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confidential 1 テクノロジーの社会実装を加 速させる 東京大学松尾研究室発の 最先端のAIのスタートアップ 会社名 株式会社Almondo(アーモンド) 由来 ”AI”で”mondo”(イタリア語で世界の意)に「希望」 (Almondoの花言葉)を生み出す会社でありたい 会社概要

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confidential Almondoのポジショニング 2 Almondoは株式会社テンダと事業提携しており、AIスタートアップのスピード感・技術力はそのままに、システム開発 やコンサルティングまで可能 Almondo/テンダ コンサルファーム SIer プロダクト会社 AIスタートアップ コンサル/要件整理 AI開発知見 システム開発 スピード感 ◎〜◯ ◎ ◎〜◯ ◎ ◎ ◯〜× ◎〜◯ ◯〜× ◎〜◯ ◯〜× ◎ ◯〜× × × × ◎ ◯ ◎ × ◎

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confidential 取引先(一部) 大手企業数十社との実績 3

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confidential 生成AIによる受託開発やコンサルの変化 これまで 「多層伝言ゲーム」の業界 例)多重下請け、クライアントワーク、膨大な成果物とそれに伴うコスト これから 開発などデリバリチームがリーンになる、”頭脳”が重要になる 意外と変わらないこと 1. “情報”の格差 2. 品質保証する存在

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confidential AIを含んだ開発の社会実装のどこが難しいか? AIエージェントを一旦擬人化して捉えてみる 1. “AIさん”の性格や能力の理解が、組織内の人によって違う 1. 学習データが大量に必要なんでしょ...? 2. “システム”だから細かく要件定義をしないといけないんでしょ...? →ある意味”柔軟”だからこそ、その管理の仕方が特殊。意外とマイクロマネジメントしなくて良い 部分もあれば、チェックポイントを作っておかないといけない部分もある 1. “AIさん”に”暗黙知”を伝えきれない/伝えるものがない 1. ナレッジ化できているものが少なく、コンテクストの入れ方が重要になるが、その場合はAIの理解だ けではなく、ドメイン/業務理解が必要になる 2. “AIさん”への仕事の振り方が曖昧 1. 期待するものが変わってしまう、要求定義しきれていない

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confidential 現場で “使われる” AI エージェントにする工夫 若手が多いが、エンプラの上流案件も多いAlmondoでの実践 1. エンジニア出身の人の強み 1. 特にソフトウェアエンジニアの人は動作するか、安定的に動くかの意識がある 2. ノードとエッジ、フローなどの構造で捉えられる 3. 特にデザイン経験のある人はUXを考えられる 4. 手を動かしているので可能性や制約が分かる 2. 足りないこと 1. “組織の動かし方”的な話(どう検証するか、どう広げるか、どこから変えるか、誰の納得が大事か、 など) 2. 一般人の技術理解の認識(専門用語を使いすぎる、技術的可能性の議論をしてしまう) 3. 求められていることの理解(業務をやったことがない中でコンテクストが抜ける) 3. 組織の中では、本当に作る必要があるのか?なぜ?を問う。一旦フローを構造化してみる。誰にとってど のくらい嬉しいのかを考える。専門用語を使いすぎない。あえて客先に立ってもらい、メンターをつけて鍛 える

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confidential 今後、エンジニアが身につけておくべき資質・準備 エンジニア以外にも言えることだが、Polymath(博識家)の資質が大事 1. Forward Deployed Engineerの話 a. 単なる受託開発とはかなり違いがある b. お客様に言われたものをそのまま作ると顧客が求めたものから乖離する i. 特に「技術的にできるか/できないか」「最新のアップデートで何ができるか」で考えてしまうと 起こりがち c. AI時代に最適な業務の形になっていないこともあるので、「こういう業務があるべき姿です」と伝え、 前後の業務の調整も含めてサポートしながら進めていく 2. スキルの話 a. 深掘り能力 i. Why?を問う癖 ii. 仮説を提示した上で質問する癖 iii. 構造化して整理する癖 b. 好奇心 i. 「〇〇したい」を表現できる力