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“あざとくて何が悪いの?”建設的であり続けたいだけの、人たらしチームマネジメント

F315544eb1dd85f84edc95c4636cd4b8?s=47 Risa Hokari
January 09, 2021

 “あざとくて何が悪いの?”建設的であり続けたいだけの、人たらしチームマネジメント

Regional Scrum Gathering Tokyo 2021 で講演した内容をスライドシェア用に加工したものです。

#RSGT2021 #RSGT

※同タイトルの番組とは関係ありません(ファンです)

私の携わる事業では、ステークホルダーが多くプロジェクトの進行が複雑化していました。
加えてコロナ感染症流行の影響で、フルリモート開発や関連事業のペンディングなど、さらにいくつかの困難を乗り越える必要が出てきました。

進行が滞ってしまったプロジェクトにやがてくるであろう、チームの「しらけ」。

それだけは避けたいと思い、できることは何でもやろうと考えました。


本当に何でも です。
実際やってみて、今まであまり意識していなかった物事の中にも活用できることが多くあると実感しました。

一つ一つは小さいことでも、
周りの状況がなかなか好転しなくても、
モチベーションに働きかけることはできます。

そのための手段を、私は肯定的に“あざとい”と表現しています。

誰かをだましたり、傷つけるのではなく、“ただ純粋によりよく前に進むため”の手段として、計算高く振る舞うのです。

どんなに困難な状況であっても建設的であり続けたい。
その願いを込めた、私なりのチームマネジメントの形です。

このプレゼンテーションでは、地道な積み重ねの結果、効果があったと感じるいくつかのプラクティスを紹介します。

Outline/Structure of the Talk
- イントロダクション
 - チームが直面した2つの困難
  - “フルリモート”下でのコミュニケーション
  - ステークホルダー間の“合意形成スピードの鈍化”

- プラクティスの紹介
 - あいさつはコンディションを知る最適なスキーム
 - オンライン会議で絶対活用すべき「奥行き」
 - リアクションは大げさぐらいが議論の質を高める
 - オンラインプレゼン時に見るべきは資料ではなく参加者の反応

- あざとさのススメ
 - 実験したプラクティスに込めた想い
 - チームの変化・成果

Learning Outcome
- チームマネジメントに限らず、“人と関わるすべてのシーンで活用できる”と考えています
- 特に“オンラインでのコミュニケーションの課題”にフォーカスしています
- 準備は何も必要ありません。自分の意識次第で“すぐにでも”取り組めます

Target Audience
チームを愛している人、チームで何かを成し遂げることに喜びを感じる人、つねに建設的でありたい人、いいものづくりをしたい人

F315544eb1dd85f84edc95c4636cd4b8?s=128

Risa Hokari

January 09, 2021
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Transcript

  1. 建設的であり続けたいだけの、 ⼈たらしチームマネジメント “あざとくて何が悪いの︖” Regional Scrum Gathering Tokyo 2021 穂苅 理沙

  2. 株式会社サイバーエージェント AI事業本部 インフルエンサー事業 責任者 穂苅 理沙 2010中途⼊社 2014 2017 インフルエンサーマーケティング

    クラウドソーシング 第⼀⼦誕⽣ 第⼆⼦誕⽣ チャットボット ロボット ⼈事 Ameba メディア ⼦会社 AI事業本部 マッチング
  3. Agenda 1) イントロダクション 2) プラクティスの紹介 3) あざとさのススメ

  4. ・リモートワークでの振る舞いに不慣れ ・ステークホルダー間の合意形成の鈍化 コロナ渦においてチームの課題

  5. ・思惑を読み取りづらい ・おたわむれが減った ・家庭の事情 リモートワークのやりづらさ(個⼈的TOP3) 移動時間などの余⽩がなくなり、 雑談するタイミングがわからない

  6. ・「罪悪感」は遅効性、「しらけ」は即効性の毒 ・モチベーションは限りあるもの いつかはゼロに 進⾏が滞ると起こること ⼀発KO、最悪離職の可能性も

  7. リモートワーク × 合意形成の鈍化 →プロジェクトの進⾏が難航化 今⽇お話すること

  8. リモートワーク × 合意形成の鈍化 →プロジェクトの進⾏が難航化 今⽇お話すること 状況が変わったならやり⽅も変える 効果を感じたプラクティスを紹介します︕

  9. Agenda 1) イントロダクション 2) プラクティスの紹介 3) あざとさのススメ

  10. あいさつはコンディション を知る最適なスキーム

  11. 相⼿のコンディションを知る フツーの⽬的 コミュニケーションを円滑にする ⼈として 社会⼈として +αの狙い ・⾃分がアクションさえすれば必ず確認できる ・素のまま顕著に出やすい 返しに元気ない⼈、無⾔の⼈がい たら状態に気を配る

  12. 元気を定量的に⾔うと ?

  13. ファ (私の場合)

  14. ファ (私の場合) ・⽬安にする基準として声のトーンに注⽬ ・普段より⾼い低いである程度判断できる

  15. オンライン会議で絶対活⽤ すべき「奥⾏き」

  16. 奥⾏きってなに ?

  17. 画⾯に占める顔の割合

  18. 消極的・否定的な印象 ⼤きく写っている 積極的・肯定的な印象 遠い、不明瞭

  19. 消極的・否定的な印象 ⼤きく写っている 積極的・肯定的な印象 遠い、不明瞭 とくに⼤事なメッセージを伝えたいとき 画⾯の40~50%は使うようにしている ニュートラルなときでも20~30%は維持

  20. リアクションは⼤げさ ぐらいが議論の質を⾼める

  21. 情報が⽋けている あっても読み取りづらい →合意形成に時間がかかる 今まで うなずき、⽬の動き(うつむく、 そらす)、⾝体の揺れ、呼吸(た め息)、時計⾒た、スマホいじっ てる...など →ノンバーバルな情報で相⼿が考 えていることを補完していた

    オンライン
  22. 情報が⽋けている あっても読み取りづらい →合意形成に時間がかかる 今まで うなずき、⽬の動き(うつむく、 そらす)、⾝体の揺れ、呼吸(た め息)、時計⾒た、スマホいじっ てる...など →ノンバーバルな情報で相⼿が考 えていることを補完していた

    オンライン 話を正しく進めるには情報の渡し合いが必要 話してる⼈のためにやる 議論の質を上げるためにやる
  23. オンラインプレゼン時に ⾒るべきは資料ではなく 参加者の反応

  24. どこ⾒てる︖ 資料に⽬がいきがちだけど、 なるべく聞いている⼈を⾒る

  25. どこ⾒てる︖ 相⼿が理解しているか︖ 納得しているか︖ 置き去りにして話を進めない

  26. 対⾯は物理的にむり 同時に⾒れる点は オンラインならではのメリット

  27. 実は⾒落としていたかも

  28. Agenda 1) イントロダクション 2) プラクティスの紹介 3) あざとさのススメ

  29. 実験したプラクティスに 込めた想い

  30. ・困難な状況で「すねる」のは⾃分が⼀番損する ・早く状況に適応したもん勝ち ・成功確率にとらわれずチャレンジ回数を増やす どんな状況でも建設的であること

  31. ・何のためにやってる︖に胸を張って ・⾔い訳してやらないのはもったいない ・習慣になってしまえば丸儲け 堂々と計算⾼くあればいい

  32. チームの変化・成果

  33. ・何かが変われば影響し合うもの ・リモートワーク解除したあとも学びは残った チームは相互作⽤

  34. ・メンバー間での絆/愛着 ・おもんばかるスキル 副次的効果 ものづくりには⽋かせない

  35. Thanks!!