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工務部 主任 矢代紘一 preseted by LWUG 2021.04.06 - twe

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LWUGとは? 組織におけるコミュニケーションや、 働き方、経営・管理などの課題を LINE WORKSを使って解決するための 運用ノウハウ共有の場 LWUG = LINE WORKS USER GROUP ユーザーどうしで学び合うコミュニティ ツイート OK ! #LWUG

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ユーザーの皆さんで学び合う場 • ユーザーの皆さんとLINE WORKSの勉強会や交流会を開催 • 基本、発表者や参加者はLINE WORKSユーザーの皆さん • ノウハウをシェアできる • 発表することで情報・記憶が 整理される • 新しいアイデアが浮かぶ • プレゼンの練習の場にもなる • 他のユーザーさんの話を聞くことで 新たな知識・情報の吸収 • 他の会社の業務・組織の考え方に関 する改善のヒントが得られる 学んだことは誰かと共有 しましょう! 発表者 参加者

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工務部 主任 矢代紘一 preseted by LWUG 2021.04.06 - twe

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■ 第一建工の業務内容 (What‘s) ・大型都市開発現場などのオフィスビルや商業施設にて、 電気設備工事を請け負っている。 ・工期はスポット工事を除けば、2~5年。 ・作業員と施工管理者による設計・施工。 ・現場従事者は、毎日、直行/直帰。 ・会議などがない限り、同じ現場以外の人とは、顔を合わ せることがない状態。

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■ 第一建工の社内構成は? ・社員:29名(2021.03.01時点) ・事務所内:9名(役員、バックオフィス) ・現場常駐:18名(+新入社員2名 現在社内研修中) ・平均年齢(役員を含む、全社員):45歳 ・年齢構成 10代/0名 20代/2名 30代/8名 40代/8名 50代/7名 60代/2名 70代/2名

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■ LINEWORKS導入前のシステム環境 (before) ・会社貸与のスマートフォン。 ・現場はスマホのみ。事務所スタッフは、スマホ/パソコン併用。 ・スマホは基本、通話とメールのみ。 ・現場内、現場-事務所の連絡も、電話とメールのみ。 ・グループウェア等は使用しておらず。 ・年配者からは、「通話とメールが使えればいい!」 ・職人さんは、作業中の着信を嫌う。 ・大事なメールを送っても、見たのかどうか確認できない

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■ 抱えていた根本的な課題 (before) ・社員同士、顔を合わせる機会が少ない。 (月に1度、会社で会議を実施。参加できない人もいる。参加率:60-70%) ・会社に対する帰属意識の希薄化 (一人親方、個人事業主の集合体と化している…) ・自分の入っている現場以外に興味がない (でも、自分の現場は気にしてほしい。) ・安全周知事項は、一方的にメールで送るのみ。 (メールを見ているかどうかまでは把握できない)

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■ 社内メールマガジンの配信 –効果と課題- ・3年ほど前から、社内のメールマガジンを配信していた。 ・週に1回の配信(現場情報と社長メッセージの2本立て) ・自分の現場以外の現場に興味をもってもらう ・自分の現場について、発信してもらう ・社長自身の考え方や方針、大事に思っていることを発信 ・メールの場合、一方的に送るのみ。 ・分類をしていないと、他のメールに紛れてしまう ・基本はテキスト文章

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■ 社内メールマガジンの配信 –スマホ画(Before/After)- 受信メール 受信メール LINEWORKS ホーム・掲示板 LINEWORKS ホーム・掲示板 before before After After

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社長メッセージ 現場報告 ■ 社内メールマガジンの配信 –スマホ画面(Before/After)- LINEWORKSの”ホーム機能(掲示板)を使用 文字の装飾(色、サイズ、網掛け、)の他、 写真や図、グラフ等の視覚的情報の掲載が可

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■ 社内メールマガジンの配信 –効果と期待- ・情報の集約場所を作ることで、 “よりどころ” が作れた。 ・他のメールに紛れてしまった大事なメール 保存場所を明確にすることができた。 ・会社の方向性、社長の考え方を 社内に提示することができた。

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■ 年配者の多い環境で、いかに浸透させるか △そもそも、スマートフォンに抵抗がある。 △新しいものの導入に慎重である。 △会社から押し付けられてる?(自発的な導入でない) △監視(管理)されるのがイヤ。 △事務所が楽したいから導入するの? ○使える人に使っていただき、徐々に浸透させる。 ○現場目線の、便利な使い方を紹介(発信)する ○技術は年配者から若手。スマホ操作は若手から年配者へ。 ○トークの返信は結構です。電話ください! ○事務所から、繰り返し発信する。 ○なにか一つでも、「便利」と思ってもらえればヨシ!

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■ 便利な使い方 -よくある電話対応- (before) A.工具持ってきて!銀色で細長くて、柄が黒で… B.それじゃわかりません。 A.行けばわかるから! B.(現場に持っていって)これですか? A.おい、ちげぇ~よ! ふざけんなよ!?💢 A.図面が変更になりました。施工方法変更です。 B.どう変更になったの? A.部屋から出てる配管を、廊下で曲げてコッチの方に… B.部屋ってどこだよ!?💢図面持って、こっち来いよ! A.今行けなくて…だから、2階の部屋で、こうやって…. あるある ① あるある ②

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こ工具って、これ? そうそう、それ! 施工方法、変更! 図面、確認して! 了解! 今、持っていきます ※トーク ■ 便利な使い方 -よくある電話対応- (After/トーク画面)

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■ コミュニケーションがコスト管理に繋がる(取組み例) 現場・第一建工 第一建工・事務所 外部の資材商社 代理人 職人 矢代 購買部 営業 配送 担当 ・注文です! ・納期確認です! ・単価教えて! ・10個ちょうだい! ・それ、会社にあるよ! ・(他の商社確認する!) ・各種伝票の照らし合わせ ・注文ありがとう! ・即納できるよ! ・@5000円 ・色は?数量? こんなこと、ありませんか? ・注文したもとの違うものが届いた… ・注文書のFAXが送れていなかった… ・サイズ(色)違いが届き、現場作業が止まる… ・二重に発注し、返品できず… ・現場、事務所に加え、社外の商社サンを巻き込み、 現場に関わる全ての人と、発注情報を共有。 ・様々な時間の短縮、間違いの軽減により、結果 的に円滑な現場運営ができ、コスト面に反映させ ることができる。

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商社・営業担当 現場代理人 ・この現場の商社さんでは LINEWORKSを導入済 ・FAXを送る感覚で、手書きの メモを貼り付けている ・現場代理人が発注したものを、 職人さんも見ている。 ・サイズや色、発注数などを、 各部門でチェック ・発注のボリュームを見ると、工事 の進捗状況が見えてくる。 ・これらのやり取りを、現場に 関わる全ての人が見ている ■ 商社さんを巻き込んだ実際のトーク画面

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■ 今後、やりたいこと 第一建工 協力会社 商社 注文書・支払い明細 安全周知事項 請求書 新規入場書類、各種伝票、書類 メールや電話で扱っていた 各種書類や情報伝達を、 LIWEWORKSの機能を使うことで よりスピーディーに、よりセキュアに交わしたい

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■ まとめ ・社内で散りばめられている情報を集約することができた。 ・社員が”拠り所”となる場所を作ることができた。 結果として、社員の帰属意識を高めることに繋がった。 ・細かな発信を繰り返し、多くの人を巻き込んでいく。 ・”LINE WORKSの機能が何に使えるか”というよりは、 「社内の困った」をLINE WORKS使って解決していくイメージ。 ・人それぞれ、痒いところが違う。 現場が抱えている“困った”を解決するための使い方を発信。 ・一度便利な使い方を覚えてしまうと、手放せなくなる。 ・その”便利”は、10個提案して1個でもあれば御の字。

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