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林業 という 地域と、地球と、私たち自身のための 山を舞台にした仕事

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地球にとって必要な仕事 貧困や気候変動、環境問題といった様々な課題に取り 組むことを目的として、2015年、国連サミットで持続 可能な開発目標「SDGs」が掲げられました。 いま、世界中の国や企業がSDGsの達成に向けて知恵 を絞り、世界の平和と安全に力を尽くしています。 ■いま、林業が注目されるワケ なかでも多面的な機能を持つ「森林」が果たす役割は 大きく、SDGsに関連する取り組みとして国産材を 使った製品の普及活動など、日本国内でも様々な取り 組みがなされています。 山崩れや洪水などの 災害を防止する働き 水資源を貯える働き 二酸化炭素を 吸収する働き 木材を生産する働き 心身の癒しや安らぎの 場を提供する働き 野生動植物の 生育の場としての働き 自然と人との関わりを 学ぶ場としての働き きのこや山菜などの 林産物を生産する働き

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地ごしらえ 植付 下刈り 除伐・間伐 主伐・利用間伐 地域に貢献する仕事 ■いま、林業が注目されるワケ 林業とは、木を植えて・育てて・伐って・また植える というサイクルを約50年かけて繰り返す産業です。適 切な作業を続けることによって森林の整備や保全にも つながります。逆にこのサイクルを継続しなければ森 林の機能は低下し、山崩れや洪水などの災害リスクが 高まるほか、動植物の生態系にも影響をおよぼしかね ません。 林業は必要な木材を供給する役目を果たすと同時に、 地域の資源を循環させる大事な役割を担っています。

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人の力でつくる仕事 テクノロジーが進化し、人々の生活環境が変化するな かで、今後多くの職業がなくなっていくと予測されて います。そのような時代においても、資源を守り・活 かす林業の重要性は変わることなく、むしろ持続可能 な社会に向けて不可欠な存在といえます。 ■いま、林業が注目されるワケ 現在も木材自給率は40%台で安定して推移しています。 林業サイクルが活性化することで、今後さらなる需要 拡大に対応することが期待されています。

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事実、林業には多くの若手人材が集まっています 日向市東郷に本拠地をおく耳川広域森林組合では、20代や30代の若手従業員が活躍しています。 当然ながらそのほとんどは未経験からのスタートで、作業の進め方や機械の扱い方などを一から覚えながら技 術を高めています。そして多くの従業員がこの仕事ならではの充実感と喜びを見出しています。 入職:2023年4月 2023年4月 2023年4月 2023年4月 2025年4月 2023年4月 2025年4月 2019年4月 2022年4月 2022年4月 2020年3月 2025年4月 2025年4月 2023年6月 2014年7月 2025年4月 2023年4月 2024年4月

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JForestビジョン2030 日本全国に約600ほどある森林組合。 それぞれの森林組合が地域の森林整備の主 たる担い手として、森林の利用・保全を通 じて森林の持つ公益的機能の維持・増進を 図ってきました。 先人たちが植えた人工林を大切に扱い、持 続可能な林業経営を通じてSDGsの達成に貢 献してくためにも、森林組合全体で目指す 姿を共有しています。 組合員サービスの向上 多くの組合員を抱える協同組合として、「何がで きるか」を考え、一層の利益還元を実現する。 働く人の所得向上・就業環境改善 内勤職員にも現場技能者にも、所得の向上・労働 安全対策をはじめとした就業環境改善を進める。 事業拡大・効率化による経営の安定 林産・販売事業の拡大やICTの活用を含めた効率化 を進め、安定的黒字経営を実現する。

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宮崎県の3大河川の一つである「耳川」。 耳川流域は日向市、門川町、美郷町、諸塚村、 椎葉村の1市2町2村から構成されています。 耳川流域の林業 98%が民有林 全国の森林の約3割が国有林といわれてい ますが、耳川流域は98%が民有林という珍 しい森林です。古くから地域の人々によっ て大切に育てられ、守られてきました。 流域の地形はほとんどが起伏の複雑な山地で、 流域一帯の気候は温暖多雨です。また耳川の 水量は非常に豊富で、流域には7つのダムが あります。一方で日向市等の海岸方面は日照 時間が長く晴天に恵まれた地域です。 耳川流域の豊かな森林はこうした環境の中で 育っています。

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宮崎県の森林組合は一級河川を中心に広域合併が進み、現在では8つの森林組合が存在しています。当組合は 耳川が中心となることから、耳川広域森林組合と命名されました。その規模は全国でもトップクラスで、現在 も日向市を中心に260名ほどの従業員が、組合員とともに『宮崎・耳川の杉』ブランドを守っています。 全国トップクラスの規模を誇る耳川広域森林組合 年間の素材生産量 素材取扱量や組合員所有面 積は全国の森林組合の中で もトップの規模を誇ります。 13.8万㎥ 総組合員数 役員を除く正組合員・準組 合員の数は5,000名を超え て推移しています。 5,549名 年間総売上 森林整備事業、加工事業、 販売事業などバランス良く 収益を確保しています。 30.9億円

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組織図 耳川広域森林組合は日向市東郷町の本所のほかに、日向支所・門川事業所・美郷支所・南郷事業所・北郷事業 所・諸塚支所・椎葉支所の7事業所があります。 組合員 総代会 理事会 総務委員会 監事会 事業・加工委員会 組合長 副組合長 企画情報室 参事 監査室 総務部 事業部 総務課 管理課 加工課 業務課 労働安全・山づくり対策室 日向支所 美郷支所 諸塚支所 椎葉支所 門川事業所 南郷事業所 北郷事業所 全8事業所で 展開中

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事業所周辺の山で、全国の木造 住宅の柱として使用されるスギ などの伐採や集材作業をします。 伐採された場所を美しい緑に再 生するために、除間伐や植栽、 下刈り作業をおこないます。 造林作業スタッフ 伐採作業スタッフ 広大な森林を管理し、伐採・植 樹の計画を立てるために調査や 測量図面の作成をおこないます。 森林管理・事務スタッフ 作業現場で積み込んだ木材を、 木材市場やバイオマス発電所に 届ける役割を担います。 運搬(トラックドライバー) 伐採スタッフや運搬スタッフが 安全に作業をおこなえるように 林業作業に必要な道を造ります。 重機オペレーター 山を舞台にした 私たちの仕事

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地元は福岡で自然も少なかったのですが、祖父が日向に 住んでいて、この自然の中で働いてみたいと思っていた ときにサイトで「山師」の募集を知って入職しました。 耳川広域森林組合に入ったきっかけは? 未経験なので刈払機やチェーンソー講習を受けながら一 から学びました。木の伐採は難しい部分もありますが、 免許も取り、実践の中で知識や技術を身に付けています。 どのようにしてスキルを身に付けている? 日向支所所属 入職1年目・19歳 狙った通りに 倒木できると 気持ちがいい 高校2年生の時に企業説明会ではじめて林業や組合のこ とを知って、一番大自然に囲まれた諸塚を選びました。 門川から通勤していますが女性の先輩もいて安心です。 耳川広域森林組合に入ったきっかけは? とっても楽しい!この仕事でないと見られない景色があ ります。自然相手で、現場によって作業の仕方も変わる ため頭を使いますが、褒められることも増えました! 実際に働いてみて、感じていることは? 諸塚支所所属 入職1年目・19歳 年齢関係なく みんなが優しく 声かけてくれる

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進学で一度地元を離れましたが、大学で学んだ経済学を 地元で活かせないかと考えていました。この仕事が環境 保全や地域貢献にもつながると思い、応募しました。 森林管理の仕事を選んだ理由は? 技術の発展やスマート林業の取り組みなどもあり、意外 に効率的で安全性も高く、近代的な産業だと思います。 循環型林業に携われているというやりがいも感じます。 いま、感じていることは? 大好きな地元・日向で働きたいと思っていました。家族 から組合のことを聞いて、林業にも事務職があることを はじめて知り、求人票を探して応募しました。 耳川広域森林組合に入ったきっかけは? 思ってた以上に女性も多く働いていて、研修や講習の機 会が多いことも良いと感じます。自分の仕事が人々の生 活や環境保全に役立っていることが仕事のやりがいです。 働きはじめて感じたことは? 本所所属 入職1年目・23歳 森林資源は 環境や経済に 貢献できる 門川事業所所属 入職1年目・19歳 慣れ親しんだ 環境で、人の 役に立ちたい

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安心・安全に仕事を進められるよう、またしっかりと技術を身に着けられるよう研修体制を整えています。 人を育てることにも熱心に取り組んでいます

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職種 職場データ 森林管理・事務 原木販売 ドライバー 10・20代 40代 30代 50代 60代 70代 年代 勤務地 75名 194名 16名 31名 24名 71名 63名 69名 6名 日向市 門川町 美郷町 諸塚村 椎葉村 作業員 33名 50名 112名 64名 55名 10名 ※2025年4月1日時点 耳川広域森林組合では10代から70代までの幅広い年代の従業員が働いています。

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福利厚生について 昇給・賞与あり 安心して働いてもらえるよう、収入面の充実を図りつつ十分な休日設定をしています。 年1回の昇給と年2回(昨年度実 績)の賞与、業績によっては決算 賞与も支給します。 資格手当あり 森林組合監査士や森林施業プラン ナー、安全衛生管理者等の資格取 得によって手当が加算されます。 大型連休あり 祝日のほかお盆休みや年末年始休 暇、ゴールデンウィーク休暇を設 け、休日の拡大を図っています。 各種研修制度あり 緑の雇用研修、林業作業士養成研 修といった人材育成のための各種 の研修制度を設けています。 資格取得支援あり 仕事で必要となる資格については、 取得のための費用を組合が全額負 担します。 社会保険完備 健康保険や年金といった社会保険 を完備している他、健康診断やス トレスチェックも定期実施します。

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採用サイト 見学・採用に関するお問い合わせはこちら ~職場見学、随時受付中~ TEL:0982-68-3515 耳川広域森林組合 労働安全・山づくり対策室 私たちと一緒に働きませんか?