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LINE BotとLIFFを使って 謎解きアプリを作った話 ユニークビジョン株式会社 山本 一将

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自己紹介 2 ⚫ 名前:山本 一将(@kyamamoto9120) ⚫ 所属:ユニークビジョン株式会社 ⚫ 言語:C++, Rust, Python, Ruby ⚫ 趣味:将棋、キャンプ、DIY、野球観戦 ⚫ 実績:2015年 世界コンピュータ将棋選手権9位

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動機 3 ① 妻はリアル謎解きゲームが趣味 ② 今年はCOVID-19の影響で公演に行けない 誕生日プレゼントにLINEの技術を駆使して自作しよう!

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リアル謎解きゲームとは 4 小問を解いて目的を達成する 与えられたパズルや暗号を解いて 指定された目的を達成するゲーム

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謎解きアプリの概要 5 ① LINE Botと友だち登録 ② 部屋の中から問題やQRコードを探す ③ LINE BotのリッチメニューからLIFFを開いて i. QRコードを読み込んで問題を解禁 ii. シェア機能を使って問題を解禁 ④ 問題を解いてBotに答えを入力

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シェア機能の概要 6 シ ェ ア し た 側 シ ェ ア さ れ た 側 LINE Botとのトーク画面で開くLIFFアプリ シェア先のトーク画面 LIFFアプリ ヒント1 ヒント2 トークの種類、表示する人によって LIFFアプリの内容が変わる

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シェア機能の技術的な解説 7 LIFFアプリ • シェア機能はシェアターゲットピッカーで実現 • シェアするLIFFアプリは誰がシェアしたかを知る 必要があるため、一意なIDをサーバに保存 (LIFF URLに上記IDをクエリパラメータで渡す) LIFFアプリはボタンテンプレートで送信 (クエリパラメータが汚いのでURLを見えなくした) • トークの種類は liff.getContext() メソッドで取得 • 今回は1対1トーク、グループ・トークルームの 2通りに処理分けした • クエリパラメータのIDをサーバに問い合わせて シェアした側、された側に場合分け

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感想 8 ① LINEならではの謎解きを作ることができた ② アプリ自体は2日くらいで簡単に作れた • LIFF + LINE Botならフロントエンドを頑張る辛さが少ない • Messaging APIもPythonのLINE Bot SDKが使いやすい! ③ 今度は公開できるようなアプリを作ってみたい

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ありがとうございました

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補足:システム構成 10 AWS Cloud LIFF LIFF SDKの実行 Webhookを処理 ユーザーの情報を管理 メッセージ送信 問題表示、QR読込、シェア機能