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UiPathのすすめ 2020年4月現在

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UiPathの構成 基本形(Enterprise Edtion) 標準形(Enterprise Edtion) 拡張形(Enterprise Edtion) Studio Studio Robot Studio Robot Orchestrator Community Edition Studio Orchestrator Robot U I P A T H リ セ ラ ー 独 力 1. 個人のRPA開発者および小規模事業者向け。 2. ずっと無料で、STUDIOは2ライセンス。Attended Robots2台。 3. UiPathによる自動更新。UiPathフォーラムの無償サポート。 引用元(抜粋):https://www.uipath.com/ja/start-trial

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このセミナーでの範囲 基本形(Enterprise Edition) 標準形(Enterprise Edition) 拡張形(Enterprise Edition) Studio Studio Robot Studio Robot Orchestrator Community Edition Studio Orchestrator Robot U I P A T H リ セ ラ ー 独 力 1. 個人のRPA開発者および小規模事業者向け。 2. ずっと無料で、STUDIOは2ライセンス。Attended Robots2台。 3. UiPathによる自動更新。UiPathフォーラムの無償サポート。 引用元(抜粋):https://www.uipath.com/ja/start-trial

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今後の展開 基本形(Enterprise Edition) 標準形(Enterprise Edition) 拡張形(Enterprise Edition) Studio Studio Robot Studio Robot Orchestrator Community Edition Studio Orchestrator Robot U i P a t h リ セ ラ ー 独 力 1. Orchestratorは、野良ロボット対策、カスタムアクティビティ配 付、定時自動起動など、便利な機能がいっぱい! 2. コンピュータ名、ログイン情報などの設定が必要になります 引用元(抜粋):https://www.uipath.com/ja/start-trial

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タイムスケジュール • 本セミナは、二部構成になっています。 1. 前半はUiPathStudioをインストールするまでです。 事前にインストールされているかたは、眺めているだけです。 (19:00~20:20) 10分休憩 2. 後半は、簡単なROBOTを作ります。 入力ダイアログに入れた文字列を、変数を通じてメッセージボッ クスに表示する、有り勝ちなものです。 終了したら、EXCELのシート上のデータを読み込むロボットをデモ 作成します。 (20:30~21:30) 時間は大いに前後します。

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UiPathのすすめ 1. 事前に準備するもの 2. ログイン 3. ダウンロード 4. インストール 5. 作ってみよう 6. 振り返り 7. EXCELを読んでみよう 後半

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5. つくってみよう 2020年4月現在 後半

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5. つくってみよう-1 • とってもベタですが、 「名前」を入力して、「OK」ボタンをクリックしたら 「名前」のメッセージボックスを表示する ⇒「入力」と「出力」と、それらをつなぐ「変数」 後半 変数 入力 出力

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【処理概要】 「名前」を入力して、「OK」ボタンをクリックしたら、「名前」のメッセージボックスを表示する • かんたんな仕様書を書いてみよう <入力> 入力ダイアログ <出力> メッセージボックス <処理> 入力(型式、内容)を確認する どういうことをするのか確認する ⇒使うアクティビティを想像してみよう 出力(型式、内容)を確認する 後半 5. つくってみよう-2

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5. つくってみよう-3 • UiPath Studioを起動する。 ※スタートメニューにない場合は、 C:¥Users¥<>¥AppData¥Local¥UiPath¥ UiPath.Studio.exeのショートカットを デスクトップに作ろう! 後半 作業フォルダ C:¥Users¥hjmkzk¥AppData¥Local¥UiPath¥app-20.4.1

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5. つくってみよう-4 • スタートから、右側の新規プロジェクト⇒プロ セスをクリックする。 後半 前に作成したロボ一覧 (今は無い) 一覧にないロボを開く時

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5. つくってみよう-5 • スタートから、右側の新規プロジェクト⇒プロ セスをクリックする。 後半

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5. つくってみよう-6 • 名前:「はじめてのUiPath」 場所:変更しない事をお勧めする 説明:書かなくてもよい…でもあった方がよい ※名前、説明は一度設定した後でも変更可能です 後半

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5. つくってみよう-7 • 結構時間が経ってから、「メイン ワークフロー を開く」をクリック。さらに時間が経つ 後半

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5. つくってみよう-8 • 開いたところ 後半

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5. つくってみよう-9 • 画面の構成…習うより慣れる! 後半 プロジェクト: ロボットのファイルを管 理 アクティビティ: ロボットを組み立てる 部品群 デザイン: ロボットにアクティビティを 搭載する。変数、引数を 定義する プロパティ: 搭載したアクティビティ のパラメタを設定する 操作:作成、保存、実行、レコーディング など

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5. つくってみよう-10 • 「アクティビティ」パネルにして、「メイン ワークフロー」 の中に、「シーケンス」をドラッグ&ドロップする。 後半

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5. つくってみよう-11 • 「メイン ワークフロー」の中に、「シーケンス」 をドラッグ&ドロップする。 後半 ※ロボットに修正が入ると、ファ イル名の脇に「*」が付きます! ※

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5. つくってみよう-12 • 「アクティビティ」パネルの検索に「入力」と入力し、出 てきた「入力ダイアログ」をドラッグ&ドロップする。 後半 検索 アクティビティは、捜せる が、お気に入りに登録す ると楽!

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5. つくってみよう-13 • 「入力」と入力し、出てきた「入力ダイアログ」 をドラッグ&ドロップする。 後半

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5. つくってみよう-14 • アクティビティ上から、「タイトル」を入力してみ る(二重引用符(shift+2)で括る事)。 後半

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5. つくってみよう-15 • 「プロパティ」中から、「ラベル」を入力してみる (アクティビティに反映される!)。 後半 ラベルの右脇の[…]をクリックした テキストボックスからでもOK

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5. つくってみよう-16 • 「プロパティ」の[出力]の結果の右側のテキスト ボックス部分をマウスで選択し、マウスの先端 が|になった状態でCtrl+Kを押下し、新しい変数 を定義する(ここでは[名前]と入力 )。 後半 無選択状態 マウスの先端が|になった Ctrl+Kを押下した! 変数名入力! 日本語なら コピペが楽!

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5. つくってみよう-17 後半 • ショートカット …パソコンのアプリケーションなど を少ないキータッチで呼びだすための機能 https://docs.uipath.com/studio/lang-ja/docs/keyboard-shortcuts CC Description Ctrl + L ログ ファイルが格納されているフォルダーを開きます。 Ctrl + S 現在開いているワークフローを保存します。 Ctrl + F ユニバーサル検索バーを開きます。 F5 メインとして .xaml ファイル セットから始めて、デバッグ モードで現在のプロジェクトを実行 します。 Ctrl + F5 現在のプロジェクトを実行します。 F6 デバッグ モードで現在開いている .xaml ファイルを実行します。 Ctrl + F6 現在開いている .xaml ファイルを実行します。 Ctrl + K アクティビティの必要なタイプと同じタイプの変数を作成します。 Ctrl + Space IntelliPrompt ウィンドウを開きます。

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5. つくってみよう-18 • 完成形 後半

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5. つくってみよう-19 • [変数]タブをクリックすると、先ほど定義した 変数(「名前」)がある! 後半

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5. つくってみよう-20 後半 変数(Variable)とは、一般的にプログラム言語において「値を入れておく箱」のような ものと言われます。 様々なデータを変数(箱)に中に入れることによって、中身が代わっても自由に引き出す ことができます。UiPathだけでなく、どのプログラミング言語においても必須の機能 のひとつですので、この機会に変数について理解しておきましょう。 https://uipath.site/basic/variables.html String 文字列(数字)を入れる型 Int32 数値を入れる型 (-2147483648から+2,147,483,647) 21億4748万… Int64 数値を入れる型 922垓3372京368億5477万… (-9223372036854775808から9,223,372,036,854,775,807) String[] 文字列型の配列 Boolean True/Falseを入れる型 DateTime 日付や時間を入れる型 Object オブジェクトを入れる型 DataTable EXCELシートを入れる型 変数A 変数B 変数X 変数B <スコープ … 変数の有効範囲> 変数X 変数C 変数Bは上位 の定義と被る 変数Xは同位の 定義と被らない "123"と123とでは意味が違う "123"は文字列(数字)としての"123"で あり、123は数値としての123である。 "123" + "456" = "123456" 123 + 456 = 579

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5. つくってみよう-21 • 「ボックス」と入力し、出てきた「メッセージボッ クス」をドラッグ&ドロップする。 後半

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5. つくってみよう-22 • 「ボックス」と入力し、出てきた「メッセージボッ クス」をドラッグ&ドロップする(エラーあり!)。 後半

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5. つくってみよう-23 • アクティビティ上のテキストボックス部分をマ ウスで選択し、マウスの先端が|になった状 態でCtrl+Spaceを押下し、使える変数名(ここ では[名前] )を選択する。 後半 無選択状態 マウスの先端が|になった

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• 完成形 ⇒エラーがなくなっている 5. つくってみよう-24 後半

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5. つくってみよう-25 • 「ファイルをデバッグ」をクリックする。 後半

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5. つくってみよう-26 • 入力ダイアログが表示されるので名前を入力する! ([名前]という変数の中身にデータを渡す) 後半

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5. つくってみよう-27 • メッセージボックスが表示される! ([名前]という変数の中身が渡されてきた) 後半

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5. つくってみよう-28 今アクティブなxamlファイルを デバッグ/実行する([F6] Or Ctrl+[F6]) このプロセスのメインに設定されているxamlファイルを デバッグ/実行する([F5] Or Ctrl+[F5]) ➢ デバッグ ... 設定したブレイクポイントで止まってみたり、 アクティビティ毎の通過ログを取得できるけど、 トライ~キャッチは効かない ➢ 実行 ... デバッグのような事は出来ないけど、その分高速

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5. つくってみよう-29 project.json メインは” Main.xaml“だ! Main.xaml シーケンスA.xaml シーケンス.xaml これやって! これやって! これやった! これやった! 動け! project.json メインは”NewMain.xaml“だ! Main.xaml シーケンス.xaml シーケンス.xaml これやって! これやって! これやった! これやった! 動け! 動け! NewMain.xaml ↓ファイルを実行 ↓ファイルを実行 ↓実行 ↓実行 今、アクティブなXAML

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5. つくってみよう-30 シーケンス.xaml Main.xaml 右クリック メインになると(「メインに設定」されていると) ➢ 削除できない ➢ グローバルハンドラになれない ➢ テストケースに変換できない メインでない ➢ 削除できる ➢ グローバルハンドラになれる ➢ テストケースに変換できる

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やってみよう! • 「5. つくってみよう-10」で、「シーケンス」をドラッグ&ドロップし てきたけど、「フローチャート」で同じような事をするとどういう 風になるか? ⇒新しくプロセスを作成して、やってみよう! • 入力ダイアログで未入力だったら、入力されるまで何度も入力 ダイアログが表示されるようにしてみよう! ⇒変数「名前」をString型にしてみよう 時間調整休憩! 後半

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※線は黒塗り加工しています 後半

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後半

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6. 振り返り 2020年4月現在 後半

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6. 振り返り-1 • Uipath Studio Community Editionには、安定版とプレビュー版 がある(切り替え可能) • 通常Studioと、StudioXがある(切り替え後、再起動) • アクティビティ名は覚えず、検索する! ⇒日本語、英語でもOK! ⇒⇒多用するアクティビティは、 お気に入りに登録! 後半

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6. 振り返り-2 • 変数は、Ctrl+Kで定義できる。 但し、型と、スコープ(変数の 有効範囲)は確認する事! • 変数は、Ctrl+Spaceで参照で きる。 • 設定はアクティビティ本体だ けでなく、パラメタパネルでも 設定できる(パラメタパネルで なければ設定できないものも ある!) 。 後半

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6. 振り返り-3 • どんなロボットにするかブレないように、入力と出力を書いた 設計書を書いておこう • どんなアクティビティを使うかをちょっと決めよう! ⇒「範囲を読み込み」 Or 「セルを読み込み」 • それには、「どんなアクティビティがあるか」知っておこう! • それには、「UiPath アカデミー」を受講しよう! https://academy.uipath.com/ 後半

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ここまででございます。 これで簡単なロボットは組み立てられます!! ➢ 自信を持って! ➢ 解らなくなったら、 UiPath Forumへ! https://forum.uipath.com/c/japan/forum/37