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AI駆動開発を推進するために サービス開発チームで 取り組んでいること ⼤城 尚也 クラスメソッド株式会社/データ事業本部/サービスソリューション部/サービス開発チーム

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2 2 ● 2022年(⼊社)プロダクト開発エンジニア ○ Proflly開発(⾃社プロダクト) ○ プロフィールビューアー ○ 技術スタック ■ Vue2 ● 2023年 プロダクト開発エンジニア ○ CSA開発(⾃社プロダクト) ○ データ分析基盤の構築‧運⽤ ソリューションサービス ○ 技術スタック ■ React, FastAPI ● 2025年 プロダクト開発エンジニア ○ AI/分析関連の新規⾃社プロダクト ○ 技術スタック ■ React, FastAPI ● 所属 ○ CM/データ事業本部/サービスソリューション 部/サービス開発チーム ● 趣味 ○ やちむん、3Dプリンター ● 好きなAIツール ○ Claude Code, Cursor Tab, v0 ⾃⼰紹介 ⼤城 尚也 (Naoya Oshiro) coming soon

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サービス開発チーム 3 1⼈1サービスを担当して開発を進める サービスD サービスE サービスF サービスG サービスC サービスB サービスA サービス企画チーム サービス開発チーム 連携

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利⽤しているAIツール 4 Claude Code Devin Cursor v0 AI-Starter 仕様検討、要件定 義など開発以外で 利⽤。 チャット形式で利 ⽤でき様々のLLM を利⽤。 モックの作成。 モックをそのまま ローカルに落とし フロントエンドと して利⽤。 エディタとして利 ⽤。 主に⼿動で実装が 必要なときにTab の補完機能を利 ⽤。 コーディングでメ イン。 Claude Code GitHub Actionsを コードレビューで 利⽤。 軽微な修正などを 依頼し⾮同期で作 業を遂⾏してくれ る。 サポートチームか ら開発チームの⼀ 次受けとして利 ⽤。

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狙い ● AI駆動開発を本格的に始めたいけど何をしたらいいのかわからない ● AI駆動開発やっているけどあまり成果が出ていない このセッションで「お話すること」と「狙い」 5 お話すること ● 取り組んでいること ● AI駆動開発の個⼈的な所感

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取り組んでいること 3つ

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1. ツール選定と⾒直し (1/2) 7 既存の開発環境にマッチしていないツールを選定して逆に開発速度や品質が落ちたという ことは避けたい。⽇々新しいツールが誕⽣しているので⾒直ししている いろんな観点がある ● セキュリティ、プライバシー、価格、プラン体系、お客さま都合 ● 利⽤したいLLMがそのツールで選択できるか ● ⾮同期で開発したいのか同期で開発したいのか チームで出てきた声(細かいこと) ● IntelliJ IDEAを使っているからエディタの変更が必要になる、エディタ型の ツールを利⽤するのは⾟い ● エディタと⼀体型だとコードのウィンドウが狭くなるからターミナルで操作で きるのがいい

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1. ツール選定と⾒直し (2/2) 8 ツールに合わせていくパターンも有りました ● フロントエンド開発においてv0を利⽤したかったのでv0が得 意なshadcn/ui(UIコンポーネントライブラリ)を採⽤した ○ MUIからの乗り換え ● プロジェクトの要件とマッチしているか、メンバーの学習コ ストが⾼すぎないかなどは注意 注意したほうが良さそうなこと ● AIツールの進化が早いので特定のツールに依存しすぎて、 ツールに振り回されないようにしないといけない

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2. 継続的な学習 9 現在AI分野は⾮常にアップデートに早いので最新情報を常にキャッチアップ AI駆動開発と相性が良さそうな技術などの勉強会をチーム内で開催 ● DDD(ドメイン駆動設計)、TDD(テスト駆動開発)etc. 週次のAI駆動開発振り返り会 ● 今週リリースされたあの新機能触ってみたけど... ● DynamoDBのMCP使うと... ● Claude Codeで⽇本語⼊⼒するとき左下に⾏ってしまうのどうにかならない ● そこから出てきた課題をネクストアクションとして取り組む

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3. AI活⽤を前提とした開発プロセスの検討 10 AIが活躍できるように既存のプロセスを⽇々⾒直しています タスクチケットの書き⽅をAIに理解しやすいようにしました ● Devinに「このタスクをやって」と⾔ってタスクを遂⾏できるように記⼊ コードレビューは⼈間がレビューする前にAIのレビューを挟む ● PRを作成すると Claude Code GitHub Actions があらかじめ作成したコードレ ビュー観点でレビューをしてくれる(これが結構厳しい) 実装前にサクッとモックを作成する ● 開発に着⼿する前にイメージを掴むためにv0で動くモックを作成

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AI駆動開発の個⼈的な所感

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AI駆動開発の個⼈的な所感 12 いろいろな取り組みやツールを使ってAI駆動開発にチャレンジしているけどまだまだでき ていないことが多い ⾮同期でまるっとタスクを遂⾏してほしい ● できていないのに、できたと⾔い張ってくる ● ⾏き詰まって同じことを永遠に繰り返して、⼤量のトークンを消費している ● 認識のズレで思っていたのと違うのができている オーバーエンジニアリング ● 仕様駆動でやっているとその機能は頼んでいないの親切⼼でついでに実装てく るが負債になりかねない

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ぜひ懇親会で技術的な話ができたら嬉 しいです! おわり

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