をしていた患者さんに、 「調子はいかがですか?」と声をかけると、彼は「大丈夫です」と答え ました。 けれどその表情に、わずかな迷いがあったのを、私は確かに感じていま した。 何かを言いたそうな空気。でも、私はその違和感に深入りすることなく、 次の診療や書類の処理を理由に、そのまま診察を終えてしまいました。 数ヶ月後、彼のがんは再発していたことがわかりました。 そして彼はこう言いました。 「本当は少し違和感があったんです。…でも、先生が忙しそうで、言い 出せませんでした。」 あのとき、本音を引き出せなかったのは、医師としての力不足ではなく、 “余白”を失っていた自分自身のせいだったのだと、強く悔いました。 それ以来、私はずっと考え続けています。 忙しさや業務に追われる中でも、人と人として向き合う医療を取り戻す にはどうしたらいいのか。 この悔しさが、私たちの挑戦の原点です。 “心の余白”を失っていた 自分に気づいたとき 数年前、私はがん治療後の患者さんの主治医でした。 ある日の診察で、「調子はいかがですか?」と尋ねると、「大丈夫です」と答えました。 けれどその表情と口調に、わずかな迷いがあったのを、私は感じていました。 何かを言いたそうな空気。 けれど私は、その違和感に深入りせず、次の診療や書類の処理を優先し、 そのまま診察を終えてしまったのです。 数ヶ月後、彼のがんは再発していたことがわかりました。 そして、「本当は違和感があった。でも先生が忙しそうで、言えなかった」と 話してくれました。 本音を引き出せなかったのは、医師としての知識や技術ではなく、 “心の余白”を失っていた自分自身のせいだったのだと、強く悔いました。 それ以来、私はずっと考えています。 忙しさや業務に追われる中でも、人と人として向き合う医療をどうすれば取り戻せるのか。 この悔しさが、私たちの挑戦の原点です。 6

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なぜスタートアップなのか 私たちは、「未来に温かい医療を再構築する」という思想を、 最速で、最も広く届けるために、スタートアップという“器”を選びました。 スタートアップは、ただのビジネス形態ではなく、 志ある小さなチームが、スピードと柔軟さを武器に、社会課題に挑む構造そのものです。 医療の課題はあまりにも根深く、複雑です。 誰もが必要性を感じながらも、変革に時間がかかりすぎる現実がある。 だからこそ私たちは、“思想を届けるプロダクト”を、 一刻も早く社会に実装する手段として、スタートアップという形を選びました。 大企業でも行政でも成し得ないスピードとしなやかさを持ち、 「本質的に正しいこと」を社会に届ける突破力こそが、 思想の実装に不可欠だと、私たちは信じています。 7

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慶應大学医学部卒 医師 (研究・産業医) 慶應大学商学部卒 フルスタックエンジニア 高杉 聡 小笠原 光将 Takasugi So Ogasawara Kosuke 慶應大学医学部卒 医師 (耳鼻咽喉科) JDLA Deep Learning for ENGINEER 宗 大貴 So Hirotaka Member 8

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事業とプロダクト 9

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医療需要の高い後期高齢者の増加がピークに 0 10 20 30 40 '10 '20 '30 '40 65-74歳 75歳以上 5人に1人が75歳以上に (出典) 総務省統計局 高齢者及び後期高齢者の割合の推移 (%) (年) 0 10 20 30 40 '10 '20 '30 '40 今後需要がますます増える 在宅医療や介護施設での 看護と介護の人材が不足 医療の2040年問題 10

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書類や他職種への連絡は、 移動中の車内や残業で対応 大山佳代 代表 FAX、メール、郵送など アナログでの他職種との連携 東京の倍近い訪問件数 代表一人で365日24時間体制 在宅医療現場の課題 11

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在宅医療の“記録”と“連携”を、 “その人らしさ”が伝わるしくみへ 家族への説明資料 担当者会議の記録 訪問看護記録(カルテ) カンファレンス記録 訪問看護計画書 訪問看護報告書 アセスメントシート 医療処置記録 肘のとこがたまに伸びにくいっちゃんね。 寝とる間に固まっとるっちゃろか。ちょっと時間かかるばっ てん、ゆっくりなら動くけん心配せんでよかよ。 無理せんごとに、ゆっくりほぐしていこうかね。あとで一緒 に体操もしよっか。ちょっとずつ動かしよったら、楽になる けんね! 記録や文書を会話から自動作成 12

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PDF出力 メール FAX COPY S(主観的情報) 「肘のとこがたまに伸びにくいっちゃんね。寝とる間 に固まっとるっちゃろか。ゆっくりなら動くけん心配 せんで」と本人談。 O(客観的情報) 肘関節の軽度可動域制限あり。疼痛・腫脹なし。 A(評価) 軽度の拘縮がみられるが、日常生活に大きな支障はな い。 P(計画) 可動域維持の体操を指導・実施。次回も関節状態を継 続観察予定。 ワンタップで他職種連携 訪問看護用 在宅医療 連携の“ハブ”へ 他職種に展開後 13

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COPY Homeeは、単なるカルテの自動化ではありません。 医学的な情報だけでなく、“その人がどんな人生を大切にしたいか” までをケアの中に自然と反映できるしくみをつくっています。 その結果、医療者やケアスタッフは無理なく “その人らしいケア”を届けやすくなります。 そうしたケアは、本人やご家族の深い納得と喜びにつながり、 医療者自身も感謝され、満たされた気持ちになる。 私たちは、ケアの質を高めるだけでなく、患者・家族・医療者 すべての人に幸せが広がる仕組みを目指しています。 その人の“人生観”まで伝わる記録を。 14

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「その人らしい人生」を、 ケアに反映できる仕組みへ 来月、孫の結婚式に出席して、 晴れ姿を見たいんよ。 COPY A: 本人の目標として「孫の結婚式への出席」があり、 日々のリハビリへの動機づけになっている。 式場移動・長時間の着席にはサポートが必要と考え られるが、意欲・表情から精神的には良好な状態。 P: ・週2回の歩行訓練継続 ・結婚式当日の動線確認と移動補助計画を家族・ケ アマネと共有予定 ・衣装着用時の動作確認を次回リハ時に実施 ケアプラン 訪問看護師 医師 15

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2030年~:“その人らしさ”が医療に宿る、次世代ホスピタルへ バーチャル × AI によって、時間や場所にとらわれず個別の価値観に寄り添う 医療を実現 1 2 3 2025年 :訪問看護から始まる、在宅医療のDX 記録と連携の効率化により、医療者が患者と向き合える環境に 2026年~:ケアマネ・在宅医・病院へと情報をつなぐ 多職種間で“人生観”が共有され、本人の希望がチーム全体で支えられるケアへ ロードマップ 16

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大切にしていること 17

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私たちの行動指針 私たちは、スキルの習得だけでな く、人として成長していくことも 大切にしています。 人間に、完璧なんてありません。 大切なのは、変わろうとする意志 と、誠実に学び続ける姿勢です。 その積み重ねが、信頼や人として の深みに繋がっていきます。 向上心 誠実さ 自分のためだけに使った時間は、 やがて静かに消えていきますが、 誰かのために尽くした時間は、 その人の中に、そして未来に 残っていきます。 命には限りがあるからこそ、一 瞬一瞬に意味を込める生き方を 選びます。 使命 誠実さは、誰かに見られていな いときのふるまいに表れます。 小さな選択の積み重ねが、信頼 と尊敬をつくっていきます。 迷ったときこそ、人として正し いと思える方を選ぶ。 そうした姿勢を、私たちは何よ り大切にしています。 人として、正しい選択をする 学び続ける姿勢を忘れない 命を燃やすように生きる 18

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採用について 19

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募集職種 私たちは、プロダクトも組織も“つくっている最中”のプレシードスタートアップです。 だからこそ、「この職種が必要」というよりも、 いま必要なことを担ってくれる仲間を探しています。 今求めているのは ・プロダクトを形にできる人(エンジニア) ・チームを前に進める人 (BizDev/PdM/採用/広報など横断型) 20

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こんな方と一緒に働きたい 職種の枠を越えて動ける方 └ 縦割りではなく、チーム で役割を柔軟に分け合ってい ます 必要なことを 何でもやる 職種の枠を越えて動ける方 └ 縦割りではなく、チーム で役割柔軟に分け合っていま す 自ら考え、動ける 職種の枠を越えて動ける方 └ 縦割りではなく、チーム で役割を柔軟に分け合ってい ます ゼロイチが好き 誰かの指示を待つのではなく、 仮説を立ててまず一歩を踏み 出せる人 何もない状態にワクワクし、 混沌の中から価値をかたちに できる人 縦割りや“自分の守備範囲” にこだわらず、やれること から動ける人 立ち上げ期の今だからこそ、正解のない中で手を動かしながら、 共につくれる仲間を探しています。 21

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選考フロー メンバー カジュアル 面談 部門長 チーム面接 代表 本面接 エンジニアの場合は CTOと 私たちは、心理的安全性を何より大切にしています。 チームには攻撃的な人は一人もいません。 安心して、自分らしく話せる場をご用意します。 22

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私は、医療を効率化したいのではなく、 医療を通じて、人の人生そのものに温かい変化を届けたいと思っています。 だからこそ、今完璧であることよりも、本質に向き合い続ける姿勢や、 わからない中でも誠実に進んでいく力を、何よりも大切にしています。 未完成なプロダクト、未完成な組織。 でも、そこにこそ"一緒につくる"意味があると思っています。 想いに共鳴してくださる方と、まだ見ぬ新しい医療のかたちを、 共につくっていけたら嬉しいです。 代表取締役 CEO 宗 大貴 代表メッセージ 23

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We Are Hiring! 私たちは、現在のスキルの有無よりも、 これからの成長や、チームとのフィットを 重視しています。 今はまだ自信がなくても、気になった方は どうぞ遠慮なくご連絡ください。 応募はこちら https://idenshi.net/#contact 24