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AI駆動開発を推進するためにサービス開発チームで 取り組んでいること

AI駆動開発を推進するためにサービス開発チームで 取り組んでいること

このスライドは 2025年9月12日(金)に開催された「DevelopersIO 2025 OKINAWA」で登壇した際のスライドです。

DevelopersIO 2025 OKINAWA →
https://events.classmethod.jp/seminar/250912-developersio2025-okinawa/

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おーしろ

October 07, 2025
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Transcript

  1. 2 2 • 2022年(⼊社)プロダクト開発エンジニア ◦ Proflly開発(⾃社プロダクト) ◦ プロフィールビューアー ◦ 技術スタック

    ▪ Vue2 • 2023年 プロダクト開発エンジニア ◦ CSA開発(⾃社プロダクト) ◦ データ分析基盤の構築‧運⽤ ソリューションサービス ◦ 技術スタック ▪ React, FastAPI • 2025年 プロダクト開発エンジニア ◦ AI/分析関連の新規⾃社プロダクト ◦ 技術スタック ▪ React, FastAPI • 所属 ◦ CM/データ事業本部/サービスソリューション 部/サービス開発チーム • 趣味 ◦ やちむん、3Dプリンター • 好きなAIツール ◦ Claude Code, Cursor Tab, v0 ⾃⼰紹介 ⼤城 尚也 (Naoya Oshiro) coming soon
  2. 利⽤しているAIツール 4 Claude Code Devin Cursor v0 AI-Starter 仕様検討、要件定 義など開発以外で

    利⽤。 チャット形式で利 ⽤でき様々のLLM を利⽤。 モックの作成。 モックをそのまま ローカルに落とし フロントエンドと して利⽤。 エディタとして利 ⽤。 主に⼿動で実装が 必要なときにTab の補完機能を利 ⽤。 コーディングでメ イン。 Claude Code GitHub Actionsを コードレビューで 利⽤。 軽微な修正などを 依頼し⾮同期で作 業を遂⾏してくれ る。 サポートチームか ら開発チームの⼀ 次受けとして利 ⽤。
  3. 1. ツール選定と⾒直し (1/2) 7 既存の開発環境にマッチしていないツールを選定して逆に開発速度や品質が落ちたという ことは避けたい。⽇々新しいツールが誕⽣しているので⾒直ししている いろんな観点がある • セキュリティ、プライバシー、価格、プラン体系、お客さま都合 •

    利⽤したいLLMがそのツールで選択できるか • ⾮同期で開発したいのか同期で開発したいのか チームで出てきた声(細かいこと) • IntelliJ IDEAを使っているからエディタの変更が必要になる、エディタ型の ツールを利⽤するのは⾟い • エディタと⼀体型だとコードのウィンドウが狭くなるからターミナルで操作で きるのがいい
  4. 1. ツール選定と⾒直し (2/2) 8 ツールに合わせていくパターンも有りました • フロントエンド開発においてv0を利⽤したかったのでv0が得 意なshadcn/ui(UIコンポーネントライブラリ)を採⽤した ◦ MUIからの乗り換え

    • プロジェクトの要件とマッチしているか、メンバーの学習コ ストが⾼すぎないかなどは注意 注意したほうが良さそうなこと • AIツールの進化が早いので特定のツールに依存しすぎて、 ツールに振り回されないようにしないといけない
  5. 3. AI活⽤を前提とした開発プロセスの検討 10 AIが活躍できるように既存のプロセスを⽇々⾒直しています タスクチケットの書き⽅をAIに理解しやすいようにしました • Devinに「このタスクをやって」と⾔ってタスクを遂⾏できるように記⼊ コードレビューは⼈間がレビューする前にAIのレビューを挟む • PRを作成すると

    Claude Code GitHub Actions があらかじめ作成したコードレ ビュー観点でレビューをしてくれる(これが結構厳しい) 実装前にサクッとモックを作成する • 開発に着⼿する前にイメージを掴むためにv0で動くモックを作成