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RPA教育担当が考える 社内RPA開発推進のポイント 株式会社エネルギア・コミュニケーションズ ソリューション技術本部 サービスオペレーションセンター 大井 信慶

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自己紹介 経歴(RPA関係) RPAツール 「BizRobo!」に 初めて触れる 2018年度 2019年度 個人の性格 ・VBAでのマクロ開発がすこしだけできる (本格的なシステム開発の実績はなし) ・便利なITツールを見たり使ったりすること が好き RPAツールの習熟度 UiPath BizRobo! ① ② ③ ④ ⑤ 2018年5月 BasicRobo!検定を 受験し合格 2018年9月 事業部門のRPAメンター (教育担当)に任命 2019年4月 Level③:できるが,習慣化されていない Level④:習慣化されていて,反射的にできる Level⑤:人に教えることができる RPA開発者拡大に向けて 教育や開発支援を実施中! ベンダーが用意している マニュアルやリファレン スを見て学習! 所属チームで行っていた 庶務業務を中心にRPAを 適用し効果を実感!

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社内のRPA開発者拡大に向けて活動している中で メンバーが抱える問題点などを紹介しつつ, さらなるRPA開発推進のポイントをご紹介します。 今後,みなさまのRPAの導入または体制拡大などの ヒントになれば幸いです。 今日のテーマ

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開発・計画 設計・構築 監視・運用 保守 体制 各部門の本来業務を担当しつつ,併行して RPA開発による業務効率化への取り組みに挑戦! RPA開発を兼任 RPAメンター 開発候補者 開発候補者 開発候補者 開発候補者 RPA教育・開発支援

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開発メンバーが抱える問題 STEP① STEP② STEP③ 業務選定 開発 運用 RPAの教育や開発の時間が確保できない ・・・ 86% (本業が忙しい) RPAを適用する業務の選定ができていない ・・・ 50% (これから決める予定) ・業務選定のやり方がわからない ・手作業を苦と思わない職場仲間の存在 RPAが属人化を招く恐れがある ・・・ 14% ・業務内容がブラックボックス化 ・ロボットのメンテナンスが困難(業務引継ぎが大変) RPA開発スキルが身につかない ・・・ 33% (学習が難航している) ・ロボットの作品例などのサンプルが少ない (参考) RPAの相談相手が不在で孤独を感じる ・・・ % RPA開発等で業務効率化の課題意識を持っている教育受講者(14名)のアンケート結果より・・・ 0

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開発メンバーが求めているもの RPA開発等で業務効率化の課題意識を持っている教育受講者(14名)のアンケート結果より・・・ 教育および開発が集中できるまとまった時間の確保 ・・・ 78% RPA開発能力向上に向けた教育 ・・・ 58% (既存RPA作成例の共有を含む) RPA適用業務の選定および業務プロセス検討の支援 ・・・ 33% 環境 ノウハウ 気軽に相談できる窓口や悩みを共有できる場 ・・・ 42%

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さらなるRPA開発推進の3つのポイント 教育や開発にかかる 時間の確保 業務効率化に対する 課題意識の醸成 気軽に相談できる 指導者の存在 もし,社内でRPA開発を進めるのであれば・・・ RPA開発ノウハウを習得す るための継続的な学習や実 践を積める時間が確保され ているか? 組織として業務効率化の取 り組みに対する必要性など が共有されているか? RPAツールの操作や業務プ ロセスの可視化等の支援が 行える指導者がいるか? RPA開発で必要とされるあらゆるスキルサポートが 行える指導者を確立!

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連絡先 [email protected] RPAに限らず “業務効率化”に関する情報交換ができれば幸いです!