Regional Scrum Gathering Tokyo 2021 で講演した内容をスライドシェア用に加工したものです。
#RSGT2021 #RSGT
※同タイトルの番組とは関係ありません(ファンです)
私の携わる事業では、ステークホルダーが多くプロジェクトの進行が複雑化していました。
加えてコロナ感染症流行の影響で、フルリモート開発や関連事業のペンディングなど、さらにいくつかの困難を乗り越える必要が出てきました。
進行が滞ってしまったプロジェクトにやがてくるであろう、チームの「しらけ」。
それだけは避けたいと思い、できることは何でもやろうと考えました。
本当に何でも です。
実際やってみて、今まであまり意識していなかった物事の中にも活用できることが多くあると実感しました。
一つ一つは小さいことでも、
周りの状況がなかなか好転しなくても、
モチベーションに働きかけることはできます。
そのための手段を、私は肯定的に“あざとい”と表現しています。
誰かをだましたり、傷つけるのではなく、“ただ純粋によりよく前に進むため”の手段として、計算高く振る舞うのです。
どんなに困難な状況であっても建設的であり続けたい。
その願いを込めた、私なりのチームマネジメントの形です。
このプレゼンテーションでは、地道な積み重ねの結果、効果があったと感じるいくつかのプラクティスを紹介します。
Outline/Structure of the Talk
- イントロダクション
- チームが直面した2つの困難
- “フルリモート”下でのコミュニケーション
- ステークホルダー間の“合意形成スピードの鈍化”
- プラクティスの紹介
- あいさつはコンディションを知る最適なスキーム
- オンライン会議で絶対活用すべき「奥行き」
- リアクションは大げさぐらいが議論の質を高める
- オンラインプレゼン時に見るべきは資料ではなく参加者の反応
- あざとさのススメ
- 実験したプラクティスに込めた想い
- チームの変化・成果
Learning Outcome
- チームマネジメントに限らず、“人と関わるすべてのシーンで活用できる”と考えています
- 特に“オンラインでのコミュニケーションの課題”にフォーカスしています
- 準備は何も必要ありません。自分の意識次第で“すぐにでも”取り組めます
Target Audience
チームを愛している人、チームで何かを成し遂げることに喜びを感じる人、つねに建設的でありたい人、いいものづくりをしたい人