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1万人以上が参加するオンラインコミュニティ「情シ スSlack」が参加者と運営者の 仕事やキャリアに与えたインパクト 一般社団法人日本ビジネステクノロジー協会 代表理事:岡村 慎太郎   理事:長谷川 真 2024.02.16

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コミュニティ立ち上げという 世界線 長谷川 真 なーねこ @na2neko

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自己紹介

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自己紹介 ● 長谷川 真(はせがわ まこと) ● ポート株式会社 VPoE ○ 開発部門の部門運営、マネジメントの責任者 ○ 過去のお仕事 ■ WEBエンジニア ■ 人事 ■ 情報システム・業務改善 等 ■ 情シスのアドバイザー業務 @na2neko

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自己紹介 ● ポート株式会社 2018年12月に東証グロースに上場 「社会的負債を、次世代の可能性に。」をパーパスとして掲げ クライアント、ユーザー双方の課題に深く入り込む 【成約支援事業】を展開しています @na2neko

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自己紹介 VPoEは1年生ですので 勉強しながら試行錯誤中です。 本日は「情シスのキャリア」で得た経験の お話をしたいと思います。 @na2neko

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情シスSlackとは

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「情シスSlack」とは コーポレートエンジニアコミュニティ 通称:情シスSlack https://corp-engr.jp/

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2019年 2020年 2021年 2022年 2023年 約 1万人 7700 5200 3000 900 情シスSlackの「のべ参加者数」推移

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この場をかりて・・・ 情シスSlackの成り立ちとしては 業界の方々の善意・助け合いの精神 これらがあったからこそ ここまで成長したのだと思います この場をかりて感謝申し上げます

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情シス Slack 以後 情シス Slack 以前 私の歴史について

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キャリア背景 | 情シスSlack立ち上げまで

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キャリア背景 ● 2000年頃 Perlのエンジニアとして ● 渋谷ビットバレー全盛期を経験 ● エンジニアの管理職(今思えば大失敗) ● 現場業務改善や、人事 ○ 社外から初めて、経験ある「上司」が登場 ● CTO補佐 + 情報システム担当(39歳で転職)

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「情シスSlack」が生まれた経緯 ● 「情シス」を業務で行うのは初めて ● 自身の管理していた部門に情シスがあったため、 事前知識が少しだけあった ● 分からない事はX(旧:ツイッター)で聞く ● 情シスの方々はSNS上ですぐ助けてくれる

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「情シスSlack」が生まれた経緯 ● 情シスの方々みんな優しい ● 相談できる仲間が欲しい ● 自分から提供できる知識が少ない ○ 変わりに集まる場所の確保とピザの提供 ○ 勉強会の旗振りをした

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「情シスSlack」が生まれた経緯 note 「情シスSlackで幸せになった話」より この時の参加者の一声から Slackをつくる事が決まった

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コミュニティから 広がった活動 | 運営が得た経験

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コミュニティから広がった活動 おかしんさん - 既存の情シスコミュニティへの関わり - 情シスのオフ会などを実施 hikkyさん - Microsoft の Enterprise Mobility + Security (EMS)に関する勉強会を運営 - 配信等なんでもやる人

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コミュニティから広がった活動 知見がある方の 参加 新しい イベントの開催 自分も やってみよう 知見のある方の動きを見て 自分もチャレンジしたいという方が増えました 結果、情シスSlackが色々なコンテンツの ハブになっていく事ができている状態

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運営が得た経験 ● 各種媒体での取材・出演 ○ 日経クロステック様 ○ 「ひとり情シス」でも1人じゃない、会社を越えたコ ミュニティーが盛り上がる理由 https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00138/083100621/

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運営が得た経験 ● 各種媒体での取材・出演 ○ PIVOT様「& questions」 ○ テーマ「隠れたヒーロー 情シスが企業を変える」 https://pivotmedia.co.jp/movie/11020

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業界・参加者へ向けた 取り組み

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業界・参加者へ向けた取り組み ● 情シス転職候補者向け・企業説明会イベント ○ 「情シス転職ミートアップ」 ○ 紹介料等なし・無償で実施 ○ 業界への職種認知度の向上 ○ 業界給与水準上昇への貢献も(?)

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情シスポジション特化エージェントを実施している WARC Inc. 様より 2023年から2024年のデータ

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補足:情シスのお仕事の変化 ● エンジニアスキルを活かせる領域も ○ IaCのような流れ ■ 利用するSaaSの構成管理 ● Terraformの利用 ○ 各SaaSの連携 ■ GAS等でのAPI連携、中間サービスの構築

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まとめ

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行動して見えてきた事 ● 行動した事で素敵な方々との出会いがあった ● 得たものを業界へ恩返しするという循環が大切 ● エンジニアの領域で培った力 ○ イベント・外部発信が盛んな点 ○ 複雑なものを整理し、実装していく視点 等 ○ 他の領域でも発揮できる事が多々ある

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情シス Slack 以後 情シス Slack 以前 私の歴史について - 続き

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本業 副業 課外活動 自己 学習 あくまでも本業を中心に考え 繋がりが無かった キャリアイメージ(情シスSlack 前)

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キャリアイメージ(情シスSlack 後) 副 業 社会貢献 目指したい 世界観 課外活動 自己 学習 本業 理想な世界観が見えてきて すべての行動が繋がってきた事を 体感できている

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最後に・・・

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2020年のデブサミ 13-D-8 エンジニアと人事がともに考えるエンジニア採用(てぃーびーさん) https://speakerdeck.com/tbpgr/recruit-engineers-who-think-both-engineers-and-human-resources

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2020年のデブサミ 13-D-8 エンジニアと人事がともに考えるエンジニア採用(てぃーびーさん) 情シスSlack立ち上げの行動をしていた頃、並行してエンジニア 経験者の人事(ジンジニア)が集まる活動へも参加しておりまし た。 2020年のデブサミを観て 2024年に登壇していることが とても感慨深いです

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行動することで キャリアの幅はとても広がりました 沢山の方々と出会えた事により この場に立つことができました ありがとうございました!! 締め