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視環境設計では 「実環境の全視野を含む測光色(輝度・色度)分布を正確に再現すれ ば同じアピアランスが体験できる」とする.

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ディスプレイに表示された画像では,画素毎に、三つの発光体の加法混色 によっては生成された測光色(色光)が発光し、測光色分布が表示されて いる。 輝度(測光色)分布を表示する方法 ディスプレイに表示されている測光色分布を見て、われわれはアピアラン スを評価することができる

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照 度 輝 度 アピアランスを扱うには、照度ではなく輝度(測光色)を用いなければならず、 さらにアピアランスを検討するには、輝度(測光色)分布画像が必要である 視覚体験との関係を扱うには、照度ではなく輝度(測光色)分布を 用いなければならない

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色のついた光 測光色(輝度・色度) 透明スクリーン 測光色分布画像 物が見える仕組み 測光色分布画像は、アピアランスに直接結びつく、客観的に測定できる物理量である 物理量 (全方位測光色分布画像) アピアランス 視覚体験 全方位測光色分布画像 順応を考慮する必要性

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視覚体験は視環境において経験する一連のアピアランスから構成される 上記+歴史、時代背景なども含む一連のアピアランス 個々のアピアランス ・・・ ・・・・・・・ 建築家・デザイナー 一般的な利用者 時間経過や歩行、視線移動などによって生ずる一連のアピアランス (アピアランス:人の目に映る見え方、見えている様子)

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建築家・デザイナー 設計エンジニア 目標:より良い視環境の実現 論理的・客観的に判断できる (できれば物理的に測定できる) 方法で、良い視環境を実現する 環境条件を設定する 自分の(今までの)視覚体験に 基づいて、良い視環境を実現す る環境条件を設定する (視環境:光や色などによって実現される、人が視覚を通じて知覚、認識する環境) (研究者や管理者もこちらの立場) 視環境設計の目標 GAP

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色のついた光 測光色(輝度・色度) ディスプレイに表示可能な測光色 リアル・アピアランス画像変換 (測光色分布画像のウェーブレット分解を利用) ディスプレイ装置 輝度比を保存した上で、絶対値を下げる。 順応の効果を利用している 視環境設計での測光色分布画像を提示する仕組み

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REALAPS-Jpegの利用形態 (1)公 開 (2)限定公開 (3)関係者の間だけで共有 あぴ探ARアーカイブに掲載し、だれでも自由に参照することができる。 urlを関係者の間で共有する。ただし、検索エンジンなどで参照される可能性あり。 REALAPS-Jpegを関係者の間でデータとして共有していれば、 https://apitan-ar.net/realaps-data-viewer/realaps-data- viewer/にアクセスしてviewerを立ち上げることで、場所や 時間の制約なく、自由にその視環境を体験し、さまざまな 評価指標をチェックすることができる。 測定 クラウドなどで関 係者間で共有 REALAPS-Omni シータさえあれば、場所、 時間の制約なし データ送付 (11枚のzip) 本社などが所有 REALAPS-Jpeg データ送付 REALAPS-Jpegを生成 社内サーバでWordPressを起動すれば、社内に閉じた環境でも 共有可能。