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英語が苦手でも学びが得られる Workshopについて 株式会社ZOZO
 EC基盤開発本部 SRE部 商品基盤SREブロック
 佐藤 隆明
 Copyright © ZOZO, Inc. 1

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© ZOZO, Inc. 株式会社ZOZO EC基盤開発本部 SRE部 商品基盤SREブロック 佐藤 隆明 2017年入社。ZOZOTOWNの商品情報を扱う基盤の構 築・運用に携わっています。 re:Inventは2022年以来2回目。今回の一番の思い出 は、現地の皆さんの協力で失くしたスマホが見つかった こと。そのとき、みんなでハイタッチして喜び合ったこ と。 2

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© ZOZO, Inc. 私は英語が苦手です。 レストランで注文するのも緊張するレベル。 それでも、せっかく re:Inventに参加するので、少し でも多くのことを学びたい。 3

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© ZOZO, Inc. 4 re:Inventのセッションについて 高 ⬆ ⬇ 低 英語の難易度でソートすると、このような感じになります。(あくまで個人の感想です) ● Chalk talk、Code talk ● Gamified learning ● Builders' session ● Workshop ● Innovation Talks、Breakout session ● Keynote

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© ZOZO, Inc. 5 英語が苦手な人におすすめのセッション 短い講義を受けた後、少人数のグループで課題に取り組む形式。 個人で黙々と作業に没頭することも可能で、わからないことがあれば周りの人に相談することもできる。 英語でのコミュニケーションに不安があるけれど、少し挑戦してみたいという方向け。 何より、最新のサービスや技術を実際に手を動かしながら学べる点が大きな魅力であり、得られるものが 多く、満足度が高い。 Workshop

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© ZOZO, Inc. 6 参加したWorkshopの紹介 DAT307 | Gen AI incident detection & response systems with Aurora & Amazon RDS 内容: 生成AIを活用したIDR(インシデント検出と対応)システム開発する。

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© ZOZO, Inc. 7 1. AuroraとRDSをCloudWatchが監視し、インシデントが発生するとその情報をDynamoDBに書き込む。 2. 事前にインシデントに対するRunbookをS3にアップロードしAmazon Bedrock Knowledge Basesと同期し 基盤モデルの拡張(RAG)を行う。 3. ユーザーはWeb UIを操作してインシデントとRunbookの確認、AuroraとRDSの復旧を行う。 4. Bedrock AgentsがBedrock Knowledge BasesからRunbookの取得とAuroraやRDSの設定変更を行う。 出典: DAT307 | Gen AI incident detection & response systems with Aurora & Amazon RDS (AWS re:Invent 2024)

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© ZOZO, Inc. 8 Bedrockの知識がゼロでも実際に動くものが作れた。生成AIを普段の業務に取り入れるためのヒントにな りそう。 https://github.com/aws-samples/aurora-postgresql-pgvector 出典: DAT307 | Gen AI incident detection & response systems with Aurora & Amazon RDS (AWS re:Invent 2024)

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© ZOZO, Inc. 9 参加したWorkshopの紹介 STG402 | Build ransomware data recovery and response with AWS Backup 内容: 昨今話題のランサムウェアからAWS Backupを使いデータを保護する。

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© ZOZO, Inc. 10 ● 今年8月にGAとなったLogically air-gapped vaultを使用し、別リージョンへのバックアップの作 成および復元を実施した。 出典: STG402 | Build ransomware data recovery and response with AWS Backup (AWS re:Invent 2024)

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© ZOZO, Inc. 11 ● 講義部分ではバックアップを保護するための戦略について学んだ。 ● 3-2-1-1-0アプローチ ○ 3つの異なるデータのコピー(冗長性の担保) ○ 2つの異なるメディアに保存(物理的な障害からの保護) ○ 1つのバックアップは地理的に離れた場所に保存(地域的な災害からの保護) ○ 1つのバックアップは不変的状態で保存(改ざんからの保護) ○ 自動バックアップと復元プロセスを検証してエラーを0に(復旧可能性を保証) 出典: STG402 | Build ransomware data recovery and response with AWS Backup (AWS re:Invent 2024)

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© ZOZO, Inc. 12 社内でも関心の高いテーマについて、単にサービスの使い方を学ぶだけでなく、バックアップの考え方 やその重要性についても理解を深めることができた。 出典: STG402 | Build ransomware data recovery and response with AWS Backup (AWS re:Invent 2024)

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© ZOZO, Inc. 13 参加したWorkshopの紹介 DAT306 | Modernize your database using AWS DMS Schema Conversion with gen AI 内容: AWS DMSの新機能である生成AIを利用したスキーマ変換を行う。

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© ZOZO, Inc. 14 出典: DAT306 | Modernize your database using AWS DMS Schema Conversion with gen AI (AWS re:Invent 2024) ● これまで手動での変換が必要だったストアドプロシージャなどの複雑なコードオブジェクトが、 生成AIによって変換可能になった。 ● 生成AIの導入により、どれほどカバレッジが向上するかを実際に検証した。

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© ZOZO, Inc. 15 出典: DAT306 | Modernize your database using AWS DMS Schema Conversion with gen AI (AWS re:Invent 2024) 現時点ではターゲットがPostgreSQLに限定されているものの、弊社でもAWS DMSを活用しているた め、この技術に関するキャッチアップは非常に有意義だった。

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© ZOZO, Inc. 16 他にもこんなWorkshopがありました ● DAT407 | Modernize multi-tenant monolithic apps with AWS purpose-built databases ○ モノリスアプリケーションをマルチテナントSaaSアプリケーションにモダナイズする。 ● SUP301 | Continuous cost and sustainability optimization with Amazon Q ○ Amazon Qの新機能であるCost Explorerとの連携を活用した分析を行い、さらにAmazon Q Developerを用いてコスト管理ツールを作成する。 ● PEX402 | Embracing modern engineering techniques on AWS with Amazon Q ○ Backstage、ArgoCD、KeyCloak、CrossPlaneなどのCloud Nativeなサービスを活用し、 Amazon EKS上にモダンな環境を構築する。 ● DAT421 | Build a multi-Region, active-active rewards app with Amazon Aurora DSQL ○ Aurora DSQLのマルチリージョンクラスタを構築し、楽観的同時実行の挙動を確認する。

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© ZOZO, Inc. 17 まとめ re:InventのWorkshopでは、最新の技術やサービスについて実践的に学べる貴重な経 験を得ることができ、今後の業務に役立つヒントを得ることができました。英語に不 安があっても、実際に手を動かして学ぶことで理解が深まり、非常に満足のいく時間 を過ごすことができました。 機会をくださったSRE部、送り出してくれたチームの方々、本当にありがとうござい ました。

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