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QGIS講習会 2018.2.2 空知森林管理署 田中 淳 ラスタ編

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2 本日のお品書き ・標高データ(DEM)の用意 ・DEMから地形解析    傾斜・陰影図・傾斜方位 ・ラスタデータの扱い方    平均傾斜    見やすい地図の作り方 ・kml、kmzファイルについて

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3 DEMの用意 そもそもDEMって何? Digital Elevation Model 数値  標高  モデル 航空レーザー測量などから作成 国土地理院では、 日本全国10mメッシュで DEMを公開している。 (一部5mメッシュも有り) 0 5 10 10 10 10 10 10 0 5 10 10 12 12 12 12 0 5 10 12 15 15 15 15 0 5 10 12 15 20 20 15 0 5 10 12 15 20 20 15 0 5 10 12 15 20 20 15 0 5 10 12 15 15 15 15 0 5 10 12 12 12 12 12 10m

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4 DEMの用意 https://fgd.gsi.go.jp/download/menu.php

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5 DEMの用意 【地図上で選択】もしくは 【市区町村で選択】

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6 DEMの用意 1つのzipファイルでダウンロードされます

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7 DEMの用意 アカウントを持っていない場合は、新規登録してください 職場のメールアドレスでアカウント作れます(多分…)

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8 DEMの用意 PackDLMap.zipファイルを解凍(展開)すると 個別のzipファイルが入っているので、さらに解凍

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9 DEMの用意 zipファイル内の xmlファイルを1つのフォルダにまとめてください

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10 DEMの用意 xmlファイルからラスタデータ(tif)に変換 http://www.ecoris.co.jp/contents/demtool.html

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11 DEMの用意 基盤地図情報標高DEM変換ツールの【変換結合.vbs】

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12 本日のお品書き ・標高データ(DEM)の用意 ・DEMから地形解析    傾斜・陰影図・傾斜方位 ・ラスタデータの扱い方    平均傾斜    見やすい地図の作り方 ・kml、kmzファイルについて

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13 地形解析 配布した【ラスタ編.qgs】ファイルを開いて、DEM(merge.tif)を追加 国土地理院:基盤地図情報(数値標高モデル)を使用

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14 地形解析 【ラスタ】→【地形解析】→【傾斜】 【標高レイヤ】: merge 【出力レイヤ】: 保存先及びファイル名を入力 【結果をプロジェクトに追加する】にチェックを入れてOK

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15 地形解析 もし、ラスタメニューに【地形解析】がない場合 【プラグイン】→【プラグインの管理とインストール】 ラスター空間解析プラグインに チェックが入っているか確認

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16 地形解析 傾斜レイヤ(slope.tif)完成 国土地理院:基盤地図情報(数値標高モデル)を使用

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17 地形解析 傾斜レイヤの色付け  レイヤを右クリックしてプロパティを開く 緩傾斜← →急傾斜  黒     白 という設定になっています

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18 地形解析 傾斜レイヤの色付け  白黒画像に擬似的に色付けをする 単バンド疑似カラーに切り替える

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19 地形解析 傾斜レイヤの色付け  白黒画像に擬似的に色付けをする 【データ補完】:離散的 【色】:Spectral 【反転】にチェック 【モード】:等間隔 【分類数】:5 【分類】をクリック

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20 地形解析 傾斜レイヤの色付け  白黒画像に擬似的に色付けをする 各色を傾斜毎に設定し直す 青 → 0 緑 → 10 黄 → 20 橙 → 30 赤 → 40 【+】をクリックして項目を追加 黒 → 90

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21 地形解析 傾斜区分図 国土地理院:基盤地図情報(数値標高モデル)を使用

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22 地形解析 【ラスタ】→【地形解析】→【傾斜方位】 【標高レイヤ】: merge 【出力レイヤ】: 保存先及びファイル名を入力 【結果をプロジェクトに追加する】にチェックを入れてOK

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23 地形解析 傾斜方位図 国土地理院:基盤地図情報(数値標高モデル)を使用

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24 地形解析 傾斜方位レイヤの色付け  白黒画像に擬似的に色付けをする 【データ補完】:離散的 【カラーマップ】:Spectral 【モード】:等間隔 【分類数】:4 【分類】をクリック

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25 地形解析 傾斜方位レイヤの色付け  白黒画像に擬似的に色付けをする 北 45度まで 東 45~135度 南 135~225度 西 225~315度 【+】で項目を追加して 北 315~360度 0°

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26 地形解析 傾斜方位図 国土地理院:基盤地図情報(数値標高モデル)を使用

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27 本日のお品書き ・標高データ(DEM)の用意 ・DEMから地形解析    傾斜・陰影図・傾斜方位 ・ラスタデータの扱い方    平均傾斜    見やすい地図の作り方 ・kml、kmzファイルについて

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28 平均傾斜の算出 【ラスタ】→【地域統計】→【地域統計】

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29 平均傾斜の算出   地域統計 ← 傾斜レイヤ ← 小班レイヤ ← 任意の名前 ← 平均以外のチェックを外す

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30 平均傾斜の算出   小班レイヤの属性テーブル 【傾斜mean】が追加されるので、小数点以下1桁に丸める

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31 平均傾斜の算出 【新しいフィールドを作る】 【出力フィールド名】…平均傾斜 【フィールドタイプ】…小数点付 【フィールド幅】… 任意 【精度】… 1 【フィールドと値】   ”傾斜mean”

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32 平均傾斜の算出   平均傾斜が追加されるので、傾斜meanは削除 フィールド削除アイコンをクリックしてから 【傾斜mean】を選択

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33 見やすい地図を作る 陰影図レイヤ(shade)を追加 shadeレイヤを一番下に 国土地理院:基盤地図情報(数値標高モデル)を使用

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34 見やすい地図を作る 傾斜レイヤ(slope)を透過して表示 透過率は50%くらい 国土地理院:基盤地図情報(数値標高モデル)を使用

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35 見やすい地図を作る 傾斜と陰影図を乗算する 透過率を0%に戻してから 【スタイル】タブ内の 【カラーレンダリング】を乗算に 国土地理院:基盤地図情報(数値標高モデル)を使用

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36 見やすい地図を作る 傾斜とレリーフを乗算する 陰影図だと 影が濃くなりすぎる場合は レリーフに乗算した方が良いかも 国土地理院:基盤地図情報(数値標高モデル)を使用

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37 見やすい地図を作る 色々と設定を試してみよう 国土地理院:基盤地図情報(数値標高モデル)を使用

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38 本日のお品書き ・標高データ(DEM)の用意 ・DEMから地形解析    傾斜・陰影図・傾斜方位 ・ラスタデータの扱い方    平均傾斜    見やすい地図の作り方 ・kml、kmzファイルについて

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39 ワールドファイル

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40 ワールドファイル 1ピクセルの大きさ(X軸方向) 1ピクセルの大きさ(Y軸方向) 画像左上ピクセル中心点のX座標 画像左上ピクセル中心手のY座標 2・3行目は画像の傾き(通常はゼロ)

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41 ワールドファイル ワールドファイルは、 画像ファイルと同じファイル名で 同じフォルダに入れておく必要がある。 拡張子は、画像の拡張子+w jpg tif bmp → jpgw(jgw) → tifw(tfw) → bmpw(bpw)

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42 ワールドファイル tif(tif) 形式の画像は、 ファイルにワールドファイルを埋め込むことができる   ↓ GeoTIFF(ジオティフ) ファイルは1つで済むが、見かけ上 tif と GeoTIFFの区別はつかない(拡張子は、.tif .tif)

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43 ワールドファイル LibgeoGUI tif+tifw ⇄ GeoTIFF GeoTIFFの作成と ワールドファイルの エクスポートができる http://freegeographytools.com/2007/a-new-gui-for-the-libgeotiff-worldfile-utilities ここからDL

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44 ワールドファイル 【Input GeoTIFF】  GeoTIFFファイルを選択 【Export】をクリックで ワールドファイルの出力 ワールドファイルの出力

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45 ワールドファイル 【GeoTIFF metadata】  ワールドファイルを選択 【Input Tif】  tifファイルを選択 【Output GeoTIFF】  GeoTIFFの出力先を選択 GeoTIFFの作成 出力

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46 kml kmz

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47 kml・kmzファイル kmlファイルについて   Keyhole Markup Language   xmlベースのマークアップ言語   主に、GoogleEarth・Googleマップで使用されている。   テキストエディタで開くことができる。   kmlファイルと画像ファイルを組み合わせることで   ラスタデータも扱うことができる。

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48 kml・kmzファイル kmzファイルについて   kmlをzip圧縮したファイル。   解凍すると、画像と座標を設定したkmlファイルが  入っている。   GoogleEarthのほか、Garmin製GPSのカスタムマップ  に使用されている。

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49 kml・kmzファイル kmzファイルの中身を見てみよう 解凍 解凍 muroran_1024 kmlファイルと画像が入っている 拡張子.kmzを .zipに強制的に書き換えた後に 解凍(展開)する

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50 kml・kmzファイル kmlファイルの中身を見てみよう テキストエディタ テキストエディタ

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51 kml・kmzファイル kmlファイルの中身を見てみよう Excel Excel

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52 kml・kmzファイル 画像の座標は、東西南北端の緯度経度 一般的にGISで用いられている ワールドファイルは、 左上の座標&ピクセルの大きさ

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53 kml・kmzファイル GoogleEarth ⇄ QGIS ファイルの変換が必要! kmz                 tifw

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54 kml・kmzファイル GoogleEarth → QGIS kmz                 tifw

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55 kmz → ワールドファイル 経緯度と画像サイズをチェック

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56 kmz → ワールドファイル worldfile_converter.xlsx 経緯度と画像サイズを入力すると ワールドファイル形式に変換される コピーして、メモ帳などに貼り付けて 画像ファイルと同じ名前で保存したあと、拡張子を書き換える

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57 kml・kmzファイル GoogleEarth ← QGIS kmz                 tifw

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58 kmzファイルの作り方 GarminCustomMapプラグインは便利だが… 2017年7月現在 ラベル表示が反映されない バグが存在  ↓ 自力で kmzを作成してみよう

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59 kmzファイルの作り方 【プロジェクト】→【プロジェクトのプロパティ】 【オンザフライCRS変換を有効にする】 にチェックが入っていることを確認して 【CRS】をWGS84に切り替える 【オンザフライCRS変換を有効にする】 にチェックが入っていることを確認して 【CRS】をWGS84に切り替える

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60 kmzファイルの作り方 ハンディGPSなどに表示させたい箇所をQGISで表示

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61 kmzファイルの作り方 【プロジェクト】→【画像として保存】 任意の名前で、jpgファイルで保存してください jpgファイルと、ワールドファイル(jpgw)が作成されます

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62 kmzファイルの作り方 テキストエディタ(メモ帳など)でワールドファイルを開く 1:1ピクセルの大きさ(X方向) 2:回転設定(通常0) 3:回転設定(通常0) 4:1ピクセルの大きさ(Y方向) 5:左上ピクセルの座標(X座標) 6:左上ピクセルの座標(Y座標) ラスタデータは、 画像左上の座標値と、画像の大きさによって位置情報が決定されている

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63 kmzファイルの作り方 ワールドファイルをコピペ 画像ファイルのプロパティ 【Ctrl+A】で全選択 【Ctrl+C】でコピー 【Ctrl+A】で全選択 【Ctrl+C】でコピー セル【B2】を選択し 【Ctrl+V】でペースト セル【B2】を選択し 【Ctrl+V】でペースト ワールドファイルが、 画像の東西南北端の座標値に変換 ワールドファイルが、 画像の東西南北端の座標値に変換

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64 kmzファイルの作り方 GoogleEarthを開いて【追加】→【イメージオーバーレイ】 【場所】タブを選択して 変換した座標値を入力 【場所】タブを選択して 変換した座標値を入力 QGISから 出力した画像ファイルを選択 QGISから 出力した画像ファイルを選択

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65 kmzファイルの作り方

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66 kmzファイルの作り方 レイヤを右クリックして【名前を付けて場所を保存】 ファイル形式を【.kmz】にして 任意の名前をつけて保存してください。 kmzファイルは、 ・Garmin製 ハンディGPS* ・iOSアプリ【FieldAccess2】 ・【Geographica】 などで表示させることが出来ます *ただし、1枚の画像の最大サイズは、1024pixel  GarminCustomMapプラグインは、  1024pixel以上にならないように、自動的に切り分けて  複数枚の画像にしてくれます。