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© 2023 VeriServe Corporation 会社名・製品名・サービス名は、各社の登録商標または商標です。 2023年03月14日 GIHOZを使って QAエンジニアを仕立てた話 『教えて、先輩ユーザー!』 GIHOZ活用事例共有会 株式会社ベリサーブ 清水 慶彦

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© 2023 VeriServe Corporation 会社名・製品名・サービス名は、各社の登録商標または商標です。 まとめ 1 ➢ GIHOZを使ったテストプロセスを定義 ◼ 新規QAエンジニア向け ◼ GIHOZを使ってテスト技法に関する知識の不足をカバー ➢ GIHOZの特長 ◼ テストに関する専門的な知識がなくても使える ◼ テスト技法の基本を学べる ◼ 「作業」を早く・正確にこなせる ➢ GIHOZを利用した新メンバー ◼ 1Sprint程度のトレーニングでテスト設計に参加 ◼ テスト技法の基本に則ったテストケースを作成 テスト設計に慣れていない人に威力を発揮する

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© 2023 VeriServe Corporation 会社名・製品名・サービス名は、各社の登録商標または商標です。 参加プロジェクトの紹介 2 ➢ プロダクト :スマートフォンアプリ ◼ カスタマーサポートとしてチャットや通話の機能がある ➢ プロジェクト :中規模アジャイル (スクラム) ◼ Product Manager ◼ Development ◼ Quality Assurance リリースプロセスとしてテスト活動を実施 コンパクトなチーム構成でリリース前テストを担当

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© 2023 VeriServe Corporation 会社名・製品名・サービス名は、各社の登録商標または商標です。 テスト設計・実行者に求められる知識 3 ➢ テスト技術 テスト技術に関する知識 ◼ 0から体系的に学ぶにはコストが大きい ◼ 実践しながら高めていきたい ⚫ テスト分析 ⚫ テスト技法 ⚫ 品質マネジメント ⚫ 改善 ・・・etc ➢ システム理解 テスト対象に関する知識 ◼ どのロールでもあることが前提 ◼ 初期はここに集中してもらいたい ⚫ ドメイン知識 ⚫ 仕様理解 ⚫ ツールの使い方 ⚫ プログラミングスキル ・・・etc テスト技術へのハードルを低くしたい

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© 2023 VeriServe Corporation 会社名・製品名・サービス名は、各社の登録商標または商標です。 テスト設計・実行者に求められる知識 4 ➢ テスト技術 テスト技術に関する知識 ◼ 0から体系的に学ぶにはコストが大きい ◼ 実践しながら高めていきたい ⚫ テスト分析 ⚫ テスト技法 ⚫ 品質マネジメント ⚫ 改善 ・・・etc ➢ システム理解 テスト対象に関する知識 ◼ どのロールでもあることが前提 ◼ 初期はここに集中してもらいたい ⚫ ドメイン知識 ⚫ 仕様理解 ⚫ ツールの使い方 ⚫ プログラミングスキル ・・・etc テスト技術へのハードルを低くしたい

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© 2023 VeriServe Corporation 会社名・製品名・サービス名は、各社の登録商標または商標です。 テスト設計・実行者に求められる知識 5 ➢ テスト技術 テスト技術に関する知識 ◼ 0から体系的に学ぶにはコストが大きい ◼ 実践しながら高めていきたい ⚫ テスト分析 ⚫ テスト技法 ⚫ 品質マネジメント ⚫ 改善 ・・・etc ➢ システム理解 テスト対象に関する知識 ◼ どのロールでもあることが前提 ◼ 初期はここに集中してもらいたい ⚫ ドメイン知識 ⚫ 仕様理解 ⚫ ツールの使い方 ⚫ プログラミングスキル ・・・etc テスト技術へのハードルを低くしたい

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© 2023 VeriServe Corporation 会社名・製品名・サービス名は、各社の登録商標または商標です。 テスト設計・実行者に求められる知識 6 ➢ テスト技術 テスト技術に関する知識 ◼ 0から体系的に学ぶにはコストが大きい ◼ 実践しながら高めていきたい ⚫ テスト分析 ⚫ テスト技法 ⚫ 品質マネジメント ⚫ 改善 ・・・etc ➢ システム理解 テスト対象に関する知識 ◼ どのロールでもあることが前提 ◼ 初期はここに集中してもらいたい ⚫ ドメイン知識 ⚫ 仕様理解 ⚫ ツールの使い方 ⚫ プログラミングスキル ・・・etc テスト技術へのハードルを低くしたい

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© 2023 VeriServe Corporation 会社名・製品名・サービス名は、各社の登録商標または商標です。 テスト設計プロセスを定義 7 ➢ テスト技術を補う テスト設計プロセス ◼ テスト分析:レビューを手厚く ◼ テスト設計:GIHOZを使う ◼ テスト実装:テンプレートを作成 GIHOZを使ってテスト技術の不足をカバー テスト分析 テスト設計 テスト実装 ◼ 必要な要素 ◆ドメイン知識 ◆テスト分析の経験 ◼ 方針 レビュー ◼ 必要な要素 ◆ 仕様理解 ◆ テスト技法の知識 ◼ 方針 GIHOZ ◼ 必要な知識 ◆定型の遵守 ◆既存環境 ◼ 方針 テンプレート

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© 2023 VeriServe Corporation 会社名・製品名・サービス名は、各社の登録商標または商標です。 デシジョンテーブルテスト(1/2) 9 ➢ アイテム概要 カスタマーサポート通話の順番待ち 可能/不可能 の条件分岐 テストケースは4パターン?

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© 2023 VeriServe Corporation 会社名・製品名・サービス名は、各社の登録商標または商標です。 デシジョンテーブルテスト(2/2) 10 ➢ GIHOZを活用 条件を適切に入力することで組み合わせを網羅できる 隠れていた必要なテストケースを網羅できる

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© 2023 VeriServe Corporation 会社名・製品名・サービス名は、各社の登録商標または商標です。 状態遷移テスト(1/2) 12 ➢ アイテム概要 ◼ 新しい画面が2つ追加される ◆ C.予約誘導画面 ◆ D.予約画面 ◼ 新しい画面は既存の画面から遷移する ◆ A.情報選択画面 ⇒ C予約誘導画面 ◆ C.予約誘導画面 ⇒ D.予約画面 ◼ それぞれの画面に戻るボタンがある 画面遷移の全体像が見えにくい

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© 2023 VeriServe Corporation 会社名・製品名・サービス名は、各社の登録商標または商標です。 状態遷移テスト(2/2) 13 ➢ GIHOZを活用 ◼ 既存の遷移も含めてもれなくテストケースを生成できる 図で整理することで視覚的に分かりやすい

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© 2023 VeriServe Corporation 会社名・製品名・サービス名は、各社の登録商標または商標です。 テスト設計プロセスの効果 15 ➢ 新規メンバー ◼ 1Sprint程度のトレーニング期間でテスト設計に参加 ◼ テスト技法の基本に則ったテストケースを作成 ➢ チーム全体 ◼ 設計資料がより整理されたことによりレビューの効率が向上 ◼ 他チームからの指摘による手戻りが減少 テスト設計プロセスによりテスト品質が向上した

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© 2023 VeriServe Corporation 会社名・製品名・サービス名は、各社の登録商標または商標です。 まとめ 16 ➢ GIHOZを使ったテストプロセスを定義 ◼ 新規QAエンジニア向け ◼ GIHOZを使ってテスト技法に関する知識の不足をカバー ➢ GIHOZの特長 ◼ テストに関する専門的な知識がなくても使える ◼ テスト技法の基本を学べる ◼ 「作業」を早く・正確にこなせる ➢ GIHOZを利用した新メンバー ◼ 1Sprint程度のトレーニングでテスト設計に参加 ◼ テスト技法の基本に則ったテストケースを作成 テスト設計に慣れていない人に威力を発揮する

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© 2023 VeriServe Corporation 会社名・製品名・サービス名は、各社の登録商標または商標です。 余談 17 ➢ 品質保証文化の醸成にも使えるかも? ◼ 1からテスト開発のプロセスを作る ≒ プロセスの利用者はほとんど新規QAエンジニア

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© 2023 VeriServe Corporation 会社名・製品名・サービス名は、各社の登録商標または商標です。 ご清聴ありがとうございました。