Slide 1

Slide 1 text

IoTボタンで働き方改革 ! (SORACOM Buttonで会議脱出ボタンをつくる) 2018年11月 Tomotaka Kizawa ( kizawa2020 ) 【 Event LT 】

Slide 2

Slide 2 text

■ Page.2 ごあいさつ 名前 : 木澤 朋隆 (きざわ ともたか) 勤務先 : 某システムインテグレータ 業務内容 : 自社クラウドサービスの企画・開発 ブログURL : https://kizawa.info 主な属性 • パブリッククラウド : AWS利用歴5年ほど (最近のupdateには付いて行けてません) • デバイス : 素人 (勉強中) • SORACOM サービス : 2018年に入りWioLTEでお遊びしてます。 (ブログ記事をいくつか執筆)

Slide 3

Slide 3 text

■ 働き方改革と会議時間短縮 Page.3 昨今、働き方改革に取り組む企業が多い 目的 勤務時間を短縮すること 方法 各種あるが『無駄な会議』『長時間会議』を削減する方法もある なかには “立ち会議” を導入した企業もあるとのこと でも “退屈な会議” は、まだある(と思っている) 更なる働き方改革をするには、どうしたらいいのか

Slide 4

Slide 4 text

■ そんな矢先、こんな記事が話題に Page.4 『つまらない会議から脱出したい時に押すボタン』を、 イギリスのエリザベス女王、ローマ法王、 カナダのトルードー首相が持っている。 ⇒ https://qz.com/1461958/justin-trudeau-has-a-meeting-escape-button- according-to-alex-trebek/ 私も欲しい!

Slide 5

Slide 5 text

■ (記事に載っている) 仕組み Page.5 一般人には真似できない ボタンを押す要人 次の会議の お時間です。 秘書

Slide 6

Slide 6 text

■ そこで考えた Page.6 (こそっと) ボタンを押したら 電話が掛かってきて ちょっと失礼 中座できるようにしよう。

Slide 7

Slide 7 text

■ ボタンにはこれを使います Page.7 SORACOM LTE-M Button Powerd by AWS

Slide 8

Slide 8 text

■ SORACOM LTE-M Button 概要 Page.8 AWS IoT 1-Click対応、日本国内初のデバイス KDDIのLTE-M網を利用するため 広いエリアで利用できるし、低消費電力 ボタンを押すだけで、Lambda関数の実行など AWS上の処理が実行できる

Slide 9

Slide 9 text

■ アーキテクチャ Page.9 2. Twilioをセットアップ (電話番号の取得、クレデンシャル情報の確認) AWS Cloud 3. Twilioを使って電話を掛けるLambda関数を設置 (ほぼサンプルコードそのまま) 開発方法 1. SORACOM LTE-M ButtonをAWS IoT 1-Clickに登録 4. AWS IoT 1-Clickのプロジェクト設定 (ボタンとLambda関数を紐づけ) 2時間で開発できた(Twilioの学習込み)

Slide 10

Slide 10 text

■ Twilioについて Page.10 APIでコントロールできる電話サービス 登録することで電話番号を取得できる その電話番号での発信がAPIで実行できる 受電した際の動作も規定できる(メッセージ再生、転送等) コールセンターっぽいことがAPI制御で実現できるサービス (と、私は理解しました) 例えば、監視アラーム発生時にエラーメッセージを電話するとかも

Slide 11

Slide 11 text

■ 作ってみた感想 Page.11 物理的なUIからサーバレスのコードを直接実行できることで 色々なアイディアが実現できる夢のデバイス (商用にも使えそう) ① IoTボタンは、只のボタンではない ③ 私は社内でこのネタを発表してしまったので、この技を使えない ② サーバレスなのでランニングコストが安い サーバレスアプリケーションは実行しなければ、ほぼタダ Twilioの最低維持費は ¥108/電話番号/月

Slide 12

Slide 12 text

■ ■ Page.12 デモ AWS Cloud

Slide 13

Slide 13 text

■ ■ Page.13 ありがとうございました。 電話がかかってきたので失礼します ありがとうございました。 ちょっと失礼