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「UNIXという考え方」を読んで どう生きるか考えてみた 2023/2/13 JAWS-UG千葉支部 ハイブリッド#1 「UNIXという考え方」LT大会

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自己紹介 名前 :藤田 直幸 Twitter:@amarelo_n24 アマレロ@コーヒー焙煎人兼エンジニア Facebook:https://www.facebook.com/naoyuki.fujita.37 趣味:コーヒー豆の焙煎、干し芋作り 好きなAWSサービス:AWS CLI、AWS CloudShell、Cloud9 好きなコーヒー豆 :ブラジル ブルボンアマレロ Twitter Facebook

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○ 話すこと ・「UNIXという考え方」を読んだ感想と個人的見解 ・本書で得た学びを自分の生き方にどう取り込んでいくか? ※理解不足で強引なこじつけや誤認識があるかもしれませんので、 明らかに違うところはご指摘いただけますと幸いです🙇 × 話さないこと ・AWSの各種サービスについて ・技術的な内容 (はじめに)本登壇について

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1.UNIXという考え方を読むことになったキッカケ 2.心に残った言葉 3.自分の生き方にどう取り込んでいくか アジェンダ

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1.UNIXという考え方を読むことになったキッカケ 2.心に残った言葉 3.自分の生き方にどう取り込んでいくか アジェンダ

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昨年12月のre:Invent でのWerner氏のキーノート後から、 多くのエンジニアの方々が「UNIXという考え方」を読み始めた。 そのツイートを見て感化された。 キッカケは

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とはいえ心配だった 洋書の訳本は苦手 なんだよなぁ~

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四の五の言わずに 読め!! 天の声が聞こえた(気がした)

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・現代にも通ずる考え方が多い! ・生き方のヒントになる。 ・洋書でも読んでよかった。 ・もっと熟読しよう! 読了後の率直な感想

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1.UNIXという考え方を読むことになったキッカケ 2.心に残った言葉 3.自分の生き方にどう取り込んでいくか アジェンダ

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①「将来が予測可能で、そして現在とそう大きくは変わらない」という 勝手な思い込みを前提としている。 ②学習曲線からは降りられない。 ③偉大なプログラマは良いコードを借りてくる ④一つのことをうまくやろう ⑤紙には気を付けることだ。それはデータの死亡証明書といっていい。 心に残った言葉

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出典:第2章 2.2 やさしいソフトウェア工学 システムや仕組みはどこかで陳腐化するし、終わりの時も来る。 ガチガチの設計をしてはいけないというわけではなく、 柔軟な変化を出来る設計や運用を考える必要がある。 それを実現しやすいのが、AWSをはじめとした クラウドサービスなんだろうなと… 「将来が予測可能で、そして現在とそう大きくは変わらない」 という勝手な思い込みを前提としている。

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出典:第3章 楽しみと実益をかねた早めの試作 エンジニアに限らず、すべての職種の人たちが変化に対応するために 学習をしている。達人でさえ変化を避けられない。 不確実性の多い現代を生き抜くには、新しいことを試作したり 試行錯誤を繰り返して学んでいくしかない!! 学習曲線からは降りられない

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出典:第5章 5.1 定理6:ソフトウェアの梃子を有効に活用する 既存のソフトウェアを借用し、そこに付加価値をつける。 他人が作ったコードや設計、運用、ハンズオンシナリオを参考にし、 効率化できるポイントや高機能化できるポイントを加える等、 自分のオリジナルを加えてフィードバックするのが大事。 コピペはダメ、ゼッタイ! 偉大なプログラマは良いコードを借りてくる

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出典:第8章 一つのことをうまくやろう そもそも人間もコンピューターも複数のことを上手くこなせるほど 器用なものではないはず。 まずは実現したいことの本質を果たせる仕組みづくりを考えよう。 不器用でも一つのことに向き合い理解を深めよう。 一つのことをうまくやろう

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出典:第7章 7.4(4)森林を守る 「なぜそんなに自然破壊を繰り返しているんだ」 「動かせないデータは死んだも同然」 「紙の中に閉じ込められたままでは、有用性に限界がある」 ペーパーレスがまだ十分に対応されていない会社があるのに、 20年以上前から紙の有用性について言及されていたのかと驚き! ※技術書は物理本の方がいいんですけどね😅 紙には気を付けることだ。それはデータの死亡証明書といっていい。

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1.UNIXという考え方を読むことになったキッカケ 2.心に残った言葉 3.自分の生き方にどう取り込んでいくか アジェンダ

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①まずはとりあえずやってみよう! ②オリジナルをプラスしてアウトプットしよう! ③人と環境にやさしい仕組みを作ろう! 自分の生き方にどう取り込んでいくか

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「洋書は苦手だから読まない!」と拒否反応をしていたら、 UNIXという考え方を読んで得られる学びを得られなかった。 外の世界を知って、外の人たちとつながって一緒に学び、 自分の守備範囲を増やしていこう! 先入観を持たずに興味を持ったらやってみる! 小さくはじめて自分に合うことを上手くできるように深掘りする。 違っていたら止める。 まずはとりあえずやってみよう!

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その場の雰囲気だけで終わらずに、得られた学びは何かを考える。 自分なりのオリジナルの見解をプラスしてアウトプットしよう! オリジナルをプラスしてアウトプットしよう!

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自分が作ったシステムや仕組みを使うのは、他の誰か。 それを改善したり終わらせる役割も他の誰かかもしれない。 その人たちに余計な負荷を与えないことを考えよう。 電気や紙を無駄にするような仕組みは極力減らしていこう。 人と環境にやさしい仕組みを作ろう!

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・生き方を見直す良いきっかけになった。 ・洋書苦手と言って読まないのは損。まずは読んでみよう! ・もっと熟読したい。 ・読むほど、AWSはUNIXの考え方に近い活動をしているなぁと実感。 ・この本に書いてあることを踏まえながら、もっとAWSのサービスに 触れて学んでみたい。 まとめ

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