Slide 1

Slide 1 text

Backlog World 2020 re:Union 運営に参加して学んだ 自立型チームについての考察 JBUG大阪運営リーダー 駒田 美沙子(@komamichako)

Slide 2

Slide 2 text

自己紹介 ● JBUG大阪運営リーダーの「こまみさ」です! ● 普段は株式会社タンバリンでECサイト構築・運用のPM? ディレクター?やってます ● 過去にはSIerで開発やってたり、アパレル事業会社の情シス として顧客管理やECやアプリなどのリニューアルPJのユー ザー側PMとかもやってました ● 2018年に初めてJBUG参加して、すっかりコミュニティ活動に ハマってしまいました

Slide 3

Slide 3 text

本日のお話 ● 2020年4月18日(土)に開催されたBacklog World 2020 re:Unionのイベントに運営メンバーとして参加し ました。 ● 準備期間わずか1ヶ月ながらも参加者のみなさまから お褒めの言葉をたくさんいただき、大成功をおさめまし た(手前味噌)

Slide 4

Slide 4 text

本日のお話 ● 短い準備期間の中で成功できた理由として、チームで 最大限のパワーを発揮できた部分が大きいと思ってい ます ● じゃあ何故チームでパワーを発揮できたのか?の理由 を私なりに考えてみましたので、そんなお話をしたいと 思います

Slide 5

Slide 5 text

背景① Backlog World 2020は元々オフラインのイベントとして 2019年2月29日に開催予定でした。ただ、新型コロナウイ ルス感染拡大に伴い、やむなく中止となりました。このオフ ラインイベントで実施する際の運営メンバーは30名近くおり ました。

Slide 6

Slide 6 text

背景② クロージングの対応もひと段落した3月の頭に一旦運営メン バーは解散となりました。 ただ、半年以上前から準備を始めていただけあって、開催 できず悔しい思いを抱えている有志のメンバーを募って 「re:Union」新たなチームとして再出発したのが2020年3月 16日でした。

Slide 7

Slide 7 text

Point① 同じ目標を持っている 悔しい思いを抱えている有志のメンバーを募って この時点で共通の思いを抱えているメンバーのみが集まっ た。なんとかしてイベントを開催してみんなに届けたい。思 いが一つだった

Slide 8

Slide 8 text

背景③ 3月16日に新たなスタートを切った「re:Union」は運営メン バーが全部で11人(コミュニティマネージャーのタニーさん 含む) メンバーは東京が主軸でしたが、私は大阪だったり、札幌 のメンバーがいたり

Slide 9

Slide 9 text

背景④ チームで決めたルール ● MTGは月曜と木曜の21時から ● 議事録は読み終わったら署名する ● 決定事項はMTG参加メンバーで決める

Slide 10

Slide 10 text

Point③ Communicationルール このチームはどういう方式でコミュニケーションしますよとい うのを最初に決めたこと そしてそれを誰かが決めたのではなく皆で話し合って決め た

Slide 11

Slide 11 text

Point④ Decision(意思決定)の方法 意思決定が遅れると進行も遅れる 誰が意思決定するかを誰かに委ねるとその誰かがボトル ネックになってしまったり負荷が大きくなってしまう そこで「MTG参加メンバーで決める」という決め方を定めた ことがよかった

Slide 12

Slide 12 text

背景⑤ オンラインで実施すると決まってまずは日にちを決めまし た。とはいえ、新型コロナウイルスの影響は日々刻々と変 化していった。 そこで、最初の頃に最悪のケースとして全員リモートという やり方についても検討することとした

Slide 13

Slide 13 text

背景⑥ リハーサルをしてから最後の1週間はほぼ毎日夜はMTG だったり練習だったり 日々の業務もある中で、お互い「できることをやる」という精 神で自然と助け合うことができていた

Slide 14

Slide 14 text

Point⑤ 共感 Backlog World 2020のコンセプトでもあった「ONE」 仕事ではないコミュニティ活動だったからかもしれないが 「感情報酬」で動くことができた

Slide 15

Slide 15 text

こうして強いチームができた

Slide 16

Slide 16 text

いいチームには法則がある 「THE TEAM 5つの法則」では以下の法則があると 1. 目標設定の法則 2. 人員選定の法則 3. 意思疎通の法則 4. 意思決定の法則 5. 共感創造の法則 ※詳しくは本買って読んでみてください〜

Slide 17

Slide 17 text

まとめ 今回はオフラインイベント開催中止を乗り越えて、知らず知 らずのうちにこの5つの法則にのっとっていたのかもしれな いなと個人的に思いました。 このよかった部分を意識的に創作できると、いいチームが 作れるのかもしれません。