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開発初心者がフリーライダーに ならないためのしおり Scrum Fest Mikawa 2023 石黒遥 Scrum Fest Mikawa 2023 - 開発初心者がフリーライダーにならないためのしおり | ConfEngine - Conference Platform

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2 自己紹介 石黒遥(20) 東京理科大学 経営学部 国際デザイン経営学科 3年 文系出身のド文系人間 デザイン思考について学んだり アプリ開発にちょっと手を出してみたり 興味があることにはとにかく首をつっこんでいます X (twitter) : @white_light___9

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3 フリーライダーとは? 『ただ乗りする人の意』 不労所得者。  必要なコストを負担せず利益だけを受ける人。                                         (goo辞書より引用)

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4 つまり、、、 フリーライダーになりそうになった私が 自分だからこそ出来る事があると気付き、 チームも自身も成長することが出来たお話! 開発初心者がフリーライダーに ならないためのしおり

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5 本日のコンテンツ 1. だいたいの概要 2. 自己嫌悪フェーズ 3. 手探り挽回フェーズ 4. 自己&チーム成長フェーズ 5. まとめ

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6 フリーライドしそうになった授業の紹介 Information System Design とは 情報システムは、社会活動において必要不可欠なものとなっている。社会活動は人の活動であるため、変化やゆらぎが大きい。一方で情報システムは、コ ンピュータが理解可能なように情報を固定化(設計・言語化)する必要がある。つまり情報システムデザインとは、変化を固定化するプロセスである。この授 業では、主にビジネス活動を中心とした社会活動を対象に、「ユーザ要求」を情報システムに関連づける「要求開発」プロセスと各種のモデリング手法を通し て、現実世界をどのように設計世界に結びつけるかを学修する。 (シラバスより抜粋) →つまり、ユーザーの課題を解決するアプリを開発しよう!  っていう必修授業 私にとっては、可能性を広げてくれたありがたい授業

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7 推し活カレンダー 同じ推しを登録した同志の間で その推しが関わるイベントの スケジュールを共有できるアプリ

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8 チームメンバーの紹介 りゅう:プログラミングつよつよ こしむ:オールマイティつよつよ かれん:デザインセンスつよつよ わたし:みんなと仲良し&大好き Agile PBL祭り2023に登壇しました! (つよつよ=スキル、センスがありすぎる人(当社比))

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9 Information System Design とは Agile PBL祭り 登壇資料より抜粋

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10 Agile PBL祭り 登壇資料より抜粋

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11 Agile PBL祭り 登壇資料より抜粋

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12 Agile PBL祭り 登壇資料より抜粋

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13 一週目の私 仲良し四人組でチームを組んだ! しかもチームのバランス良すぎ! これはもう完璧!楽しみすぎる!

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14 二週目の私 みんなすごい!すいすい仕事が進むよ~ スキルアップできる最高のチャンスだ! よ~し!私も自分の仕事しよっかな~!

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15 三週目の私 あれ、これ私、居場所がない? 私いなくても回るんじゃない? というか、私いない方がいい?

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自己嫌悪フェーズ突入!

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17 逃げちゃだめだ、、逃げちゃだめだ、、、、 ● 自分には出来ることが無い = やることが無い、という暗示 ● 胸を張って参加出来ない。 →でも、一回逃げたらもっと参加出来なくなってしまう。 ● 仕事大変な人が手持無沙汰な私を見たらいらいらしてしまわないかな、 いない方がみんなのパフォーマンスが向上するんじゃないかな、、  

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18 逃げちゃだめだ、、逃げちゃだめだ、、、、 ● 自分には出来ることが無い = やることが無い、という暗示 ● 胸を張って参加出来ない。 →でも、一回逃げたらもっと参加出来なくなってしまう。 ● 仕事大変な人が手持無沙汰な私を見たらいらいらしてしまわないかな、 いない方がみんなのパフォーマンスが向上するんじゃないかな、、  →じゃあ私は、もっとチームのメンバーが  より各々の仕事に集中出来る環境を作ること   にまずは尽力してみよう!!

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19 チームの士気を高める! ● 遅刻をしない、させない 毎回のKPTで朝みんなが揃っているか否かで、 その日のみんなのやる気が違うことが判明したため ● ネガティブな発言はしない≠全肯定、 実装出来たら褒め褒めパーティー、 じゃあそこからどうするか、何をしたいかをチーム全員が言いやすい雰囲気に ● 議事録を作成する 細かいことでも、すぐに振り返ることが出来るように、 言った言ってない戦争を避けるため、

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20 チームの士気を高める! ● 遅刻をしない、させない 毎回のKPTで朝みんなが揃っているか否かで、 その日のみんなのやる気が違うことが判明したため ● ネガティブな発言はしない≠全肯定、 実装出来たら褒め褒めパーティー、 じゃあそこからどうするか、何をしたいかをチーム全員が言いやすい雰囲気に ● 議事録を作成する 細かいことでも、すぐに振り返ることが出来るように、 言った言ってない戦争を避けるため、

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21 チームの士気を高める! ● 遅刻をしない、させない 毎回のKPTで朝みんなが揃っているか否かで、 その日のみんなのやる気が違うことが判明したため ● ネガティブな発言はしない≠全肯定、 実装出来たら褒め褒めパーティー、 じゃあそこからどうするか、何をしたいかをチーム全員が言いやすい雰囲気に ● 議事録を作成する 細かいことでも、すぐに振り返ることが出来るように、 言った言ってない戦争を避けるため、

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22 チームの士気を高める! ● 遅刻をしない、させない 毎回のKPTで朝みんなが揃っているか否かで、 その日のみんなのやる気が違うことが判明したため ● ネガティブな発言はしない≠全肯定、 実装出来たら褒め褒めパーティー、 じゃあそこからどうするか、何をしたいかをチーム全員が言いやすい雰囲気に ● 議事録を作成する 細かいことでも、すぐに振り返ることが出来るように、 言った言ってない戦争を避けるため、 →お互いがお互いにリスペクトを持ったチームに

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23 なにも持ってなかった私だから出来たこと! ● 人と人をつなぐ橋渡し役 デジタル人間とデザイン人間の間、 思考が真反対の人間のニュアンスの違いに気付くことが出来た! ● 臆せずに質問 自分の知識が増える +チームの理解度の向上に繋がった! ● 純度100%の尊敬から生まれる褒め ● 私のスキルアップによる圧 みんなの闘争心を燃やしたらしい! 【参考】齋藤滋規、坂本啓、竹田陽子、角征典著、大内孝子編( 2017)『エンジニアのためのデザイン思考入門』翔泳社

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24 なにも持ってなかった私だから出来たこと! ● 人と人をつなぐ橋渡し役 デジタル人間とデザイン人間の間、 思考が真反対の人間のニュアンスの違いに気付くことが出来た! ● 臆せずに質問 自分の知識が増える +チームの理解度の向上に繋がった! ● 純度100%の尊敬から生まれる褒め ● 私のスキルアップによる圧 みんなの闘争心を燃やしたらしい!

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25 なにも持ってなかった私だから出来たこと! ● 人と人をつなぐ橋渡し役 デジタル人間とデザイン人間の間、 思考が真反対の人間のニュアンスの違いに気付くことが出来た! ● 臆せずに質問 自分の知識が増える +チームの理解度の向上に繋がった! ● 純度100%の尊敬から生まれる褒め ● 私のスキルアップによる圧 みんなの闘争心を燃やしたらしい!

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26 なにも持ってなかった私だから出来たこと! ● 人と人をつなぐ橋渡し役 デジタル人間とデザイン人間の間、 思考が真反対の人間のニュアンスの違いに気付くことが出来た! ● 臆せずに質問 自分の知識が増える +チームの理解度の向上に繋がった! ● 純度100%の尊敬から生まれる褒め ● 私のスキルアップによる圧 みんなの闘争心を燃やしたらしい!

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27 Agile PBL祭り 登壇資料より抜粋

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28 まとめ

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29 つよつよの人に囲まれて、 自分にはスキルがないから何もできないんじゃないか…と 思い込んでいる人! (つよつよ=スキル、センスがありすぎる人(当社比))

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30 私から伝えたいこと ● 出来ることがない、をチャンスと思う 技術差・能力差があるのは当たり前 それをどうやってカバーしていくか! そして自身とチームの成長に繋げていくかが大事 ● 参加することに意味を見つける 意味は歩いて来ない!だから歩いて行くしかない!   自分から意味を付けていくことで行動に価値がついてくる ● チャレンジすることへの環境づくり あくまでもメインはプロダクトグロース! チームの中で自身を成長させる機会を得るための取り組み

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31 私から伝えたいこと ● 出来ることがない、をチャンスと思う 技術差・能力差があるのは当たり前 それをどうやってカバーしていくか! そして自身とチームの成長に繋げていくかが大事 ● 参加することに意味を見つける 意味は歩いて来ない!だから歩いて行くしかない!   自分から意味を付けていくことで行動に価値がついてくる ● チャレンジすることへの環境づくり あくまでもメインはプロダクトグロース! チームの中で自身を成長させる機会を得るための取り組み

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32 私から伝えたいこと ● 出来ることがない、をチャンスと思う 技術差・能力差があるのは当たり前 それをどうやってカバーしていくか! そして自身とチームの成長に繋げていくかが大事 ● 参加することに意味を見つける 意味は歩いて来ない!だから歩いて行くしかない!   自分から意味を付けていくことで行動に価値がついてくる ● チャレンジすることへの環境づくり あくまでもメインはプロダクトグロース! チームの中で自身を成長させる機会を得るための取り組み

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33 楽しいチーム開発ライフを!

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34 終わり!