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【スライド版】 AI活用の全社浸透に向けた 「社内AI Day」開催のススメ 〜kubellのAI Day for BackOfficeの事例から〜

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はじめに 全社的なAI活用の推進に課題を持つ経営層やプロジェクト責任者の方へ 角田 剛史 / Takeshi Sumida 株式会社kubellパートナー 執行役員 CAO コーポレート&ピープルディビジョン長 ▼X @takeshisumida_ ▼note @takeshisumida_ 本スライドは、noteの記事に基づいて作成されています 詳しくはぜひnoteをご覧ください

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ツールは導入した、でも思うように浸透しない その回避のため、kubellでは「kube-AI(くべあい)」プロジェクトを立ち上げ よくある状態 由来 成果 全社的に導入したのに、数ヶ月後には 使っている人と使っていない人が固定 化。 結局アーリーアダプター的な社員だけ が使っている状態に。 kubellではそうなる状態を避けるため に、早期にプロジェクトを立ち上げ。 「AIを『組織のOS』とし、全社の生 産性と市場価値を飛躍させる」とい うプロジェクト目標の元に、2025年 12月にプロジェクトを立ち上げ。 全員にChat GPTを 付与したのに... AI活用の勉強会も したのに.... プロジェクト名の「kube-AI(くべあ い)」は、kubellの「薪をくべる」と いう社名に由来、「AIにお願いできる ことは、どんどんお願いしていって、 生産性の炎を大きくしていきましょ う」、という思いが込められている。 約半年が経過し、AIツール利用のア クティブ率、社員のAIレベル、業務 時間削減への寄与など、主要なKPIが 大きく向上。

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施策設計する上でのベースとなる考え方 ツール導入ではなく文化形成として捉える Awareness(認知) なぜやるのか Desire(欲求) 自分にとってのメリットは何か Knowlege(知識) 変革管理のフレームワークである 「ADKAR(アドカー)」をベースに設計。 ● ツール導入の意識が強いと、Knowledge(知 識)やAbility(能力)にフォーカスしがち。 ● Awareness(認知)やDesire(欲求)に対する 設計が弱いと、文化形成までは行き着きづら い。 ● 具体施策を何にするかは各会社次第だが、 ADKARを意識しつつ、網羅的かつ、会社の各 フェーズの状態に応じた適切な施策を打つこと が肝要。 どうすれば使えるのか Ability(能力) どう使いこなすのか Reinforcement(定着) どう継続させるのか

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半年で見えた課題 知識、能力のバラつき、特定の部門の相対的なスコアの低さ 社内サーベイから見えた課題 打ち手 AIの知識(Knowledge)と使いこなす力 (Ability)のバラつき みんなで同じタイミングに学びへ集中できる 時間をつくる ・まとまって学ぶ時間が取れない ・先行している人が、これから始める人を支 える ・それぞれのレベルに合ったセッションに 参加し、最初の一歩を踏み出しやすくする ・何から始めればよいか分かりにくい ・チャットでの会話以上のことまで手を付けら れていない

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打ち手としての社内AI Dayの開催 まずはバックオフィスのメンバーを対象に実施 ドメイン知識の塊 作業の宝庫 仕組み化の土壌 会社固有のルール、複雑な業務フ ロー、アニュアルに記載されていな い例外対応。AIに教えるべき生きた 文脈をどの部門より多く持つ。 申請、確認、照合、集計、定型文書 の作成など、AIに任せやすい業務を 多数抱える。最もAIの導入効果が出 やすい領域の1つ。 複数のSaaSや領域特化の業務シス テムを使いこなし、オペレーション 改善や工夫を重ねてきた経験と素養 を持っている。 AIに仕事を奪われると考えるバックオフィスメンバーは少なくないが、 深いドメイン知識を持つバックオフィスは、AI活用の最前線になれる大きな可能性を秘めている。

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アジェンダ 3時間で実施、経理・総務・法務・経企・人事・労務など全バックオフィスが参加 オープニング オープニングトーク、アジェンダ紹介 CEOトークセッション バックオフィスがAIを活用する意義 プログラム紹介 各発表者・ブースからの見所の紹介 マルチトラック 3トラックを順々に回遊 クロージング クロージングトーク、サーベイ回答

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プログラム設計の上での工夫 「作る・学ぶ・知る」の3つTrackに編成 ● まずは該当部署から事例を収集、しかしレベル感や施策の粒度はばらばら。そのため要素を3つに分類。 ● 参加者は3つすべてを回遊し(40分ずつ)、半日で全てを一度に体験する構成に ハンズオン|作る セミナー|学ぶ ミートアップ|知る 今こそ習得したいツールに絞り、 活用レベルが高く、横展開もでき 10部署がブースを出展。時間枠を 実際に手を動かして動くものを る事例を厳選。社内の実践者が、 設けず自由に訪れ、他部署の活用 作る。「自分にもできる」体感を 実例や苦労も交えて直接語り、そ を直接見て気軽に聞ける、双方向 得る場。 の場で質疑にも応える場。 の対話の場。

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うまくいった設計・運営の4つのポイント 参加者の「自分ごと化」と「熱量」を高めることを意識 コンセプトを言語化した 「AIで、ひとりひとりの火を、もっと大きく。」を軸に、ロゴやスライドテンプレ、 オープニング動画も制作。単なる勉強会ではなく「ちゃんとした場」という意識を醸成。 CEOに前面に出した 冒頭のCEOトークセッションと、CEO自らのClaude Codeハンズオンで、 経営がAIに本気であることを直接伝え、熱量を高めた。 登壇者を社内の実践者に限定した 外部の有識者ではなく、全員が社内メンバー。同じバックオフィスの人が 「うちではこうやっている」と話すことで、「自分にもできる」という感覚が与えた。 回遊が起こりやすくした 3トラックの全回遊をルールとした。ミートアップをハンズオンとセミナーの間の場所に配置、 席数もあえて限定し、トラックごとに人数が偏ることを防いだ。

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開催してみてどうだったか 「やりたい」が「やれる」に変わり、横のつながりも生まれた 初開催ながら大盛で幕を閉じた。終了直後のサーベイでは満足度は90%を超える形に。 「やりたい」が「やれる」に変わった 部署の壁を越えた、横のつながりが生まれた ・具体的にどうすればいいか迷っていたが、ハンズオ ンを体験して明確になった。 ・他部署の事例を知ることで、自部署との活用レベルの違 いを客観視できた ・明日からすぐに自分のワークフローに組み込んでみ る。 ・全然違う業務をしていると思っていた他部署と、実は抱 えている課題の構造が似ていることに気づけた。 ※ADKARの、DesireがKnowledgeとAbilityに変 わった状態 ・直接教えを乞う勇気が出なかったが、ミートアップのお かげで直接話を聞けた。 AI活用の組織浸透を”ツール導入”ではなく”組織文化の変革”として進めるにあたり、 社内での「AI Day」の開催は非常におすすめです。