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2026/1/27 クラスメソッド株式会社 布施 郁美 分析画⾯のクリック操作をそのままコード化 ! エンジニアとビジネスユーザーが共存する AI-ReadyなBI基盤

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⾃⼰紹介 2 氏名: 布施 郁美(ふせ いくみ) 所属: クラスメソッド株式会社
 MDSチーム
 担当: Alteryx、Tableau、Lookerなど、
 データ分析関連製品の技術支援
 拠点: 東京 趣味: 旅行・お酒


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アジェンダ 3 ● 既存のBIの課題 ● Omniの紹介 ○ Omniの開発プロセス ○ AI機能 ● dbtとの連携機能

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既存BIの課題

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世の中のBIツールの種別 ⼤きく2種類に分類される ● セルフサービス型BI ○ ユーザーが自分で必要なデータとBIツールをつなぎ、カスタムフィールドや結合の定義など 行いつつ、ダッシュボードを作成する
 
 ● Semantic Layer型BI ○ 事前にyamlなど用いてディメンションやメジャーをコードで定義し、
 ユーザーは定義されたディメンションやメジャーを参照して
 ダッシュボードを作成する
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従来のBIツールのメリット・デメリットまとめ メリット: すぐにデータに繋いで 分析ができるスピード感 セルフサービス型BI デメリット: 計算ロジックの統制が 取れなくなってしまう 相反する2種のBIツールのメリットを両⽴できれば理想なのだが… メリット: コード定義により 計算ロジックを統制できる Semantic Layer型BI デメリット: コードの定義が必須のため、 分析までに時間がかかる 6

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従来のBIツールのメリット・デメリットまとめ メリット: すぐにデータに繋いで 分析ができるスピード感 セルフサービス型BI メリット: コード定義により 計算ロジックを統制できる Semantic Layer型BI Omniはこの2種のBIツールの良さを両⽴します! 7

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Omniの紹介

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Omniとは 9 ● 沿⾰ ○ 2022年に設⽴ ○ 2025年に創業3年で6900万USDの資⾦調達 ● 本社:カリフォルニア州サンフランシスコ ● 創業者 ○ Colin Zima(CEO):元LookerのChief Analytics Officer ○ Jamie Davidson:元LookerのVP Product ○ Chris Merrick:元StitchのCTO⇛買収後のTalendでVP of Engineering

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Omniの一般的な開発プロセス ダッシュボードはGUI操作で作成 1.Workbookでダッシュボードを作成 2.他のユーザーにも作成したフィールドや JOIN定義を利⽤させたい場合、Sharedに反映 差分確認&PR発⾏ Sharedに反映 引⽤元:Omni Analytics社公式の製品紹介資料より 10

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Omniの実際の画⾯:Query(Workbookレイヤー) Omniでは作成したWorkbookの1つ1つのタブを「Query」と呼ぶ Queryで指定したフィールドによって作られたグラフが、ダッシュボードにも追加される *1 Workbook=1 ダッシュボード 11

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Omniの実際の画⾯:IDE(Workbookレイヤー) Queryで定義したフィールド‧JOIN定義等が裏側でコード化されている 各Workbookごとにコード化されている 12

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GUIで操作したものを、そのままコードにできる 独⾃のSQL計算式を⼊れるようなメジャーであっても、裏側でコード化してくれる 参考記事:https://dev.classmethod.jp/articles/omni-how-to-start-analysis-after-create-connection/ 13

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Omniの実際の画⾯:IDE(Sharedレイヤー) Sharedは、共通利⽤するフィールド‧リレーション等の定義がされたレイヤー 新しくWorkbookを作成する際は、Sharedで定義されたコードを元に作成 ※dbtから最新のスキーマ情報を取得したり、descriptionやexposureのプッシュも可能 14

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可視化表現も豊富 15 よく使うグラフは揃っており、右図のKPIチャートが特徴的 引⽤元:https://docs.omni.co/docs/visualization-and-dashboards/visualization-types

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完全⼀致のクエリ以外でもキャッシュを再利⽤できる 16   参考記事:https://dev.classmethod.jp/articles/omni-try-caching/

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デモンストレーション:Omniの開発プロセス

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スプレッドシートライクな操作で計算フィールドを追加できる 18 左上図のように、セル同⼠の演算や関数を記述することでも計算可能 左下図のようにPromoteを押すことで、記述したセル同⼠の演算や関数をコード化                   ※コード化できるのは⽐較的シンプルな演算のみ 参考記事:https://dev.classmethod.jp/articles/omni-spreadsheet-to-semantic-layer/

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Query View機能を使って独⾃の定義のテーブルを作成できる 19 ワークブックで作成したクエリをビューとして保存することが可能で、 データベースに存在しない独⾃の結果を仮想のテーブルとして使⽤できる (Lookerの派⽣テーブルのような機能)

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画⾯で表⽰していない、別の粒度での計算(詳細レベルの計算) 20 集計するデータの粒度を指定できる詳細レベルの計算(Level of Detail) Query Viewの作成などデータソースの加⼯をせずに柔軟な分析ができるように

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AI⽤途のコンテキスト⼊⼒機能が豊富 21 topic、view、field、それぞれでAI⽤のコンテキストを⼊⼒可能 特に「ai_context」という、AIに対する⽂脈を追加できる機能を持つ製品は少ない印象

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標準のAI機能も豊富:Queryの⽣成 22 ⾃然⾔語で要望することで、AIが必要なフィールド‧メジャーを⾃動で選択 参考記事:https://dev.classmethod.jp/articles/omni-ai-assistant-try/

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標準のAI機能も豊富:Queryの要約機能 23 Omniのチャートの1つ「AI Summary」 少し⾒ただけでは理解が難しいグラフに対して、AIによる要約を⾏うことが可能 参考記事:https://dev.classmethod.jp/articles/omni-ai-assistant-try/

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標準のAI機能も豊富:⾃然⾔語での対話分析機能 24 ⾃然⾔語での対話機能があり、グラフの作成だけでなく洞察の内容まで出⼒してくれる 参考記事:https://dev.classmethod.jp/articles/omni-ai-assistant-try/

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デモンストレーション:その他の便利な機能

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dbtとの連携機能

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dbt × Omniの連携機能紹介 27 Omniは他のBIツールにはない機能も含め、dbtとの連携機能を豊富に提供 ● dbtで定義したDescriptonをそのままOmniに連携可能 ● dbtの開発ブランチで作られたテーブルをOmniから参照可能 ● OmniからDescriptionとExposureを連携 ● 集計画⾯で定義した内容をSQL化してModelとしてPush ※次のスライドから各機能についてご紹介します

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dbtで定義したDescriptonをそのままOmniに連携可能 28 dbtで定義したDescriptionと、SQL定義をOmniに連携可能 更に、DescriptionはOmniのフィールド選択画⾯からも確認可能 参考記事:https://dev.classmethod.jp/articles/omni-dbt-integration-setup/

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OmniからDescriptionとExposureを連携 29 Omni上で定義したDescriptionの内容をdbtのyamlに反映したり、 dbtモデルを利⽤するダッシュボード定義をExposureとして⾃動連携 参考記事:https://dev.classmethod.jp/articles/omni-descriptions-exposures-push-to-dbt/

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dbtの開発ブランチで作られたテーブルをOmniから参照可能 30 dbtで開発を⾏う際は、ブランチを切って開発⽤のスキーマに出⼒することが⼀般的ですが Omniではその開発⽤のスキーマに、データの参照先を切り替えることが可能 参考記事:https://dev.classmethod.jp/articles/omni-dynamic-schema-with-dbt/

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集計画⾯で定義した内容をSQL化してModelとしてPush 31 OmniのQuery作成画⾯で、選択したフィールドによって発⾏されるSELECT⽂を ref関数など含めてdbtのModelとしてプッシュしてくれる機能 参考記事:https://dev.classmethod.jp/articles/omni-push-to-dbt-model/

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Omniの6つの特徴まとめ 独自のキャッシュ機能 ・クエリが完全一致していなくても、  軽微な変更であればキャッシュを再利用 Sharedと呼ばれるセマンティックレイヤー ・計算ロジックをShared層で一括管理 ・ロジックをコードで管理 AI活用を支える「AI-Ready」な基盤 ・AI用コンテキストの付与 ・自然言語での分析サポート 強力なdbt連携機能 ・dbtのメタデータと同期 ・dbtの開発ブランチへ参照切替できる エンタープライズ機能 ・行/列レベルの動的セキュリティ ・埋め込み分析 GUIで作成した計算定義をそのままコード化 ・GUI上で行ったクリック操作や計算式を、 裏側で自動的にコード化できる 1
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