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Hirotaka So

April 12, 2025
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Transcript

  1. ある日、がん治療後の経過観察をしていた患者さんに、 「調子はいかがですか?」と声をかけると、彼は「大丈夫です」と答え ました。 けれどその表情に、わずかな迷いがあったのを、私は確かに感じていま した。 何かを言いたそうな空気。でも、私はその違和感に深入りすることなく、 次の診療や書類の処理を理由に、そのまま診察を終えてしまいました。 数ヶ月後、彼のがんは再発していたことがわかりました。 そして彼はこう言いました。 「本当は少し違和感があったんです。…でも、先生が忙しそうで、言い

    出せませんでした。」 あのとき、本音を引き出せなかったのは、医師としての力不足ではなく、 “余白”を失っていた自分自身のせいだったのだと、強く悔いました。 それ以来、私はずっと考え続けています。 忙しさや業務に追われる中でも、人と人として向き合う医療を取り戻す にはどうしたらいいのか。 この悔しさが、私たちの挑戦の原点です。 “心の余白”を失っていた 自分に気づいたとき 数年前、私はがん治療後の患者さんの主治医でした。 ある日の診察で、「調子はいかがですか?」と尋ねると、「大丈夫です」と答えました。 けれどその表情と口調に、わずかな迷いがあったのを、私は感じていました。 何かを言いたそうな空気。 けれど私は、その違和感に深入りせず、次の診療や書類の処理を優先し、 そのまま診察を終えてしまったのです。 数ヶ月後、彼のがんは再発していたことがわかりました。 そして、「本当は違和感があった。でも先生が忙しそうで、言えなかった」と 話してくれました。 本音を引き出せなかったのは、医師としての知識や技術ではなく、 “心の余白”を失っていた自分自身のせいだったのだと、強く悔いました。 それ以来、私はずっと考えています。 忙しさや業務に追われる中でも、人と人として向き合う医療をどうすれば取り戻せるのか。 この悔しさが、私たちの挑戦の原点です。 6
  2. 慶應大学医学部卒 医師 (研究・産業医) 慶應大学商学部卒 フルスタックエンジニア 高杉 聡 小笠原 光将 Takasugi

    So Ogasawara Kosuke 慶應大学医学部卒 医師 (耳鼻咽喉科) JDLA Deep Learning for ENGINEER 宗 大貴 So Hirotaka Member 8
  3. 医療需要の高い後期高齢者の増加がピークに 0 10 20 30 40 '10 '20 '30 '40

    65-74歳 75歳以上 5人に1人が75歳以上に (出典) 総務省統計局 高齢者及び後期高齢者の割合の推移 (%) (年) 0 10 20 30 40 '10 '20 '30 '40 今後需要がますます増える 在宅医療や介護施設での 看護と介護の人材が不足 医療の2040年問題 10
  4. 在宅医療の“記録”と“連携”を、 “その人らしさ”が伝わるしくみへ 家族への説明資料 担当者会議の記録 訪問看護記録(カルテ) カンファレンス記録 訪問看護計画書 訪問看護報告書 アセスメントシート 医療処置記録

    肘のとこがたまに伸びにくいっちゃんね。 寝とる間に固まっとるっちゃろか。ちょっと時間かかるばっ てん、ゆっくりなら動くけん心配せんでよかよ。 無理せんごとに、ゆっくりほぐしていこうかね。あとで一緒 に体操もしよっか。ちょっとずつ動かしよったら、楽になる けんね! 記録や文書を会話から自動作成 12
  5. PDF出力 メール FAX COPY S(主観的情報) 「肘のとこがたまに伸びにくいっちゃんね。寝とる間 に固まっとるっちゃろか。ゆっくりなら動くけん心配 せんで」と本人談。 O(客観的情報) 肘関節の軽度可動域制限あり。疼痛・腫脹なし。

    A(評価) 軽度の拘縮がみられるが、日常生活に大きな支障はな い。 P(計画) 可動域維持の体操を指導・実施。次回も関節状態を継 続観察予定。 ワンタップで他職種連携 訪問看護用 在宅医療 連携の“ハブ”へ 他職種に展開後 13
  6. 2030年~:“その人らしさ”が医療に宿る、次世代ホスピタルへ バーチャル × AI によって、時間や場所にとらわれず個別の価値観に寄り添う 医療を実現 1 2 3 2025年

    :訪問看護から始まる、在宅医療のDX 記録と連携の効率化により、医療者が患者と向き合える環境に 2026年~:ケアマネ・在宅医・病院へと情報をつなぐ 多職種間で“人生観”が共有され、本人の希望がチーム全体で支えられるケアへ ロードマップ 16
  7. 私たちの行動指針 私たちは、スキルの習得だけでな く、人として成長していくことも 大切にしています。 人間に、完璧なんてありません。 大切なのは、変わろうとする意志 と、誠実に学び続ける姿勢です。 その積み重ねが、信頼や人として の深みに繋がっていきます。 向上心

    誠実さ 自分のためだけに使った時間は、 やがて静かに消えていきますが、 誰かのために尽くした時間は、 その人の中に、そして未来に 残っていきます。 命には限りがあるからこそ、一 瞬一瞬に意味を込める生き方を 選びます。 使命 誠実さは、誰かに見られていな いときのふるまいに表れます。 小さな選択の積み重ねが、信頼 と尊敬をつくっていきます。 迷ったときこそ、人として正し いと思える方を選ぶ。 そうした姿勢を、私たちは何よ り大切にしています。 人として、正しい選択をする 学び続ける姿勢を忘れない 命を燃やすように生きる 18
  8. こんな方と一緒に働きたい 職種の枠を越えて動ける方 └ 縦割りではなく、チーム で役割を柔軟に分け合ってい ます 必要なことを 何でもやる 職種の枠を越えて動ける方 └

    縦割りではなく、チーム で役割柔軟に分け合っていま す 自ら考え、動ける 職種の枠を越えて動ける方 └ 縦割りではなく、チーム で役割を柔軟に分け合ってい ます ゼロイチが好き 誰かの指示を待つのではなく、 仮説を立ててまず一歩を踏み 出せる人 何もない状態にワクワクし、 混沌の中から価値をかたちに できる人 縦割りや“自分の守備範囲” にこだわらず、やれること から動ける人 立ち上げ期の今だからこそ、正解のない中で手を動かしながら、 共につくれる仲間を探しています。 21
  9. 選考フロー メンバー カジュアル 面談 部門長 チーム面接 代表 本面接 エンジニアの場合は CTOと

    私たちは、心理的安全性を何より大切にしています。 チームには攻撃的な人は一人もいません。 安心して、自分らしく話せる場をご用意します。 22