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開発者として気になったアップデート群
 2021/12/07
 CX事業本部 MAD事業部・田中孝明
 ~公式SDK、CloudWatch関連~


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2 田中孝明 ● CX事業本部 MAD事業部所属
 ● 福岡オフィス所属
 ● 好きな言語: C++ / Swift
 ● サウナ・スパ プロフェッショナル


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3 現地(Las Vegas)行ってきました

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4 入国後の隔離中 (2日目) 秋葉原のホテルで 14日間 の隔離生活

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5 開発者として気になったアップデート

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6 公式SDKの対応言語

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7 公式SDKの対応言語 AWS SDK for Swift / Kotlin / Rust (全てDeveloper Preview) • alpha 版として公開されていた Swift / Kotlin / Rust が Developer Preview に • まだ、プロダクション環境で投 入するのは厳しいが、フィード バックを募る事で正式リリース までもう一歩の状態

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8 Amazon CloudWatch RUM https://dev.classmethod.jp/articles/cloudwatch-rum-overview/

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9 Amazon CloudWatch RUM クライアント側の問題を Cloud Watch でモニタリング • クライアント側の問題をほぼリアルタイムでモニタリングする • アプリケーションのパフォーマンス、地域、HTTPエラーなどをダッ シュボードで可視化 • パフォーマンスの異常、エラーの数を検知 • ページの読み込み手順などを確認

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10 Amazon CloudWatch RUM エラーに対する正確な測定が可能に • 多くのユーザーはエラーが出ても報告しない • 離脱するのが大半 • エラーの影響のあるユーザー数を正確に把握する • 特定のステークホルダーが「みんなが困っているから早く直して」な どの問題に対処 • ISSUE対応の優先順位を決める指標になる

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11 Amazon CloudWatch RUM エラーに対する正確な測定が可能に

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12 Amazon CloudWatch Evidently https://dev.classmethod.jp/articles/amazon-cloudwatch-evidently-ga/

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13 Amazon CloudWatch Evidently フィーチャーフラグの管理やA/Bテストの実行を支援 • デフォルト含め、 5つまで Feature Variations を追加できる • Variations のタイプは Boolean / Double / Long / String が設定で き、アプリから呼んで表示の制御を行う

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14 Amazon CloudWatch Evidently フィーチャーフラグの管理やA/Bテストの実行を支援 • Feature Variations 毎にトラフィックを設定

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15 Amazon CloudWatch Metrics Insights (Preview) Metrics に対する大規模なクエリ • メトリクスを大規模にクエリすることが可能に • ビルド済みのサンプルクエリを選択可能 • クエリビルダーを使って独自のクエリを作成可能 • Metrics Insights クエリには ORDERBY が使えるので、大量の データの中から CPU を消費している上位のインスタンスを調べ ることが可能

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16 VPC Lambda が ENI ID を出力するように https://dev.classmethod.jp/articles/vpclambda-support-logging-eniid/

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17 VPC Lambda が ENI ID を出力するように ENI が承認済みの Lambda からのみ利用されているか • サブネットとセキュリティグループの組み合わせによって Lambda が ENI を共有利用する (IPアドレス使用量の節約) • 今回のアップデートで、ある ENI が承認済の Lambda からのみ 利用されていることを証跡 (CloudTrail) に残せる • Athena で ENI と Lambda の組み合わせをクエリできる

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18 今回の発表のキーワード パスファインダー

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19 まとめ 次のステップのための最適パスを提示 • メジャーなアップデートは少なめだが、次のアクションに備えた 地道なアップデート群が来た • 大量のデータやログと如何に省力化して向き合っていくのかの 提示 • パスから導き出された今後(来年?)に期待

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20 来年は是非現地で! ご清聴 ありがとうございました