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VPNの運用
VPNルーターでのVPN運用を開始したものの、次の点が課題となりました。
1. 全てのトラフィックがVPN経由になる
対社内システム以外の通信もVPNを通るため、帯域の逼迫や地理的に距離があると非効率でし
た。これらは端末のルーティングテーブルで制御できるかもしれませんが、端末単位となると管理
が難しいと判断しました。
2. ルーター、ネットワークを自社管理する必要がある
社内システムを利用する業務はVPNの稼働が前提であり安定稼働に一定の注意を払い続ける必
要がありました。またネット回線を使い電話を行う業務も多いため、VPNが安定しない場合などのト
ラブルが起きると対応に入る必要がありました。
3. ルーターを設置する場所が必要になる
フルリモートワークに伴い東京オフィスの移転があり一時的にルーターを設置できないオフィスと
なったため、東京からサテライトオフィスがある宮崎市へルーターやネットワークの移設を行う必要
がありました。
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