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2024/12/16 @ color is【クラウドLT⼤会vol.12】⼤型アップデート祭り まると AWS re:Invent 2024で発表された コードを書く開発者向け機能について

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⾃⼰紹介 2 ● 名前 ○ まると ● 所属 ○ クラスメソッド AWS事業本部コンサルティング部 (2024/9 〜) ● AWS歴 ○ 個⼈で1年+、業務で1ヶ⽉+ ● SNS ○ X/Twitter: @MaruDevG ● 趣味 ○ ソフトダーツ ○ ⾃宅サーバー

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今年も⾊々と発表されましたね! 3

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コードを書く開発者向けのアップデート3選 4 ● Amazon Q Developer(開発者向けの⽣成AIサービス) ○ ドキュメントの⽣成 ○ コードレビューの実施 ○ ユニットテストの⽣成 https://reinvent.awsevents.com/on-demand/ - CEO Keynote with Matt Garman 本⽇紹介する機能はプレビューでの提供となります。本番での利⽤ではなく検証を⽬的とした利⽤を推奨します。

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ドキュメントの⽣成 5 ● READMEの⽣成、更新 ○ リポジトリの概要 ○ 機能 ○ リポジトリの構成 ○ 実⾏⽅法 ○ データフロー ドキュメント作成時間を ⼤幅短縮!

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ドキュメントの⽣成(制限事項) 6 ● 対応⾔語 ○ Java、Python、JavaScript、TypeScript ● ⽣成してくれるドキュメント ○ 現時点では英語のREADMEのみ ● クォータ(制限) ○ 既存のREADMEの更新: 15KBまで ○ リポジトリのサイズ: ⾮圧縮時 200MB、圧縮時 50MB ○ 1タスクあたりの⽣成可能ドキュメント数: 3 現時点ではあくまでもプレビュー版のため、検証⽤途におすすめ

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コードレビューの実施 7 ● コーディングしながら⾃動レビュー ○ Amazon Q Developer Proのみ ● コマンドによるレビュー実⾏ ○ ⽣成AIエージェントから /review を実⾏ コードを記述する段階で ソースコードの品質向上に 実⾏タイミングによって結果が変わることがあるので、あくまでも補助として利⽤することを推奨します。

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コードレビューの実施(制限事項など) 8 ● 対応⾔語 ○ Java、JavaScript、Python、C#、TypeScript、Ruby、Go… ■ ⾔語によってバージョンの制限はあるものの、対応⾔語は多め ■ ただし、⾃動コードレビューは対応⾔語が現時点では少なめ ● 指摘してくれる内容 ○ SAST (Static Application Security Testing) ■ ソースコードの静的解析による脆弱性特定 ○ シークレット(パスワードなど)の検出 ○ パフォーマンスや保守性などのコード品質 ○ その他、セキュリティに関する問題やIaCなどのデプロイ時のリスクなど

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ユニットテストの⽣成 9 ● テストコードの⽣成 ○ ⽣成はアクティブなタブごと ○ モックやスタブの⽣成もOK ● 対応⾔語‧フレームワーク ○ Python ■ Pytest ■ Unittest ○ Java ■ JUnit(4、5、JUnit Jupiter) ■ Mockito

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まとめ 10 ● コードの補完から更にパワーアップして、 品質向上や開発速度向上を期待できるアップデートが多く発表されました! ● ⼀部制限事項はあるものの、特に時間がかかる部分を IDEと統合した上で実⾏してくれるのは嬉しい⽅も多いのではないでしょうか。 ● 現時点ではプレビュー版ではありますが、誰でも試すことができるので ぜひお試しください!

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