Slide 1

Slide 1 text

びわ湖フリーWi-Fi 現状把握と地域発展のために 13:00~14:00 滋賀データ活用LAB研究発表会 滋賀データ活用LAB研究フォーラム 2021年3月2日主催 滋賀県地域情報化推進会議 滋賀大学 データサイエンス学部 槙田直木ゼミ 4回生 池田 知世 林 優太 村瀬 夏樹 1 0301

Slide 2

Slide 2 text

アウトライン  びわ湖FreeWi-Fiとは  分析の目的  データ概要 ・Wi2_APリスト ・びわ湖Free Wi-Fi ログデータ  分析 ・利用状況の可視化 ・地域別比較 ・最適化の提案  まとめ 2 びわ湖フリーWi-Fiマップ(滋賀県無料Wi-Fi整備促進協議会) https://biwako-wifi-info.jp/about

Slide 3

Slide 3 text

びわ湖Free Wi-Fi(BFW)とは  滋賀県域統一ブランドの無料Wi-Fiサービス  観光および商業の振興、災害対策の強化等の観点から、県民および県へ の来訪者の利便性を高めるため、だれでも無料で利用できるサービス  経済団体や通信事業者、県内企業、県・市町が連携して 「滋賀県無料Wi-Fi整備促進協議会」を2015年設置 https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/kurashi/ict/11659.html  Wi-Fi利用場所の提供者(工リアオーナー)に対し 設置事業費を補助(県予算 5,647千円)(2020年度) https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/kurashi/ict/300294.html 2020年度滋賀県ICT推進戦略実施計画  県内 約1,100箇所 のアクセスポイント(AP)整備(2020年9月末時点) 通信事業者別内訳(概数) NTT西日本 65% ワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2) 30% その他 5%  外出先ネット接続のサービスは、 BFWが唯一のものではないことに留意。  携帯電話サービスや、喫茶店・ホテル等のスポットも、ある。  BFWは利用時手間(メールアドレス登録)、通信は無暗号、 接続時間上限(Wi2の場合、24時間)などの制約があることに注意 3

Slide 4

Slide 4 text

まとめ BFWデータをどう利活用できるか  第一に、利活用できるようにデータを分析できる体制を整えるべき。  利用状況に関する定期的なデータ把握・管理と、 施設(AP)に対するフィードバックを  Wi-Fi6世代ルーター更改計画に備えるためにも必要なこと  現時点で利活用できた範囲では  既存APの現状 • 利用者に偏りや極端に少ない施設(AP)の存在がわかった • 逆に、利用不能のAPが、 協議会リストやBFW Wi-Fiマップに掲載されたままであることも  既存APを踏まえて • APの新規設置の際には、施設カテゴリ別では、 『交通施設』を筆頭に 『観光スポット』、『グルメ』、『ホテル、旅館』、 『公共施設』、『ショッピング』の順で、優先順位を付けては。 4