Slide 1
Slide 1 text
JSONの読み解き方
Power Apps での JSON 攻略法
Slide 2
Slide 2 text
自己紹介
株式会社アイシーソフト
https://www.icsoft.jp/
@MiTo60448639
https://qiita.com/MiyakeMito
好き：家庭用アプリ開発 ドライブ 塊魂
Slide 3
Slide 3 text
目標
Power Apps で
複雑な JSON からでも
目的の値を スマート に取得できる
Slide 4
Slide 4 text
いきさつ
『おうじゃさんといっしょ』コミュニティで
JSON 三宅
なる二つ名を与えられたため
Slide 5
Slide 5 text
いきさつ
他にも
ライセンスのふらり さん
アフリカの小林 さん
などなど、いらして楽しいです
https://oujasan-to-issho.connpass.com/
#おうじゃさんといっしょ
Slide 6
Slide 6 text
JSONむずい
Slide 7
Slide 7 text
JSONってままならない
Keyと値はそこにある、
見えている、
でもデータ階層が深すぎて
思った通りに値が取得できない！
← 例えば、利根川の長さとか…
国名.地理.河川・・・・？？
{"国名":"日本",
"地理":{"地域":"アジア",
"面積":377900,
"人口":126925843,
"河川":[{"順位":1,
"名前":"信濃川",
"長さ":367},
{"順位":2,
"名前":"利根川",
"長さ":322},
{"順位":3,
"名前":"石狩川",
"長さ":268}]}}
Slide 8
Slide 8 text
JSON対策
Slide 9
Slide 9 text
パターン化して読み解く
階層構造をパターン化
まずは、３パターン！
Slide 10
Slide 10 text
でもその前に
JSONは整形した方がいい
Visual Studio Code がおすすめ
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/visual-studio-code/
JSON形式 ⇒ ドキュメントのフォーマット
Slide 11
Slide 11 text
見やすさアップ！
• 各階層が整列する
• KeyとValueが色分けされる
• {（波かっこ）や、[（角かっこ）の
開始と終了が認識できる
など
Slide 12
Slide 12 text
準備
JSONはコレクションに入れる
■ Collect (collection名,JSONデータ)
■ ClearCollect (collection名,JSONデータ)
Slide 13
Slide 13 text
準備
今回は、
Power Automate を呼び出し、
『応答』でJSONを作成した後、
コレクションに格納しました。
Slide 14
Slide 14 text
３つのパターン
パターン 対策 例
①
（データ先頭の）
{
Key
First(collection).Key
{
"国名": "日本",
② Key1:{
Key2:
Key1.Key2
"地理": {
"地域": "アジア",
③
Key1:[
{
Key2:
Lookup( ).Key2
Last(FirstN( ),添字).Key2
など
"河川": [
{
"順位":1,
左上から右下に向かって、パターンで攻略する
Slide 15
Slide 15 text
パターン① －データ先頭の「 { 」
コレクションをFirst()で囲み、後ろに「 . 」とKeyをつける。
{
Key : Value,
Value = First(collection).Key
Slide 16
Slide 16 text
Value = key1.Key2
パターン② －データ中の「 { 」
Key1 と Key2 を「 . 」でつなげる。
Key1:{
Key2: Value,
Slide 17
Slide 17 text
Value = Lookup(key1,条件)
パターン③ －データ中の「 [ { 」
コレクションをLookup()で囲み、後ろに「 . 」とKeyをつける。
Last(FirstN()) もおすすめ。
https://qiita.com/yamad365/items/11e9cece46df161138a0
Key1:[
{
Key2: Value,
.Key2
Value = Last(FirstN(key1),添字).Key2
Slide 18
Slide 18 text
パターン③ －データ中の「 [ { 」
また、
ギャラリーの Itemプロパティに
設定すると、一覧表示が可能。
Slide 19
Slide 19 text
実践
Slide 20
Slide 20 text
First(JsonData) .河川
Lookup(
, 名前= “利根川”).長さ
.地理
= 322
Slide 21
Slide 21 text
応用① －データ先頭の「 [ { 」
パターン③と同じ。
[
{
Key : Value,
Value = Lookup(collection).Key
Value = Last(FirstN(collection),添字).Key
Slide 22
Slide 22 text
応用② －データ中の「 [ 」
配列です。添え字を指定して値を取得したいので・・・
[
Value,
Value = Last(FirstN(collection),添字).Key
Slide 23
Slide 23 text
まとめ
JSONから目的の値を取得する方法は
パターン化で対応できる
Slide 24
Slide 24 text
本日の内容
■ Power AppsでもJSONと仲良くなるために
https://qiita.com/MiyakeMito/items/ffcc7639b2813dee77ca
■ Visual Studio CodeでJSONを表示する方法（自分用メモ
https://qiita.com/MiyakeMito/items/3b169908ed36256b3ec6
Slide 25
Slide 25 text
ありがとうございました