Slide 1

Slide 1 text

at Mercari Group Last update: April 2024 Engineering

Slide 2

Slide 2 text

ミッション&バリュー プロダクト メッセージ エンジニアリング・カルチャー インクルージョン&ダイバーシティ 01 03 07 12 15 20 02 03 04 05 技術スタック メルカリの技術領域 メルペイの技術領域 メルコインの技術領域 エンジニア選考プロセス Appendix 06 27 31 38 50 57 07 08 09 10 11 Index 44

Slide 3

Slide 3 text

3 Chapter.1 ミッション & バリュー

Slide 4

Slide 4 text

4 Group Mission あらゆる価値を循環させ、 あらゆる人の可能性を広げる 「地球資源が限られているなか、より豊かな社会をつくるために何ができるか」。2013年、創業者 の山田進太郎が世界一周の旅で抱いた課題意識から、フリマアプリ「メルカリ」は生まれました。 私たちは、物理的なモノやお金に限らずあらゆる価値を循環させることで、誰もがやりたいことを 実現し、人や社会に貢献するための選択肢を増やすことができると信じています。テクノロジーの 力で世界中の人々をつなぎ、あらゆる人の可能性が発揮される世界を実現していきます。

Slide 5

Slide 5 text

5 Company Mission 多様な価値がめぐる新しい経済をつくる 信用を創造して、なめらかな社会を創る 新たな価値を生みだす世界的なマーケットプレイスを創る

Slide 6

Slide 6 text

6 Values 一人では達成できない大きなミッショ ンを、チームの力を合わせ、全員が最 大のパフォーマンスを発揮することで 実現します。 世の中にインパクトを与えるイノベー ションを生み出すため、全員が大胆に チャレンジし、数多くの失敗から学 び、実践します。 メンバー全員がその道のプロフェッ ショナルとしてオーナーシップを持 ち、日々の学びを怠らず、成果や実績 にコミットします。 Go Bold 大胆にやろう All for One 全ては成功のために Be プロフェッショナル であれ a Pro

Slide 7

Slide 7 text

7 Chapter.2 プロダクト

Slide 8

Slide 8 text

8 フリマアプリ「メルカリ」は、個人が簡単に中古品の売 買を行えるCtoCマーケットプレイスです。出品者・購 入者双方が、安全・安心な取引を楽しんでいただける サービスを目指し、「メルカリ」が一時的に購入代金 を預かるエスクロー決済を活用した取引環境の整備や、 簡単かつ手頃な価格の配送オプション、差別化された ユニークなお客さま体験を提供しています。多くの出 品者は、自分にとって必要でなくなったモノが、 それを必要とする人の手に渡り、使用されることに喜 びを感じ、また購入者は、多彩かつユニークな商品の 中から「宝探し」感覚で掘り出し物を見つける買い物 体験を楽しんでいます。 さらに「メルカリ」では、物の売買だけではなく、出 品者・購入者間のチャットや「いいね!」機能を通じて、 お客さま間のコミュニケーションも活発に行われてい ます。 ・サービス開始日:2013年7月 ・対応OS:Android、iOS  ※Webブラウザからも利用可能 ・利用料:無料  ※売れたときの手数料:販売価格の10% ・対応地域・言語:日本・日本語基本仕様 ・累計出品数:30億品を突破 (2022年11月) メルカリとは

Slide 9

Slide 9 text

9 「メルペイ」は、株式会社メルペイが運営するフリマア プリ「メルカリ」で利用できるスマホ決済サービスです。 「メルカリ」の売上金※1の他、銀行やATMから「メル ペイ」に残高をチャージしたり、チャージレスな後払い 決済サービス「メルペイスマート払い」を利用すること で、スマートフォンを使ってお店やECサイトでお買い物 が可能です。非接触決済サービス「iD」※2、コード決済の いずれも対応しており、「メルカリ」「メルペイ」利用で還 元率がアップするクレジットカード「メルカード」を発行 すれば、全国のJCB加盟店でもご利用いただけます。 ※1:売上金をご利用いただくには、所定の設定又はポイント購入をしていただく必要があります。 ※2:「iD」は株式会社NTTドコモの登録商標です。 メルペイとは

Slide 10

Slide 10 text

10 2021年4月28日に設立したメルコインでは、暗号資産 やブロックチェーンに関するサービスの企画・開発を行 っていきます。 暗号資産事業に取り組むことで、「メルカリ」においては、 売上金のビットコインでの受取り機能の提供や、「メル ペイ」においても決済・送金機能の提供に留まらず、与 信、暗号資産・資産運用の機能を一つのウォレットで提 供していく等、より簡単に金融サービスを利用できる 環境を構築します。 さらに、価値交換を実現するブロックチェーンの技術 に取り組むことで、NFT(Non-fungible token)等、 これまでのモノ・お金に限らず、サービスやデジタル コンテンツなどのあらゆる価値を誰もが簡単に交換で きる新しい取引の形を創出していきます。 メルコインとは

Slide 11

Slide 11 text

11 「メルカリShops」とは「かんたんで、売れる」をコン セプトに、スマホ1つでネットショップを開設し、ショッ プ運営者が商品を直接販売することができる、Eコマー スプラットフォームです。「メルカリ」に出品するのと同 様の簡単な操作で、誰でも「メルカリ」アプリ内にネッ トショップを持つことができ、独自の集客なしで「メル カリ」の月間2,000万人以上の利用者に届けることが 可能です。 メルカリShopsとは

Slide 12

Slide 12 text

12 Chapter.3 メッセージ

Slide 13

Slide 13 text

13 メルカリのエンジニアリング組織では、Go Boldに新しい技術的な チャレンジを推奨するために、失敗から学ぶ文化「Blameless Culture」を大切にしています。私たちが掲げるグループミッション 「あらゆる価値を循環させ、あらゆる人の可能性を広げる」を実現す るためには、大胆なチャレンジが必要不可欠ですが、大胆なチャレン ジには失敗がつきもの。失敗から学びを得て、さらに大きな挑戦を繰 り返す。そんな組織であり続けたいと考えています。 ただし、やみくもに挑戦すればいいというわけではありません。 日々、技術のトレンドを学び続け、組織としてお互いに高め合えるよ うなカルチャーを目指したいと考えています。そのため、社内勉強会 などに継続的にコミットし、個人が持つ知識やノウハウを組織内で共 有することを大切にできる人材を求めています。 また、ミッションに共感してコミットできるかどうかも重要な観点で す。エンジニアリングのゴールは「あらゆる価値を循環させ、あらゆ る人の可能性を広げる」というグループミッションを実現すること。 ミッションと自身の業務の紐付きを理解し、コミットできる人が活躍 できる環境です。 さらに、サービスへの愛情を持っているか否かも大切にしたいと考え ています。メルカリのサービスが持つ独自の価値を信じ、ミッション 実現に向けて試行錯誤を続けていく。そんな情熱を持った方と一緒に 働けることを楽しみにしています。 Shunya Kimura 株式会社メルカリ 執行役員 CTO Marketplace 兼 株式会社メルペイ 取締役 CTO Fintech 兼 株式会社メルコイン 取締役 CTO Fintech

Slide 14

Slide 14 text

14 Naohisa Ichihara 株式会社メルカリ 執行役員 CISO メルカリのセキュリティ&プライバシーチームは、メルカリ グループの急速な成長を支えながらも、安心・安全なマーケ ットプレイスを実現するために、全社横断でセキュリティ対 策の継続的な強化、サービスにおける不正行為の対策強化、 適切なデータ&プライバシー保護の対応などに取り組んでい ます。 メルカリは「新たな価値を生みだす世界的なマーケットプレ イスを創る」というカンパニーミッションにもあるように、 創業当時から世界を目指しています。だからこそ、私たちも 世界レベルで一流と評価されるようなセキュリティ&プライ バシーを目指し、最高のチームづくりを志しています。私た ちが向き合う課題は複雑で、難易度の高いものが多く、前例 や参照できるノウハウがない領域への挑戦と言えます。そん な私たちの志に共感し、このミッション達成に向かって突き 進んでいただける仲間を募集しています。

Slide 15

Slide 15 text

15 Chapter.4 エンジニアリング カルチャー

Slide 16

Slide 16 text

16 Mercari Engineering Principles メルカリグループのエンジニアリング組織における基本的な考え方を記したものが「Mercari Engineering Principles」です。 メルカリは3つのValue「Go Bold」「All for One」「Be a Pro」をメンバーに浸透させ、強固な文化の土台を作りました。 Bold Challenges Vision Priorities/ Direction Teamwork Ownership Expertise All for One Be a Pro Go Bold

Slide 17

Slide 17 text

17 Engineering Ladder Engineering Ladder は、個性やスキル、多様性を理解・尊重するのと同時に 強いカルチャーを作り、理想の方向性を共有するために作りました。 Engineering Ladderは、エンジニアの成長段階ごとに期待される行動を明文化 しています。また評価やゴール設定、キャリア設計で利用されています。 これは、定義されるすべての行動・能力を満たすことを期待するものではありません。 良いプロダクトを作っていくために、 エンジニアには長所と短所に多様性があることを私たちは歓迎しています。

Slide 18

Slide 18 text

18 Engineering Ladder Ladderのレベルが同じでも、 全員が6つのPrinciplesすべての説明を満たした行動・ふるまいを行うことを期待するものではありません。 エンジニアはさまざまなスキルセットで互いに補完できるため、長所と短所に多様性があることは歓迎されます。 Ladder Level 1 Ladder Level 2 Ladder Level 3 Go Bold Bold Challenges Vision ... Ladderの全文は こちらのページで ご確認いただけます。 Ladder Level 5 Ladder Level 4

Slide 19

Slide 19 text

19 Hack Fest and Be a Pro Camp/Day メルカリではHack Festが半年に一度開催されています。エンジ ニアの技術祭典で、メンバーは通常の仕事から離れ、期間中は好き なものを開発することができます。メルペイでは成長や変化への耐 性、未来への投資のためのゆとりを確保するための Be a Pro Camp/Dayを不定期で開催しています。

Slide 20

Slide 20 text

20 Chapter.5 インクルージョン&ダイバーシティ

Slide 21

Slide 21 text

21 メルカリグループに所属する 社員の国籍の数 50 ケ国以上 Inclusion & Diversity 日本のフリマアプリ事業における エンジニアリング組織の Non-Japaneseの割合 約 50 %

Slide 22

Slide 22 text

22 Inclusion & Diversity Inclusion & Diversity についてはこちらのページで ご確認いただけます。 「新たな価値を生みだす世界的なマーケットプレイス」を目指すメルカリは、 組織やメンバーの多様性を重視しています。もちろん、言語、文化、価値観など、 さまざまなバックグラウンドを持つメンバーが一つになることは、決して容易な ことではありません。しかし、個々の多様性を強みに捉えることで、高い競争力 を持ったエンジニアリング組織をつくりあげることができると信じています。

Slide 23

Slide 23 text

23 Build@Mercari Build@Mercariはメルカリグループが提供しているSTEM・IT領域 におけるマイノリティと自覚する方を対象とするオンラインのトレー ニング&インターンシッププログラムです。

Slide 24

Slide 24 text

24 Mercari Restart Program メルカリではキャリア再開支援プログラム『Mercari Restart Prog ram』を提供しています。 さまざまな事情により一度キャリアを離れた方の職場復帰をサポー トするプログラムです。 キャリアのブランクがある方でも臆することなくチャレンジできる 環境を提供することで、これまでの労働市場では活躍できなかった 方も含め、多様なバックグラウンドの方が活躍して行ける組織、ひ いては社会をつくっていきたいと考えています。

Slide 25

Slide 25 text

25 (ニューノーマル・ワークスタイル) メルカリは2021年9月1日より、多様な働き方を尊重した、新しいワー クスタイル、「メルカリ・ニューノーマル・ワークスタイル “YOUR CHOICE”」を導入しました。 これにより、リモート/出社の有無や働く場所など、個人と組織のパ フォーマンスおよびバリュー発揮がもっとも高まるワークスタイルを、 社員それぞれが選択することが可能となりました。 特定の場所に捕らわれない、自由な働き方を選択できるのもメルカリで 働く醍醐味です。 YOUR CHOICE

Slide 26

Slide 26 text

26 Culture Doc Culture Docとは「メルカリ(会社)とメンバー(社員)が大事に する、共通の価値観」をまとめた社内向けのドキュメントです。 メルカリグループが掲げるミッションを達成するためには、より多様 なバックグラウンドを持つメンバーを受け入れ、認め合い、全員が活 躍できる環境が不可欠です。 多様性が求められれば求められるほど、メンバー同士を結びつけ、 お互いがパフォーマンスを発揮するための「共通の価値観」を持つこ とが大切です。カルチャーは目に見えない無形資産であり、ここに強 みを持つことで、他には真似できないメルカリ独自の競争力を高めら れ、お客さまや社会にとって必要不可欠なサービスへと成長でき、ひ いてはミッションの達成につながると私たちは考えています。

Slide 27

Slide 27 text

27 Chapter.6 技術スタック

Slide 28

Slide 28 text

28 技術スタック Category Technology Stack Programming language / Library etc. Web Frontend: HTML, CSS, JavaScript, TypeScript, React, Gatsby, Next.js, GraphQL, Apollo Client, Redux, Cypress, Rendertron, Lit, Playwright, Vue.js, Nuxt, Jest Android: Kotlin, Gradle Kotlin DSL, Jetpack Compose, Hilt, RxJava, Kotlin Coroutines, Protocol Buffers, JUnit, Espresso, Java iOS: Swift, SwiftUI, UIKit, Swift Concurrency, Combine, Protocol Buffers, Bazel, Xcode Backend: Go, PHP, gRPC, Python, Java, Scala, GraphQL, TypeScript, Node.js, NestJS DataPlatform: Python, Java, Scala メルカリグループにおける、各サービスやチームの技術スタックを紹介します。

Slide 29

Slide 29 text

29 技術スタック Category Technology Stack Infrastructure Google Cloud Platform, Amazon Web Services Middleware Google Identity Platform, NGINX, Cloud Pub/Sub, Memorystore for Redis, Apache Spark, Apache Flink, Cloud Functions, AWS Lambda, Debezium, Unleash, Polyaxon, Neo4j, Kafka, Cloud Tasks, Hashicorp Vault, Envoy, Istio Database Cloud Spanner, MySQL, Cloud SQL (MySQL, Postgres), Datastore, BigTable, Firestore [Storage] Google Cloud Storage, Amazon S3 Monitoring Datadog, Mackerel, PagerDuty, Kibana, Cloud Monitoring, Sentry, Crashlytics Data analytics BigQuery, Looker, Superset, Data Studio, Cloud Logging, Splunk Cloud Environment setup Docker, Terraform, Spinnaker, Cloud Build, Ansible, Bazel, CUE メルカリグループにおける、各サービスやチームの技術スタックを紹介します。

Slide 30

Slide 30 text

30 Category Technology Stack Container Orchestration Kubernetes, Cloud Run CI CircleCI, GitHub Actions, Cloud Build Machine learning Library Kubeflow, scikit-learn, TensorFlow, PyTorch, LightGBM, Optuna, Vertex AI, PyTorch Lightning, ONNX, Feature Store (FEAST), Neo4j, networkx, Python Search Engine Elasticsearch, Apache Solr, Elastic Search Cloud Workflow Engine Apache Airflow, DigDag, Argo Workflows, Dataflow, Cloud Workflows Code Management GitHub, Gerrit Test Automation tools JavaScript, Go, gRPC, GitHub, CircleCI, Cypress, Postman Blockchain Bitcoin, Flow, Ethereum, Solidity, Cadence 技術スタック メルカリグループにおける、各サービスやチームの技術スタックを紹介します。

Slide 31

Slide 31 text

31 Chapter.7 メルカリの技術領域

Slide 32

Slide 32 text

32 メルカリのBackend技術は今、大きな転換期を迎えています。 メルカリはサービス開始以来、急激なスピードで成長を続け、現在 では国内最大のC2Cマーケットプレイスとなりました。 サービスの成長とチャレンジの多角化に合わせて、メルカリAPIの コードベースは拡大を続けています。今後、さらなる速度でのサー ビス拡大を見据え、メルカリグループ全体のミッションとして、 Microservices化に取り組んでいます。 Backend Engineering メルカリ 主な業務内容 GoやPHPを使ったメルカリのAPI、 Webアプリケーションの設計、開発、運用 企画やカスタマーサポートチームの業務を支援するツールの設 計、開発、運用 メルカリAPIを構成する各種Microservicesの設計、 開発、運用 チーム開発のリード

Slide 33

Slide 33 text

33 主な業務内容 メルカリのUI/UX改善 Mercari Web、Native App内で呼び出されるWebViewの 設計、開発、運用 お客さまのお問い合わせや取引のサポートをするCustomer Support向けツールなどの設計、開発、運用 大規模なアーキテクチャ変更を含む、継続的コードベース改善 メルカリのWeb技術は、NativeAppを含む広義のFrontendでは なく、JavaScript / HTML / CSSで構築された、いわゆるWeb Frontendの技術を駆使しています。 昨今のPWAやSPA / SSRなどに対する注目の高まりを受け、今私た ちはメルカリ内でのよりモダンなWeb技術をベースにしたプロダ クト開発を強化しようと取り組んでいます。これからのメルカリの 成長を支える力とポテンシャルを多く秘めている領域です。 Web Engineering メルカリ

Slide 34

Slide 34 text

34 主な業務内容 メルカリのUI/UX改善 安定性およびパフォーマンスを重視した品質改善 大規模なアーキテクチャ変更を含む、継続的コードベース改善 iOS/Androidバージョンアップへの対応 新規サービス開発、他サービスとの連携 メルカリのMobile開発は、大規模開発でも早いスピードを維持し ながら安全に開発できる体制を実現するため、Android / iOSアプ リの大規模なアーキテクチャの変更に取り組んでいます。 また、今後は新機能開発やUX改善など、さまざまなプロジェクトに も取り組んでいきます。 Mobile Engineering メルカリ

Slide 35

Slide 35 text

35 主な業務内容 機械学習・検索システムの可用性を改善するため、 ライブラリやフレームワークの開発 既存の機械学習・検索基盤を改善し、業界最新水準のベスト・ プラクティスを活用してAI・検索チームの運用をサポート 機械学習・検索エンジン運用の ベスト・プラクティスを活用した開発工程の改善 機械学習・検索モデルの評価のため、 監視やロギングシステムを開発と改善 機械学習・検索システムのソフトウェアエンジニアとして、インフラ、 プラットフォームの開発、維持を通してメルカリの機能・サービス 開発を行っています。 メルカリでは機械学習・検索のテクノロジーを 積極的に応用して、より便利で安全で楽しいマーケットプレイスを提 供しようとしています。 Machine Learning メルカリ

Slide 36

Slide 36 text

36 主な業務内容 マイクロサービスプラットフォームの設計と開発 マイクロサービスの共通コンポーネント (API gatewayやService mesh)の設計と開発 プラットフォームとマイクロサービスのセキュリティ改善 マイクロサービスのObservabilityの改善 Infrastructure as Codeによるクラウドリソース管理の改善 Kubernetes Cluster管理とオペレーション改善 開発者のマイクロサービス構築のサポート 開発者へのSurvey結果に基づいた技術課題の継続的改善 メルカリおよびメルペイのマイクロサービスのためのプラットフォー ムは、Kubernetes上に構築されています。主な役割は、 Kubernetes Cluster Adminとマイクロサービスの開発速度を向上 させるためのツールやサービスを開発することです。スケーラビリティ を考慮した信頼性の高いマイクロサービスの開発・運用を支援する のも、私たちの重要な役割です。 Microservices Platform メルカリ

Slide 37

Slide 37 text

37 主な業務内容 ソフトウェア・エンジニアリングによる システムの技術的な問題の発見、解決 デプロイやサーバセットアップ等の 各種オペレーションを自動化するためのツールの開発、運用 アプリケーションやミドルウェアの運用、パフォーマンスの改善 障害検知やキャパシティプランニングのための モニタリング環境の構築、運用 障害対応およびオンコールローテーションへの参加 Site Reliability Engineering (SRE) は、メルカリを支えるサーバ・ ネットワークの構築・運用、システムの自動化や障害対応などの業 務に加えて、システムのパフォーマンスや信頼性、スケーラビリティ を向上させるためのソフトウェアの開発・運用を行います。 Site Reliability Engineering メルカリ

Slide 38

Slide 38 text

38 Chapter.8 メルペイの技術領域

Slide 39

Slide 39 text

39 主な業務内容 GoによるWebアプリケーション開発、API開発 Protocol Buffers + gRPCを用いた マイクロサービス間のI/F設計 ユーザーの行動ログなどの定量的・ 定性的な分析による施策の効果測定と改善 アプリケーション要件に基づいたアーキテクチャの設計、 ミドルウェアの選定 マイクロサービスのパフォーマンスチューニング、 モニタリング、アラート対応 メルカリグループの中でも極めて専門性の高いメンバーが集結し、 事業ドメイン毎にチームを組成しています。 Slack上でアーキテクチャのディスカッションをし、GitHubで Pull Requestを送り合い、社内Wikiでナレッジを共有しあうオー プンな社風です。Go Fridayなど社内のメンバーであれば誰でも参 加できるエンジニア向けの勉強会を週次で開催していて、エンジニ ア同士で技術を高め合っています。 Backend Engineering メルペイ

Slide 40

Slide 40 text

40 主な業務内容 加盟店向けのダッシュボード・申し込みフォーム開発 加盟店サポート向けツール開発 カスタマーサポート向けツール開発 メルカリWeb などのB to Cサービス開発 メルペイのソフトウェアエンジニア(フロントエンド)として、メルペ イの手掛ける決済・金融サービスに付随するWebアプリケーション の開発に関わっていただきます。決済・金融サービスと言ってもB to B向けだけではなく、B to C向けのサービスの開発もあり、その両面に 関わる事ができます。 Web Engineering メルペイ

Slide 41

Slide 41 text

41 主な業務内容 メルペイの新機能設計・開発及び機能改善 メルカリへのインテグレーションのためのSDK設計・開発 プロダクトマネージャやデザイナー、バックエンドエンジニア、 QA/テストエンジニアと連携したチーム開発 コードの品質の改善や、自動化による開発環境の改善 メルペイでは複数のプロジェクトが多角的に動いています。またメ ルカリアプリとのインテグレーションも考慮し、メルカリチームと のコミュニケーションやメルカリアプリで用いられている技術の習 得も必要になり、プロフェッショナルな能力が求められます。単体 テストやUIテストの実装を行い、CIで常にそれらのテストを動かし カバレッジ向上などに取り組んでいます。 Mobile Engineering メルペイ

Slide 42

Slide 42 text

42 主な業務内容 プロダクトマネージャとの協業、ビジネス課題の特定 機械学習モデルの構築、評価、精度モニタリングと磨き込み 機械学習システムの設計と実装 データパイプラインの設計・開発 データ処理の環境構築・パフォーマンスチューニング モデリングを効率化するためのプラットフォームの構築 Machine Learningチームではビジネス課題を特定し、モデルを 構築 / 実装していきます。またML Platformチームでは信用スコアリ ング、不正検知、レコメンドエンジンなどの機械学習を用いたシス テムの開発・運用・生産性向上・信頼性向上を行っています。 メルペイでは不正対策やレコメンデーションなどにも取り組んでお り、将来的には様々な可能性があります。 Machine Learning メルペイ

Slide 43

Slide 43 text

43 主な業務内容 クラウドにおけるデータベースやネットワークなどの構築、運用 Kubernetes上のアプリケーションやミドルウェアの運用、 パフォーマンスの改善 ソフトウェア・エンジニアリングによる システムの技術的な問題の発見、解決 各種オペレーションを自動化するためのツールの開発、運用 障害検知やキャパシティプランニングのための モニタリング環境の構築、運用 Site Reliability Engineering (SRE) は、メルペイのサービスにお けるパフォーマンスや信頼性、スケーラビリティを向上させるため のソフトウェアの開発・運用を行います。金融サービスであるメル ペイをマイクロサービスアーキテクチャの上で構築・運用するため には、さまざまな技術的な仕組みづくりを行って、社内のエンジニ アを巻き込んでいくのもSREの重要な役割です。 Site Reliability Engineering メルペイ

Slide 44

Slide 44 text

44 Chapter.9 メルコインの技術領域

Slide 45

Slide 45 text

45 メルカリグループの中でも極めて専門性の高いメンバーが集結し、 事業ドメイン毎にチームを組成しています。 Slack上でアーキテクチャのディスカッションをし、GitHubで Pull Requestを送り合い、社内Wikiでナレッジを共有しあうオー プンな社風です。エンジニアリング部署以外の多様なステークホルダ ーを巻き込んだ幅が広い会話をとおして、技術やドメイン知識の拡充 をしていきます。 Backend Engineering メルコイン 主な業務内容 Goによる暗号資産、ブロックチェーン周辺サービス開発 Protocol Buffers + gRPCを用いた マイクロサービス間のI/F設計 ユーザーの行動ログなどの定量的・ 定性的な分析による施策の効果測定と改善 アプリケーション要件に基づいたアーキテクチャの設計、 ミドルウェアの選定 マイクロサービスのパフォーマンスチューニング、 モニタリング、アラート対応

Slide 46

Slide 46 text

46 主な業務内容 暗号資産関連業務支援ツール開発・運用 カスタマーサポート向けツール開発 メルコインのソフトウェアエンジニア(フロントエンド)として、暗号 資産関連サービスを運営していく上で必要な、社内向け管理システム をWebアプリケーションとして開発・運用していきます。 Web Engineering メルコイン

Slide 47

Slide 47 text

47 メルコインでは暗号資産売買機能を中心に、アプリケーション開発・ 運用していきます。 技術観点では認証方式含むセキュリティなどプロフェッショナルな 技術力も必要になります。UIにおいては、ユーザーテストのフィード バックをUXとして実装に落とし込んでいきます。 また、技術観点以外でも、メルカリアプリとのインテグレーション部 分においては適宜、メルカリチームとのコミュニケーション力が求め られます。 Mobile Engineering メルコイン 主な業務内容 メルコインの新機能設計・開発及び機能改善 メルカリへのインテグレーションのためのSDK設計・開発 プロダクトマネージャやデザイナー、バックエンドエンジニア、 QA/テストエンジニアと連携したチーム開発 コードの品質の改善や、自動化による開発環境の改善

Slide 48

Slide 48 text

48 主な業務内容 ブロックチェーン関連技術支援 (bitcoin, ethereum, flow, etc) スマートコントラクトを用いた開発・運用 PoCをとおしたブロックチェーン技術検証 (wallet, node ops, etc) 暗号資産交換業運営支援 業界動向調査/分析 メルコインでは暗号資産交換業を運営していく上で、ウォレット管理 や通貨取り扱い審査などの技術支援を行います。業界動向のリサーチ や、PoCをとおして技術検証も実施します。 NFT含む、Web3関連サービスの企画・開発・運用も推進していき ます。 社内では技術観点以外でも、リーガル、税、会計、金融・経済など、 さまざまな観点でクリプトエコノミーをとらえた勉強会を通して、 組織全体でナレッジの底上げを図っています。 Blockchain Engineering メルコイン

Slide 49

Slide 49 text

49 Site Reliability Engineering メルコイン Site Reliability Engineering (SRE) は、メルコインのサービスに おけるパフォーマンスや信頼性、スケーラビリティを向上させるた めのソフトウェアの開発・運用を行います。金融サービスであるメ ルコインをマイクロサービスアーキテクチャの上で構築・運用する ためには、さまざまな技術的な仕組みづくりを行って、社内のエン ジニアを巻き込んでいくのもSREの重要な役割です。 主な業務内容 クラウドにおけるデータベースやネットワークなどの構築、運用 Kubernetes上のアプリケーションやミドルウェアの運用、 パフォーマンスの改善 ソフトウェア・エンジニアリングによる システムの技術的な問題の発見、解決 各種オペレーションを自動化するためのツールの開発、運用 障害検知やキャパシティプランニングのための モニタリング環境の構築、運用

Slide 50

Slide 50 text

50 Chapter.10 エンジニア選考プロセス

Slide 51

Slide 51 text

51 エンジニア選考プロセス エンジニアの選考は「書類選考、コーディングテスト・技術課題、面接(2~3回)、オファー面談」の順に沿って実施されます。 ※カンパニー・職種により異なる場合があります Process 01 キャリアサイトより、 エントリーしてください。 エントリーいただいた 書類をもとに選考致し ます。 送付された技術課題を 提出してください。 面接を行います 面接の所要時間は30分 から60分程度です オファーのご連絡をさ せていただきます。 国内外を問わず Google Meetなどを 介したオンライン面接 も実施しています。 また日本語・英語、両方 での面接が可能です。 エントリー 書類選考 コーディングテスト または技術課題 面接 (2‒3回) オファーレター 02 03 04 05

Slide 52

Slide 52 text

提出書類のフォーマットは特にありません。これまでのご経歴を簡 潔におまとめください(履歴書と職務経歴書を分ける必要はありま せん)。 提出書類の内容については、特に必須項目などはありません。ただ し、どのようなビジネス・プロジェクトに、どのような役割で関わ り、どのくらいの成果・実績を出したのか、メルカリで成し遂げた い目標やビジョンなどが明記されていると、弊社との期待値が擦り 合わされ、より理解が深められるのではないかと考えています。 書類は日本語あるいは英語での記載をお願いします。ただし、職種に よって業務上必要な言語が特定される場合がありますので、その場合 はいずれかの言語をご指定させていただきます。 エンジニア選考プロセス 書類選考 52

Slide 53

Slide 53 text

コンピューターサイエンスに関する知識を確認するために実施して います。そのため個人の適性に応じて実施しない場合もあります。 コーディングテストでは、出題された問題をプログラミングで解い ていただきます。コンピューターサイエンスや数学的な問題で、入力 値が与えられ、想定される値を出力するようなプログラムを書いてい ただきます。コーディングテストで利用できる主な言語: Go / Python / Kotlin / Swift / Java / JavaScript /C / C++ / C# / Ruby / Scala オンラインで受験可能で、ご都合のよい時間に受けていただけます。 所要時間は約1時間で、受験期間はコーディングテストの案内から 1週間となっています。個人の適正に応じてコーディングテストでは なく、技術課題による選考に変わることもありますのであらかじめご 理解ください。 コーティングテスト エンジニア選考プロセス 53

Slide 54

Slide 54 text

技術課題では、課題となる仕様を満たすコードを実装していただき ます。実装していただいたコードは、入社後ともに働く想定のエン ジニアが社内の評価基準に従って確認します。 仕様を満たしているか、分かりやすいコードになっているか、不要な コードが含まれていないかなど、事前にご確認ください。 技術課題 エンジニア選考プロセス 54

Slide 55

Slide 55 text

メルカリの面接は、「ミッションへの共感」「バリューの体現」「カル チャーフィット」の3点を判断するために行います。メルカリとメル ペイのミッションに共感し、そのミッションを達成するためにバリュー を体現できるかが、これからメルカリで活躍していただくうえで大切 だと考えているからです。そのため、これまでのご経験やスキルの 再現性などを問う質問をさせていただきます。 「これまでのご経験がメルカリに活かせる点」と「ご自身にとって新 たなチャレンジになる点」の両方についてご説明していただけると、 該当ポジションへの適性に関する相互理解が深まると考えています。 面接ではこの点について積極的に質問を行ってください。 面接の回数は状況に合わせて変更する場合がありますので、あらか じめご理解ください。面接に関する情報はこちらのページをご覧く ださい。 面接 エンジニア選考プロセス 55

Slide 56

Slide 56 text

Weare Hiring! 採用については こちらのページで ご確認いただけます。

Slide 57

Slide 57 text

57 Chapter.11 Appendix

Slide 58

Slide 58 text

58 Mercari Engineering Mercari Dev_Twitter 58 Technical Information

Slide 59

Slide 59 text

59 会社概要 ①設立 ②事業内容 ③CEO ④所在地 Japan Region Mercari Group Fintech メルカリグループは、株式会社メルカリと、その連結子会社で構成されています。 Marketplace 株式会社メルカリ ◼設立 ◼事業内容 ◼所在地 ◼拠点 ◼代表取締役 CEO ◼CEO Marketplace     2013年2月1日     スマートフォン向けフリマアプリ     「メルカリ」の企画・開発・運営     〒106-6118 東京都港区六本木6-10-1     六本木ヒルズ森タワー     東京、福岡     山田進太郎     山本真人 ①2017年11月20日 ②金融事業 ③永沢岳志 株式会社メルペイ ①2014年1月 ②US版メルカリの企画・開発・運営 ③John Lagerling ④Palo Alto, California Mercari, Inc.(US) ①1991年10月1日 ②フットボールクラブ運営 ③小泉文明 ④茨城県立カシマサッカースタジアム 指定管理茨城県鹿嶋市 粟生東山2887番地 株式会社鹿島 アントラーズ・エフ・シー インド開発拠点 ①2022年6月 ②インターネットサービス開発 ③若狹 建(取締役 Managing Director) ④Bangalore, Karnataka, India Mercari Software Technologies India Private Limited ①2021年4月28日 ②暗号資産・ブロックチェーン ③中村奎太 株式会社メルコイン

Slide 60

Slide 60 text

60 テクノロジーのちからで価値交換のあり方を変える 月間約2,000万人のお客さまに利用される「メルカリ」が注力する のは「テクノロジーによる差別化」です。市場の競争がますます激 しくなる中、アイデアだけでなく先進的なテクノロジーを活用し、他 社の追随を許さない利便性をいち早く実現することが世界的な競争 力に繋がると考えています。メルカリは、テクノロジーのちからで 価値交換のあり方を変えて、誰もがやりたいことができる社会を実 現していきたいと考えています。 メルカリにはサービス開始から10年で蓄積された数十億規模の商品 データが存在します。これらはすべて、「メルカリ」のお客さまが投 稿した画像や商品説明文であり、同じ商品に対しても複数の画像・商 品名・説明文が存在するため、一般的なECサイトのデータとは異な るメルカリならではのデータとなります。このデータがディープラー ニングにとって最も重要であり、画像データや文章データを活用した 高精度な機械学習モデルを作成することが可能となります。 AI 注力するのはテクノロジーによる差別化 最注力領域は「AI」

Slide 61

Slide 61 text

61 メルカリのセキュリティ&プライバシー メルカリのセキュリティ&プライバシーチームは、メルカリグループ全体のセキュリティおよびプライバシーのニーズを満たす役割を担って おり、さまざまな領域を網羅する複数のサブチームで構成されています。総合的なセキュリティ・プライバシー戦略の構築、インシデント対 応、セキュリティポリシーの策定、セキュリティに関する教育や啓蒙活動、デザインレビュー、インフラセキュリティ、セキュリティの自動 化、侵入テスト、脆弱性管理など、メルカリのセキュリティチームはお客さまが安心・安全な取引を行えるよう、そして会社の情報資産を守 るために、幅広い役割を担っています。私たちのサービスにとってお客さまの安心・安全は最優先事項です。 ビジネスの遂行に必要不可欠な役割として、スケーラブルなセキュリティ戦略を構築し、早期・頻繁な検証を実施しながら、全てのプロセス においてセキュリティを確保するために、開発者、プロジェクトマネージャー、経営陣、そしてその他すべての部門と協力し、よりよいプロ ダクトを目指していきます。 メルカリのセキュリティ・プライバシーに関する 情報は、こちらからご確認いただけます。 ※Security EngineerはSoftware Engineerと選考方法が異なります。 詳細はジョブ・ディスクリプションをご確認ください。

Slide 62

Slide 62 text

62 研究開発組織 Mercari R4D 2019年9月、社外の有識者による第三者の視点での研究開発に関する諮問および意思決定プ ロセスを強化していくことを目的に研究開発アドバイザリーボードを設置。慶應義塾大学村井 純氏、東京大学 川原圭博氏、産業技術総合研究所 尹祐根氏がボードメンバーとして参画。 東京大学RIISEと共同研究を行う「価値交換工学」では、10億円(5年間)をコミットし、産学共 創で世界中の人々がフェアでスムーズな価値交換を行うことが可能な社会の実現を目指す。 「mercari R4D(アールフォーディー)」は、2017年12月に設立した、研究(Research)と4つのD、設計(Design)・開発 (Development)・実装(Deployment)・破壊(Disruption)を行動指針として活動する研究開発組織です。 現在は、量子情報技術、ブロックチェーン等の研究のほか、国立大学法人東京大学インクルーシブ工学連携研究機構(機構長:川原圭博教授、略 称:RIISE)と「価値交換工学」に関する共同研究を開始しています。 Value Exchange Engineering 価値分析 価値生成 価値交換

Slide 63

Slide 63 text

63 働く環境としてのメルカリ メルカリではより快適に クリエイティブな仕事ができるよう 様々な制度を取り入れています。 「merci box」は、メルカリのメンバーが「Go Boldにおもいきり 働ける環境」をより充実させていくため、2016年2月に導入した人 事制度です。産休・育休後の復職一時金の支給や、妊活(不妊治療) や卵子凍結費用の補助、認可外保育園や0歳児保育費用の補助、病 児保育費の支援、全社員の死亡保険加入などの制度を整えています。 病児保育費の支援 認可外保育園補助 妊活の支援 育児・介護休暇 の有償化 産休・育休 介護休業支援の拡充 万が一の時の セーフティライン メルシーボックス