Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
BacklogWorld re:Unionの運営を経て学んだ自立型チームとは
Search
こまみさ
May 29, 2020
Business
4
510
BacklogWorld re:Unionの運営を経て学んだ自立型チームとは
こまみさ
May 29, 2020
Tweet
Share
More Decks by こまみさ
See All by こまみさ
タンバリン×キャスターオンラインイベントLT_駒田
komamisa
0
1.1k
受注側と発注側の経験を活かしたアジャイル開発への取り組み
komamisa
0
720
JBUG岡山 #3 プロジェクトマネジメントで意識していることとBacklog活用法
komamisa
0
340
プロジェクトマネジメントとBacklogの基本活用方法
komamisa
3
570
Other Decks in Business
See All in Business
merpay-Overview
mercari_inc
8
190k
Sales Marker Culture Book(English)
salesmarker
PRO
2
7.1k
【DearOne】Dear Newest Member
hrm
2
13k
ファーストピンの気持ち
in0u
1
130
HashPort Company Deck
hashport
0
19k
アッテル会社紹介資料/culture deck
attelu
11
15k
HENNGE会社紹介資料/company_introduction
hennge
3
200k
日本マーケティング学会2025発表_組織の市場志向形成におけるバウンダリースパナー行動とマーケターの越境的役割
nazoru
PRO
0
530
エムスリーキャリア エンジニア採用資料 / M3C Engineer Guide
m3c
1
100k
test_taiju
tami134
0
230
株式会社Branding Career_採用デック資料
20251024
0
660
採用ピッチ資料|SBペイメントサービス株式会社
sbps
0
34k
Featured
See All Featured
Designing Experiences People Love
moore
142
24k
For a Future-Friendly Web
brad_frost
180
10k
Build your cross-platform service in a week with App Engine
jlugia
234
18k
Why You Should Never Use an ORM
jnunemaker
PRO
60
9.6k
Evolution of real-time – Irina Nazarova, EuRuKo, 2024
irinanazarova
9
1k
Being A Developer After 40
akosma
91
590k
"I'm Feeling Lucky" - Building Great Search Experiences for Today's Users (#IAC19)
danielanewman
231
22k
Docker and Python
trallard
46
3.7k
Building a Scalable Design System with Sketch
lauravandoore
463
33k
Easily Structure & Communicate Ideas using Wireframe
afnizarnur
194
17k
Rebuilding a faster, lazier Slack
samanthasiow
84
9.3k
Done Done
chrislema
186
16k
Transcript
Backlog World 2020 re:Union 運営に参加して学んだ 自立型チームについての考察 JBUG大阪運営リーダー 駒田 美沙子(@komamichako)
自己紹介 • JBUG大阪運営リーダーの「こまみさ」です! • 普段は株式会社タンバリンでECサイト構築・運用のPM? ディレクター?やってます • 過去にはSIerで開発やってたり、アパレル事業会社の情シス として顧客管理やECやアプリなどのリニューアルPJのユー ザー側PMとかもやってました
• 2018年に初めてJBUG参加して、すっかりコミュニティ活動に ハマってしまいました
本日のお話 • 2020年4月18日(土)に開催されたBacklog World 2020 re:Unionのイベントに運営メンバーとして参加し ました。 • 準備期間わずか1ヶ月ながらも参加者のみなさまから お褒めの言葉をたくさんいただき、大成功をおさめまし
た(手前味噌)
本日のお話 • 短い準備期間の中で成功できた理由として、チームで 最大限のパワーを発揮できた部分が大きいと思ってい ます • じゃあ何故チームでパワーを発揮できたのか?の理由 を私なりに考えてみましたので、そんなお話をしたいと 思います
背景① Backlog World 2020は元々オフラインのイベントとして 2019年2月29日に開催予定でした。ただ、新型コロナウイ ルス感染拡大に伴い、やむなく中止となりました。このオフ ラインイベントで実施する際の運営メンバーは30名近くおり ました。
背景② クロージングの対応もひと段落した3月の頭に一旦運営メン バーは解散となりました。 ただ、半年以上前から準備を始めていただけあって、開催 できず悔しい思いを抱えている有志のメンバーを募って 「re:Union」新たなチームとして再出発したのが2020年3月 16日でした。
Point① 同じ目標を持っている 悔しい思いを抱えている有志のメンバーを募って この時点で共通の思いを抱えているメンバーのみが集まっ た。なんとかしてイベントを開催してみんなに届けたい。思 いが一つだった
背景③ 3月16日に新たなスタートを切った「re:Union」は運営メン バーが全部で11人(コミュニティマネージャーのタニーさん 含む) メンバーは東京が主軸でしたが、私は大阪だったり、札幌 のメンバーがいたり
背景④ チームで決めたルール • MTGは月曜と木曜の21時から • 議事録は読み終わったら署名する • 決定事項はMTG参加メンバーで決める
Point③ Communicationルール このチームはどういう方式でコミュニケーションしますよとい うのを最初に決めたこと そしてそれを誰かが決めたのではなく皆で話し合って決め た
Point④ Decision(意思決定)の方法 意思決定が遅れると進行も遅れる 誰が意思決定するかを誰かに委ねるとその誰かがボトル ネックになってしまったり負荷が大きくなってしまう そこで「MTG参加メンバーで決める」という決め方を定めた ことがよかった
背景⑤ オンラインで実施すると決まってまずは日にちを決めまし た。とはいえ、新型コロナウイルスの影響は日々刻々と変 化していった。 そこで、最初の頃に最悪のケースとして全員リモートという やり方についても検討することとした
背景⑥ リハーサルをしてから最後の1週間はほぼ毎日夜はMTG だったり練習だったり 日々の業務もある中で、お互い「できることをやる」という精 神で自然と助け合うことができていた
Point⑤ 共感 Backlog World 2020のコンセプトでもあった「ONE」 仕事ではないコミュニティ活動だったからかもしれないが 「感情報酬」で動くことができた
こうして強いチームができた
いいチームには法則がある 「THE TEAM 5つの法則」では以下の法則があると 1. 目標設定の法則 2. 人員選定の法則 3. 意思疎通の法則
4. 意思決定の法則 5. 共感創造の法則 ※詳しくは本買って読んでみてください〜
まとめ 今回はオフラインイベント開催中止を乗り越えて、知らず知 らずのうちにこの5つの法則にのっとっていたのかもしれな いなと個人的に思いました。 このよかった部分を意識的に創作できると、いいチームが 作れるのかもしれません。