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エンジニア寄せ鍋 小さく始めるアジャイル開発 CyberAgent, Inc. All Rights Reserved 2018/06/22 新田 智啓 (shinden tomohiro)

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● 株式会社サイバーエージェント アドテク本部アドテクスタジオ LIVEDSP開発責任者 (エンジニアリングマネージャ) ● 経歴 中小SIerからサイバーエージェントへ 2014年に中途入社 入社後はエンジニアとしてプログラムをバリバリ書いたあと 開発チームのマネジメントの開発責任者を担当、 プロダクトの終了、プロダクトの立ち上げ、 技術リードの技術責任者などをプロダクトを移りながら経験 Profile

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index ● そもそもアジャイル開発とは? ● はじめの一歩 ● チームではじめる ● まとめ

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開発プロセス そもそもアジャイル開発とは? アジャイル開発 (アジャイル憲章) スクラム開発(フレームワーク) XP開発(フレームワーク) 他 … プラクティス ・役割 (スクラムマスタ 等) ・スプリント ・バックログ ・レトロスペクティブ … プラクティス ・イテレーション ・ペアプロ ・自動テスト ・CI …

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最初が一番むずかしい 失敗しないようにしたい 数々の失敗の中で考えた 小さい始め方 はじめの一歩

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知識の向上と実践のサイクル はじめの一歩

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はじめの一歩 :チームのフェーズ サバイバルモード 学習モード 自己組織化モード 命令型 コーチング型 ファシリテート型

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命令者 教師 提案者のひとり はじめの一歩 : チームを育てる サバイバルモード 学習モード 自己組織化モード 命令型 コーチング型 ファシリテート型 あなたの 役割 チームは変わっていくもの

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先頭を走るリーダーが必要 はじめの一歩

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先頭を走るリーダーの知識から始まる はじめの一歩

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勉強するしかない はじめの一歩

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知識の向上と実践のサイクル はじめの一歩

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チームではじめる チームではじめる

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チームってなんだ? チームではじめる

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どこまで巻き込むか チームではじめる

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自分で定義した範囲が 最初のチーム チームではじめる

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承認より謝罪で済む範囲 チームではじめる 沢山ではじめると複雑になる まずは意見に賛同してくれるフォ ロワーを探して 2人で始めてもいい あなたのことを知っている 信頼できる範囲

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チームではじめる Don’t change things; run experiments 変えるのではなく実験しよう 小さく実験してみて失敗したら戻せばいいし 成功したら続けばいい

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変化を恐れるのは 普通の反応 チャレンジの許容が出来る 変化のサイズとチームで はじめる チームではじめる

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チームではじめる People don’t resist change. They resist being changed. 人は変化に抵抗するのではなく 変えられようとすることに抵抗する

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チームではじめる 論理で理解していても 感情が納得していないと上手くいかない 自分たちで変わったんだ と言う意識が重要

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岩を転がす時は 最初のに動かす時が 最も力が必要 なるべく小さくはじめる チームではじめる

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● コミュニケーションコストが低い ○ 合意が取りやすい ○ 意見が言いやすい ○ 全体に齟齬なく情報を伝えやすい ● 変化へのリスクが小さい ○ やってみたチャレンジの失敗の問題が小さい ○ 実行するための変化へのフットワークが軽い ● 自分ごと化することが出来る ○ 自分が最も課題に感じていることを解決に動ける ○ 自分で提案した成果が見えやすい ○ 良くなった恩恵を自分が受けることが出来る 小さくはじめる理由

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・朝会(デイリースクラム) ・カンバン ・KPT(ふりかえり) ・バックログ 最初の小さくはじめるおすすめプラクティス

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最初は自分から勉強して知識を そして実践のサイクルを回し 小さく始めて大きく育てる まとめ