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「ドキッ!トンネルだらけの VPN大会(メッシュ編)」 VyOSとSerfでフルメッシュVPN! @Yaggytter + 某SIer古城戸さん VyOS Users Meeting Japan #1 LT

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さっそくですがこんな状況 ハッシュタグ #vyosjp にてつぶやいた URLをみていただくと?! すでに、4つのVyOSが! フルメッシュってる?! ここにさらにひとつ追加!

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さっそく追加してみます!

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まえがき LTはじめてです! ひとつよろしくお願いいたします! 緊張しております! あせあせしてやります。 LTということで、、、

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ベース Serfとはなに? オーケストレーションツール的なやつです。 詳しくは、@zembutsuさんのスライドを見てみてください AWSとは? AmazonWebServicesです。クラウドコンピューティングです。 詳しい使い方は、オフシャルサイトおよび classmethodさん、suz-labさんのサイトを見てみてください。 VyOSとは? ご存知の通りです!

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自己紹介 @Yaggytter 現在 ・某SIerグループ会社で管理職もどき ・弱冠39歳(来年40歳) 得意な仕事 ・承認ボタンをひたすらクリック 承認ボタンクリックの合間に技術的な仕事をしています (最近はAWSが多い・・・) 自称プログラマ ・C++が好きです。最近は、Cocos2d-xに挑戦! いにしえのプログラマなので、ちょっと調べて気に入ったのが無いと作っちゃおうとす る悪い癖が・・・ なので、今回はSerfに挑戦!

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Vyatta こんな感じでやってますなう中 Region Vyatta Vyatta Vyatta Region Vyatta Vyatta Vyatta Vyatta Region Vyatta Vyatta Vyatta Region Vyatta Vyatta Vyatta Vyatta Operators Intranet (Enterprise systems) Developers virtual private gateway

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経緯 AWS上で、複数Regionを一つの固まりと見せるようにするためスター型風ト ポロジでVyattaにてVPNを構築し運用していてとっても便利でした。 しかし!あたりまえですが、接続が集中しているVyattaが落ちると、そこから 先の経路が全滅します。あたりまえですが!あたりまえですが! Failoverするようにしても、やっぱり全滅は痛い・・・ そこで!やっぱ、フルメッシュでつないだ方がよくね? でも、、、トンネルの数!拠点増えた時めんどい?! あれ?こういう時にSerfって使うんじゃないの? ということで!今回は、 「ドキッ!トンネルだらけのVPN大会(メッシュ編)」 をお送りさせていただきます。

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こんな感じで作りました Region VyOS Region VyOS Region VyOS Region VyOS Region VyOS Web Server Serf Cluster どっかにJOINしたら、 みんなの情報集めて つないじゃう! LEAVEとかFAILした ら、そいつへの接続 情報は抹消! QUERYでみんなの 状況を集めてきて 可視化するのも簡単!

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いいことづくし? なにが利点か ・どれか1つのGlobalIPを知っていれば それでOK!万事休す! なぜJOINするのか?そこにNODEがあるから。 ・あとはほとんど気にしなくてよい ・全VPNルータを設定しなくてもよい ・逆に、いつ切断してもOK ※悪いことにはマスクがかかっています

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必要な情報 今回のフルメッシュVPNをつなぐのにあたってVPN 接続時に最低限必要だった情報は以下。 ・PREKEY 自分へのIPSec接続用のPreSharedKey ・SERFKEY SerfのEncription用のKey ・JOINIP Serfのメンバのどれか一つのIP

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完成図 うだうだ言っている間に 出来ているか見てみましょう! 出来ていなかったらご愛嬌・・・

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今後 今後の予定 ・同一セグメント内に2台以上い た場合は勝手に冗長構成にす る⇒AWSのIAM Roleと RouteTableを使えばたぶんすぐ できる ・ROLEによる複数フルメッシュ VPN群の作成⇒フルメッシュVPN 群同士をつなぐのも! ・同一セグメントも気にしないで つなぎたい⇒L2TPv3も組み合わ せる? 課題 ・セキュリティ Serfのencryptionのみなので・・・ VyOSのFirewallで対応? 最初のjoin先は手動で開ける 他はjoinメッセージを受けたら対象 GlobalIPを開ける??? う~ん。。。 ・品質 本番環境への適用に向けて、もう 少し安定するようにしたい雰囲気!

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あとがき 最近聞く、Infrastructure as Code って、いまいちピンとこない。 Chef(しかもsolo)だ〜なんだ〜っていう事例を見ても、 Infrastructure as Code というか、OS設定、ミドルウェア設定、アプリケーションのデプロイを自 動化しているイメージの例が多くて、 あんまり「Infrastructure」 as Code な気がしない・・・ もっと、低レイヤーを含めてコード化すればピンとくる気がする。。。 ・仮想マシン構成のコード化 ⇒ まあ、よくあるよね ・コンテナ構成のコード化 ⇒ まあ、コンテナだからよくあるよね ・ネットワーク構成のコード化⇒SDN/NFVをベースとして! 逆にこのへんがピンとくる!

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vyos@vyos:~$ sync vyos@vyos:~$ sync vyos@vyos:~$ sync vyos@vyos:~$ poweroffnow なんやかんやいいましたが VyOSっていいよね! つづきはWebで http://momiage.com/vyosserf 逆にありがとうございました 以上