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SIerの俺氏、皆を救うために何 度もループしているが
 どうやってもバッドエンドを
 回避することが出来ない
 2021/7/10 DevLOVE350 Graduates!!! 石沢ケント @agnozingdays

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こんにちわー 石沢 ケント Twitter:@agnozingdays 株式会社 電通国際情報サービス 金融ソリューション事業部 マネージャー Devlove #1(2008)、#23(2010) Blog:「勘と経験と読経」 趣味:バイクに乗ること、システム開発の勉強 2

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本日お話したいこと 3

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SIer 4

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SIerと勉強会と24年 5

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SIerの俺氏、皆を救うために何 度もループしているが
 どうやってもバッドエンドを
 回避することが出来ない
 2021/7/10 DevLOVE350 Graduates!!! 石沢ケント @agnozingdays

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話は50年前に遡る 7

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ソフトウェア工学の諸問題(1968年) ● 顧客と設計者側のシステム要件に対する理解の欠如 ● 見積もり技術の未熟さ ● プログラマーの生産性レベルの大きなばらつき ● 設計に関する判断が、製造(コーディング)時にもなお発 生していることに起因する、設計とコーディング間の作業 分担の困難性 ● 「プログラムの構築は、組み立て作業の各工程を完了し たうえで次の段階に進むというような、単純な段階的作業 とは限らない」がゆえの、ソフトウェア・プロジェクトの監視 の困難性 ● 以下省略・・・ 永遠なるソフトウェア工学の諸問題 - 勘と経験と読経 https://agnozingdays.hatenablog.com/entry/2012/06/09/155034 8

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そんなことは知らず24年前に業界へ 9

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あの頃の私 10

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ループ初期(20代~) ● 社会人の最初の5~6年は、割と素朴にSIerでシステム開 発 ● 若手時代に所属した部署グループが「技術雑誌や新しい 技術書を読む」文化だった。この影響は大きかった。デマ ルコ「デッドライン」等に強く影響を受ける。 ● 社会人5年目に転職 ● SE→TL→PjM ● 転職後、ちょっとホットなプロジェクトで3年くらい苦労した けど、トラウマになるようなものではなかった ラーニング・アニマルの道 - 勘と経験と読経 https://agnozingdays.hatenablog.com/entry/2014/12/22/223159 11

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30代、人脈力に舵を切る 2005年くらいに「仕事のための12の基礎力」を読ん で感銘を受ける。 【人脈開拓力】  標準開発年齢:30代~50代 技術力の向上を続けるのも大変そうだし、 よっしゃ、人脈開拓力に舵を切ろう!(安直) 12

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時にゼロ年代後半、上流工程+SIerバッシングブーム よし 俺は上流工程で勝負したろ! (安直) → 上流工程に関するオープン コミュニティ「要求開発アライア ンス」に参画 → これをきっかけに、社外勉 強会に頻繁に参加するように なる 13

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30代:勉強会時代 14

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市谷さんに声をかけられて、海岸沿いのSIerのスシ詰めの会議室で発表 うろ覚えだけどイスすら無く、みんな床に座っていたような・・・ DevLove #1 Bridge 「要求開発入門 for Devlove 2008」 15

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新たなる刺客 16

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新たなSIerバッシングブーム(2009~) 注:面識がありません 17

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SIerとしての矜持を示さねば 18

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DevLove #23 PM Confidential (2010) 19 SIerとしての本業であるプロジェクトマネジメントに関して話させてもらった ※資料は公開していません

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デブサミ2013「悪ふざけに関する真面目な話」 DevLove #23 PM Confidentialで話した内容の後半パートをベースとしたLT SIerバッシングムードの漂うデブサミというアウェーでも発表してみた デブサミ2013で悪ふざけに関する真面目な話をした - 勘と経験と読経 https://agnozingdays.hatenablog.com/entry/2013/02/16/110148 20

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30代:勉強会時代をふりかえって ● 30代「人脈開拓力」をキーワードに、オープンな技術勉強会やデブサミに参加 したり、登壇したり・・・ ● 当時「外部を知っている」ということは優位性でもあり、自分のキャリアに対する 大きな刺激でもあった ● 目標は「人脈開拓力」だったが、出会った皆さんと会話についていく為には自 分自身もレベルアップする必要があった。話題の技術書は読んでいないと話に ついていけなかったので・・・ 21

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Be the Worst(一番の下手くそでいよう) 情熱プログラマー 第4章、 『伝説のジャズギタリスト、Pat Methenyが若いミュー ジシャンたちにアドバイスするときの決まり文句。「ど んなバンドで演るときも、一番下手なプレイヤーでい ろ」』 30代、勉強会コミュニティに属することで Be the Worst 出来たことは大きかった 22

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SIer的輪廻の中で、試行錯誤の日々 ● 様々な顧客、プロジェクトを 転生 転戦 ● 企画→設計→実装→テスト→移行 の繰り返し ● 所属組織とコミュニティを行き来しながら、 「より良いやり方を試行錯誤」していた ● 終わりなき戦い 23

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SIer的輪廻の中で、試行錯誤の日々を楽しんでいた ● 様々な顧客、プロジェクトを 転生 転戦 ● 企画→設計→実装→テスト→移行 の繰り返し ● 所属組織とコミュニティを行き来しながら、 「より良いやり方を試行錯誤」していた ● 終わりなき戦い 24

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そして「人脈開拓力」の30代終了。40代へ ● 10年間で様々なつながりを得た ● このつながりを活かして、もっと楽しんでいきたい ● 勉強会コミュニティとは繋がりを持ちつつ、イベントへの参加は減少 (SNSでの繋がり中心へ) ● 所属組織を楽しくする方向性に変更 ● ビジネス側への注力度が上がった →スキあらば、過去のつながりをプロジェクトに持ち込もうとチャレンジ 25

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「楽しさ」重視 26

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今の私 27

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28 (2014)

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Spark Joy : 「ときめき」重視 29

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もっとSpark Joyしたい 30

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しかし、俺はあと何回ループできるのか 31

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まだ、やれるはず・・・ ● 時間は(たぶん)まだまだある ● 自然体であと20ループくらいはいける? ↓ ちょっとSpark Joyが足りない もっとやりたい 32

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もっとやる方向に倒してみた ● 部門すべてのプロジェクトをサポートする部 署を新設(2020~) ● プロジェクトマネジメントからエンジニアリン グまで全方位サポート ● ウォーターフォールからアジャイルまで ● 新規事業から基幹系更改まで ● コミュニティから得たSpark Joyを できる限りたくさんの人へ 33

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DevLOVERのちから 抵抗勢力を倒す力をDevLOVERは持っている ● 外を知っている ● いい子でいたくない ● 対立を避けない + 加齢により以下の能力をゲット ● トップを使う ● シニア層を倒す ● 現場に「明るい未来」を見せる (図は「仕事の問題地図」より引用) 34

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ありそうな質問:でもつまらない仕事も多いでしょう? 回答:ボールを落とすことを学ぶ “Software Engineering at Google” Chapter 6. Leading at Scale Learn to Drop Balls 『最初は嫌な気分になるかもしれませんが、意図的に多くのボールを落と していくうちに、2つの素晴らしい発見があります。 1つ目は、中間の60% のタスクを委任しなくても、サブリーダーが気づいて自動的に拾ってくれる ことです。2つ目は、中間のバケツに入っているものが本当に重要なもの であれば、どのみちあなたのところに戻ってきて、最終的には上位 20% に移行します。トップ20%以下のものは、適切に処理されるか、あるいは 適切に進化すると信じていればよいのです。一方で、重要なことだけに集 中しているので、増え続けるグループの責任をカバーするために、時間と 注意を拡大することができます』 35

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SIerと勉強会と24年 36

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バッドエンドもグッドエンドもなく ただひたすらに 37

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「私は好きにした。君らも好きにしろ」 38

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ご清聴ありがとうございました Any Questions? 39

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以下、時間調節用スライド 40

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Blog:「勘と経験と読経」 41 ● https://agnozingdays.hatenablog.com/ ● タイトルの元ネタは、以前によくSIer界隈で聞いた 「勘と経験と度胸」見積り、から。最近あまり聞かないですね。 ● 2012/10にスタート、現在記事数は416件 ● 自分の読みたいようなBlogを自分で書く ● 書きたいネタは多いけれども、書ききれない事が多い

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好きな本(ソフトウェア開発に関する良質なエッセイ) 42

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今読んでいる本 ● Facebookの製品、文化とエンジニアリングに関す る、インタビューを中心とした本 ● Software Engineering DailyというPodcastが元ネタ ● 発売したばっかりでKindle版が現在109円! 43

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2021年上半期読んで面白かった本 ● 共著者にエリン・メイヤー(「異文化理解力」)を持っ てくるあたりがずるい ● 自由すぎて参考にならないかと思ったが、終章で日 本支社を含む海外支社への文化導入の話があっ て、いろいろ参考にしたい話があった 44

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2021年上半期読んで面白かった本 ● 出版社が違ったらタイトルは 「アジャイルサムライ2」 だったと思う。タイトルで損してる ● 日本型SIer文脈と核融合させて なにかになれる可能性を感じている 45

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おしまい 46