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建設的であり続けたいだけの、 ⼈たらしチームマネジメント “あざとくて何が悪いの︖” Regional Scrum Gathering Tokyo 2021 穂苅 理沙

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株式会社サイバーエージェント AI事業本部 インフルエンサー事業 責任者 穂苅 理沙 2010中途⼊社 2014 2017 インフルエンサーマーケティング クラウドソーシング 第⼀⼦誕⽣ 第⼆⼦誕⽣ チャットボット ロボット ⼈事 Ameba メディア ⼦会社 AI事業本部 マッチング

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Agenda 1) イントロダクション 2) プラクティスの紹介 3) あざとさのススメ

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・リモートワークでの振る舞いに不慣れ ・ステークホルダー間の合意形成の鈍化 コロナ渦においてチームの課題

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・思惑を読み取りづらい ・おたわむれが減った ・家庭の事情 リモートワークのやりづらさ(個⼈的TOP3) 移動時間などの余⽩がなくなり、 雑談するタイミングがわからない

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・「罪悪感」は遅効性、「しらけ」は即効性の毒 ・モチベーションは限りあるもの いつかはゼロに 進⾏が滞ると起こること ⼀発KO、最悪離職の可能性も

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リモートワーク × 合意形成の鈍化 →プロジェクトの進⾏が難航化 今⽇お話すること

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リモートワーク × 合意形成の鈍化 →プロジェクトの進⾏が難航化 今⽇お話すること 状況が変わったならやり⽅も変える 効果を感じたプラクティスを紹介します︕

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Agenda 1) イントロダクション 2) プラクティスの紹介 3) あざとさのススメ

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あいさつはコンディション を知る最適なスキーム

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相⼿のコンディションを知る フツーの⽬的 コミュニケーションを円滑にする ⼈として 社会⼈として +αの狙い ・⾃分がアクションさえすれば必ず確認できる ・素のまま顕著に出やすい 返しに元気ない⼈、無⾔の⼈がい たら状態に気を配る

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元気を定量的に⾔うと ?

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ファ (私の場合)

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ファ (私の場合) ・⽬安にする基準として声のトーンに注⽬ ・普段より⾼い低いである程度判断できる

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オンライン会議で絶対活⽤ すべき「奥⾏き」

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奥⾏きってなに ?

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画⾯に占める顔の割合

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消極的・否定的な印象 ⼤きく写っている 積極的・肯定的な印象 遠い、不明瞭

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消極的・否定的な印象 ⼤きく写っている 積極的・肯定的な印象 遠い、不明瞭 とくに⼤事なメッセージを伝えたいとき 画⾯の40~50%は使うようにしている ニュートラルなときでも20~30%は維持

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リアクションは⼤げさ ぐらいが議論の質を⾼める

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情報が⽋けている あっても読み取りづらい →合意形成に時間がかかる 今まで うなずき、⽬の動き(うつむく、 そらす)、⾝体の揺れ、呼吸(た め息)、時計⾒た、スマホいじっ てる...など →ノンバーバルな情報で相⼿が考 えていることを補完していた オンライン

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情報が⽋けている あっても読み取りづらい →合意形成に時間がかかる 今まで うなずき、⽬の動き(うつむく、 そらす)、⾝体の揺れ、呼吸(た め息)、時計⾒た、スマホいじっ てる...など →ノンバーバルな情報で相⼿が考 えていることを補完していた オンライン 話を正しく進めるには情報の渡し合いが必要 話してる⼈のためにやる 議論の質を上げるためにやる

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オンラインプレゼン時に ⾒るべきは資料ではなく 参加者の反応

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どこ⾒てる︖ 資料に⽬がいきがちだけど、 なるべく聞いている⼈を⾒る

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どこ⾒てる︖ 相⼿が理解しているか︖ 納得しているか︖ 置き去りにして話を進めない

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対⾯は物理的にむり 同時に⾒れる点は オンラインならではのメリット

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実は⾒落としていたかも

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Agenda 1) イントロダクション 2) プラクティスの紹介 3) あざとさのススメ

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実験したプラクティスに 込めた想い

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・困難な状況で「すねる」のは⾃分が⼀番損する ・早く状況に適応したもん勝ち ・成功確率にとらわれずチャレンジ回数を増やす どんな状況でも建設的であること

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・何のためにやってる︖に胸を張って ・⾔い訳してやらないのはもったいない ・習慣になってしまえば丸儲け 堂々と計算⾼くあればいい

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チームの変化・成果

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・何かが変われば影響し合うもの ・リモートワーク解除したあとも学びは残った チームは相互作⽤

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・メンバー間での絆/愛着 ・おもんばかるスキル 副次的効果 ものづくりには⽋かせない

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Thanks!!