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クラウドが変えた世界とこれから 雲海の季節/目指せ! クラウドネイティブ LT会 2021.7.21 SHIFT 伊藤 慶紀

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目次  自己紹介  クラウドが変えた世界  クラウドの注意点  クラウドのこれから 1

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2 自己紹介

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伊藤 慶紀 (Yoshinori Itoh) 名前 金融系Webアプリの テストマネージャ SHIFT 技術ブログ 執筆中 「IT古典良書を読 み解く」シリーズ 仕事 将棋(アマ三段) ドライブ(R34スライ ラインにチャイルド シートが付きまし た) ラーメン(学生時代 はラーメン部の隊 長) 趣味 3 自己紹介

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4 簡単な経歴(クラウド関連部分)

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5 本の出版にも携わりましたが… もう古いですし、印税が 入るわけでもないので手 に取らなくて大丈夫です。

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6 クラウドが変えた世界

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7 所有から利用へと言われますが… 今まで、大企業しか出来なかったことが誰でも出来るよ うになりスタートアップビジネスが容易になった 車で例え ると… クラウド前 クラウド後 ・ 購入しないと乗れない ・ 良い車は高い ・ 別の車に乗りたくなったら別見積もり ・不要になっても支払いは残る ・高級車でも時間単位で乗れる ・別の車への乗り換えも自由 ・台数を一時的に増やすことも可能 ・乗らなくなったらお金はかからない 誰でも最良のインフラ構成がすぐ構築できるようになった

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8 個人的に衝撃的だったこと スペックアップがすぐ出 来る スケールアップも、割と すぐ出来る バックアップはこんなに 簡単で良いのか データベースのマルチア ベイラビリティーゾーン の簡単さは失業者を生む 撤収も容易 スパコンも時間単位で使 える

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9 クラウドの注意点

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10 クラウド(雲)コンピューティングは言い得て妙 雲は自在に形や大 きさを変えること が出来る 雲は突然現れたり 消えることも出来 る 雲に国境などなく 何でも越えること が出来る

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11 クラウドが超えられない壁が存在

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12 中国のGreat Firewallは超えられません!

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13  サーバーのランニング費用が高いサービス  国内ホスティングからAWSへ移行させる  ランニングコストを半分以下にするが…  中国からダウンロード出来ないとクレームがくる やらかし事例 調査した結果、中国からAWS(東京リージョン 含む)へはアクセス出来ないことが判明

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14 対策 Appleは中国と関係が良好(?) Appleのコンテンツサーバーを利用 知る人ぞ知る中国(北京)リージョンを使う ただしハードル高し 日の丸クラウドは問題なし(さくらやIIJな ど)GFWチェックサイトも活用

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15 クラウドのこれから

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16 利用からインフラへ • 電気や水道、携帯電話と同じ用にインフラ化 インフラ化 • システムのインフラがクラウド利用は当たり前で意識しない 意識しなくなる • ストレージ中心に個人利用も拡大 個人利用 • クラウドは使い始めると便利だが事業者への移行は面倒だったコンテ ナ化などもあり活発になる可能性も(AWS優位は変わらないでしょうが) 事業者の乗り換え

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17 システムは集中と分散を繰り返してきた メインフ レーム時 代 • 集中 クラサバ時 代 • PCが1人1台 分散に インターネット 時代 • 黎明期は集中 • Ajaxなどで再び 分散 クラウド時代 • 集中に スマホ・IoT時 代 • スマホでマイニ ングなど分散に

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18 5Gなどネットワーク品質の向 上で低遅延となり処理はクラ ウド任せが主流に クラウドストレージは当 たり前となり端末の容量 はキャッシュ用に 量子コンピュータやAIなど特 化した機能もクラウド経由で 誰でも最高峰の頭脳が使える ように ディスプレイやUIがユニーク なデバイスが登場し淘汰され ていく

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