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• 検層は観測井の状態を理解するため地表付近から温度センサー
までの深さの1m毎の温度を計測した.
• 各観測井の検層結果をみると,概ね地表から18m程の深さから
外気の影響を受けにくくなり,変動幅が小さくなる.
• 夏季では深さ10mくらいから深さを増すにつれて水温の低下
がみられるが,温度計センサー位置のある-28m付近ではその変
動は小さい.
• これらのことから外気温によって地下28m付近の地
下水温が短時間に影響を受けることは考えにくい
検層で水温変化と外気温の関係を調べると
浜松中郡(NG)の10ヶ月移動平均
水温変化(2013年5月〜2017年7月)
検層結果
左のグラフからは夏季に水温が高く,
冬季に水温が低い年周変化とも受け
止められる変化がみられる.
ただし,2017年後半にみられる上昇
のピークはそれまでの夏季に高い時
期とはズレている.
研究目的①地下応力をモニターできないか
関谷一義
(2003)[4]
は地下10mで
2か所,50mで
2か所,経年変
化がなくなる
ことを報告