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Djangoの開発環境で 工夫したこと pre-commit / DevContainer Djangoオンラインミートアップ #4 2024年11月22日 余田大輝

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自己紹介 名前:余田大輝(@Hiroki_Yoda) 所属:株式会社スカラコミュニケーションズ 学生時代に初めて触ったFWはDjangoです。 現在の業務でもDjangoを使用しています。 明後日、福島県葛尾村に移住します。 たまにカレー屋さんになります。

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1. Linter / Formatter / Type Checker

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型の整合性を検証する ⇩ mypy 03. 型チェッカー コードを整形する ⇩ isort / yapf 02. フォーマッター コードの品質を検証する ⇩ Flake8 01. リンター Djangoのプロジェクトで 下記のツールを導入しました

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導入と設定 パッケージ管理ツ ールでインストー ルした上で、 各ツールの設定を pyproject.toml に 記載している。 ただし、Flake8を除く

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実行方法 下記のコマンドを実行することで、 Flake8 は規約違反を指摘し、 isort & yapf は自動整形してくれる。 ただし、次の部分は手動で変更しました ・コメントアウトに記載している内容 ・import json の削除

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手動実行で 生じる問題 コードベースにフォーマットがかけられ ていないコードがマージされた場合、 他の人の作業の中で予期しないフォーマ ットが実行されてしまう。 予期せぬフォーマット 01 Flake8 や mypy に規約違反を指摘されて も無視することが可能であるため、 対応が開発者それぞれに委ねられる。 規約違反の放置 02

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2. pre-commit の導入

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自動実行を いつする? 最初に試してみたが、保存の度にフォー マットの実行が走るのが鬱陶しかったた め、チームの総意でこちらは却下。 保存時に自動実行 01 フォーマットの他に、規約違反の検証も 含めて、git commit のタイミングで自動 実行することをチームで合意した。 コミット時に自動実行 02

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pre-commit の導入 pre-commit は、Git フックを利用して、 コミット前に自動的に各種チェックやフォ ーマットを実行するためのフレームワーク である。設定ファイルを使用して、実行す るツールやそのオプションを指定する。

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導入と設定 パッケージ管理ツールで インストールした上で、 .pre-commit-config.yaml に 各ツールの設定を記載する。 右図は isort / yapf / flake8 / mypy の4つを導入した例。

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実行方法 普段通りに git commit を 実行すると、右図のように 先ほど手動実行した検証が それぞれ自動実行される。 isort / yapf は自動でフォーマ ットされ、flake8 / mypy は 規約違反を指摘してくれる。 すべて pass するまで、 commit は完了できない。

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3. DevContainer の導入

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関連する別の問題 エディターに導入する拡張機能など、 メンバーの開発環境を統一させたい。 私を含めて、経験の浅いメンバーが 多いチームであるため、特に重要。 開発環境の一貫性 01 Docker等を開発に利用する場合、 右図のように、ホスト側からコンテナ内 のPythonパッケージを認識できない (今回のテーマとの関連は薄い) パッケージの解決 02

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DevContainerの導入 DevContainer は、コンテナを開発環境として利用し、ローカルのファイルを マウントしながら、VSCode の全機能を活用できる仕組みである。 出典: "Developing inside a Container", Visual Studio Code URL: https://code.visualstudio.com/docs/devc ontainers/containers 参照: 2024-11-21

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DevContainerの使い方 devcontainer.json に必要な設定(共有で使用したい拡張機能を含む)を 記載して、メニューから「コンテナで再度開く」を選択する。 「コンテナで再度開く」を選択

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まとめ

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コードのフォーマットや 拡張機能のインストールなど、 開発者で共通の対応をしたいが 手動で各々対応していた部分を pre-commit や DevContainer を用いて仕組みにすることで、 開発者が常に意識をしなくても 一貫性が維持されるようになった。

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皆さんが普段使っている リンター / フォーマッター や 開発環境の工夫を教えてください!