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個別最適なSaaSと上手く向き合う プロダクトロードマップ ヘイ 株式会社 プロダクトマネージャー 西岡大揮   

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自己紹介 ● 2012年 楽天株式会社入社 ● 2016年 クックパッド買物情報事業部(現ロコ ガイド) ● 2018年 heyにJOIN ● STORES PdM -> STORES予約 PdM 西岡 大揮 Nishioka Daiki STORES 予約 プロダクトマネージャー @nishiokadaiki1

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heyのMission

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お店のデジタル化を まるっと STORES が目指す世界観

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安心の開設サポート 無料ではじめる ネットショップ 最短翌々日入金 持ち運びできるかんたん キャッシュレス決済端末 誰でもかんたんに 無料ではじめられる 予約システム ネットショップと ひとつになった 新しい POS レジアプリ heyが提供しているサービス

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美容院、リラク、フィットネス、ヨガ、料理教室、貸し会議室など 幅広い業種で 12 万以上のオーナーさんの導入実績 STORES 予約 お気に入りサービスを 会員カードとしてストック ネット予約・予約の 管理が可能に 決済、月謝や回数券等を キャッシュレス・ペーパーレス

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STORES 予約 ビジネスモデル フリーミアムSaaS+従量課金(決済機能)

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SaaSサービスとプロダクトロードマップ 今回のお話 約1年前にSTORES予約の担当となり、PdMとして模索した内容

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そもそも プロダクトロードマップとはなにか

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プロダクトロードマップとは 「やることリスト」ではない。 「ありたい姿」への最短ルート。 ロードマップは施策のやることリストではない。重要なのは進むべき方向性で あり、将来の「ありたい姿」。未来は不確実で考えても分からないし、目の前の タスクに溺れてしまいがちだが、一番最初に未来像を描くことが重要。

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プロダクトロードマップとは ありたい姿 現在地 プロダクト戦略 (バリュー・プロポジ ション) プロダクト ロードマップ (開発の順番)

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プロダクトロードマップとは ありたい姿 現在地 プロダクト戦略 (バリュー・プロポジ ション) プロダクト ロードマップ (開発の順番)

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「ありたい姿」をどうやって考えるか だれにどういう価値を提供するのか

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ありたい姿の考え方 「未来人」とは、未来の習慣をいち早く実践している人たち。 現在では珍しい行動と分類される人々だが、彼らの動機を理解すると変化への仮 説が見つかる。未来という不確実な事象に向き合う一つの方法。 「未来人」を見つける

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「ありたい姿」をどうやってチームに伝えるか

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ありたい姿をどうやって伝えるか 「よげんの書」と「プロダクトビジョン」 将来のプロダクトを妄想し、利用してくれているオーナーさんの生活を具体的に 記した「よげんの書」。 オーナーさんに提供したい価値を抽象化した「プロダクトビジョン」。

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2022年のプロダクトロードマップ議論進め方 具体編

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プロダクトロードマップの進め方 1. 施策リストの洗い出し&グルーピング(具体) 2. プロダクトビジョンの検討(抽象) 3. 事業計画 / グロースモデルとの整合性(具体) 4. ターゲットの優先順位 / バリュー・プロポジション(抽象) 5. ステークホルダーへの共有 / 相談 6. ロードマップの決定 去年10月に二人目PdMが入社し、チームで議論するためにプロダクトロードマップ作 成プロセスを型化。具体と抽象を行き来しつつ考える。

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プロダクトロードマップの進め方 1. 施策リストの洗い出し&グルーピング 2. プロダクトビジョンの検討 業種 × 規模 という軸で施策を並び替え。 他にも施策をスプシに書き出し、関連を洗い出す。 オーナーさんの成功とは何か、それに対してどのよう な価値が提供できるかを議論。

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プロダクトロードマップの進め方 3. 事業計画 / グロースモデルとの整合性 4. ターゲットの優先順位 / バリュープロポ ジション 重要な数値を因数分解し、伸ばすべき変数を特定。各 施策と変数の関係を認識しておく。 ● ターゲットの優先順位を決める ● やらない事を明確にする ● バリュープロポジション内の優先順位 を決める

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プロダクトロードマップ決定 でも、運用がいちばん大変で重要!

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SaaSの難しい点 ● 影響範囲の大きいプロダクトロードマップ ● 個別最適チームと全体最適なプロダクト

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SaaS組織ではプロダクトの影響範囲が広い。開発チームだけではなく、マーケ / セールス / カス タマーサクセス、サポートなどすべての業種に関わる。プロダクトロードマップの変更をどのよ うに共有 / 議論していくのか。 影響範囲の大きいプロダクトロードマップ 課題 今年目指してるこ とが分からない 最新のロードマッ プが分からない なぜこの優先順位 なのか分からない

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影響範囲の大きいプロダクトロードマップ ● ロードマップのドキュメントを固定する ● 月1 プロダクトロードマップ会を全社向けに実施(オープン形式)

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SaaS組織の場合、チームごとにKPIが違う場合が多い。また向き合っている顧客属性が違うた め、ビジネスチーム全体で開発要望を議論しても軸がバラけてしまい、優先度が決められない。 個別最適チームと全体最適なプロダクト 課題 マーケ リード 獲得 IS トスアッ プ率 セールス 商談 成立率 CS オンボ オンボ ディング CS チャーン 率 チームごとの顧客特性の違い 各チームでのKPI(SaaSの場合)

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個別チームKPIと全体最適なプロダクト セールスとCSで開発要望を各々管理し優先度を検討。チームに分かれる事で商談履歴や チャーン実績などファクトに基づいた議論が可能に。最終的な優先順位はPdM判断。 セールスチーム 開発要望カンバン CSチーム 開発要望カンバン

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SaaSサービスとプロダクトロードマップのまとめ

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● 不確実性と向き合い、ありたい姿を示す ● 具体と抽象を繰り返しロードマップを考える ● ビジネスチームを巻き込み透明性高い運営する 「 SaaSサービスとプロダクトロードマップ」のまとめ

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とはいえ まだまだ課題はたくさんあります... ● 要望やアイデアを可視化・集約しておく仮説リストの構造化 ● バリュー・プロポジションの磨き込み ● 利用状況の定量データ可視化強化 ● ユーザーインタビューやユーザービリティテストなどオーナーさんを巻き 込んだUXリサーチの仕組み化 ● etc…

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告知 heyでは、 プロダクトマネージャーを 絶賛募集中です! まずはカジュアルに話を聞いてみたいという方は、 meetyかTwitter(@nishiokadaiki1)のDMにお 気軽にご連絡ください! meety hey採用サイト

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告知 明日19時からイベントやります!

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おわり