Cloud Financial Management ～AWSコストの可視化・最適化・予測・FinOps～ / Cloud Financial Management Overview

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© 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. Amazon Confidential and Trademark. © 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. Amazon Confidential and Trademark. Cloud Financial Management (CFM) 〜AWSコストの可視化・最適化・予測・FinOps〜アマゾンウェブサービスジャパン合同会社部⻑ / シニアソリューションアーキテクト⼤村幸敬

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© 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. Amazon Confidential and Trademark. ⼤村幸敬（おおむらゆきたか）部⻑ / シニアソリューションアーキテクト • これからクラウドを使いはじめるエンタープライズ企業をサポート • 運⽤系サービス & DevOps 系サービスをリード • Baseline Environment on AWS (BLEA) 開発者 https://github.com/aws-samples/baseline-environment-on-aws 好きなAWSのサービス︓ AWS Command Line Interface (CLI) AWS Cloud Development Kit (CDK) AWS Systems Manager Incident Manager @yktko 2 著書

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© 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. Amazon Confidential and Trademark. 5 2種類の企業があります。より多くの料⾦を請求しようとする企業と、より低料⾦で請求する企業です。私たちは2番⽬です。 Jeff Bezos Founder and former CEO, Amazon.com

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© 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. Amazon Confidential and Trademark. 6 CFMはお客様⾃らが継続的なコストの削減を⾏うことを⽬的に、AWS環境を可視化しコスト構造を分析・削減評価したうえで、今後の費⽤⽀出の計画・予測を⽀援します。これらを通してクラウド利⽤における財務管理を強化します。可視化最適化計画・予測 FinOps(*1) の実践 ü アカウント・タグ付け戦略 ü タグ設定のガバナンス ü CCoE (*2)の組成/⽂化の醸成 ü 持続的最適化のためのプロセスの確⽴ ü クラウド使⽤量予測 ü 予算策定 ü クイックウィン最適化 ü アーキテクチャ最適化 (*1) FinOps: Financial Operationsの略。財務と技術部⾨との密な連携による持続的コスト最適化を推進すること。 (*2) Cloud Center of Excellenceの略。組織を横断してクラウド推進の役割を担う組織。 Cloud Financial Management (CFM)

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© 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. Amazon Confidential and Trademark. © 2022, Amazon Web Services, Inc. or its aﬃliates. All rights reserved. Amazon Conﬁdential and Trademark. コストの可視化

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© 2022, Amazon Web Services, Inc. or its aﬃliates. All rights reserved. Amazon Conﬁdential and Trademark. 可視化〜アカウント・タグ付け戦略 (2/2) 9 タグ付けのツール策定とガバナンスを効かすことかが肝要です。ソリューションガバナンスのためのAWSサービスの利⽤ AWS Config のRequired Tags タグ付けルール必ずつけなくてはならないタグ付けの対象とオプションとを決定タグ付けルールアカウントルールマスターアカウント IT企画部 ITサービス部 IT企画アカウント1 IT企画アカウント2 基盤システム部環境プロジェクトチームアプリケーション ID ITサービスアカウント1 ITサービスアカウント2 基盤システムアカウント1 基盤システムアカウント2 ・・・・・・必須必須必須オプション Configルール AWS Service Catalog タグ設定 AWS Organizations のタグポリシタグポリシ

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© 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. Amazon Confidential and Trademark. 10 AWSコンソール>Billing>Cost Categories ディメンションの選択 ü アカウント ü タグ ü 料⾦タイプ ü サービス演算⼦ ü 次である ü 次でない ü 次を含む(タグのみ) ü 次で始まる(タグのみ) ü 次で終わる(タグのみ) 演算⼦の値/サービス名を設定複数のディメンションを追加することで様々な観点のカテゴリを作成することが可能参考資料 ü ユーザガイド︓ https://docs.aws.amazon.com/awsaccountbilling/latest/aboutv2/manag e-cost-categories.html ü AWSBlog︓ https://aws.amazon.com/blogs/aws-cost-management/organize-your- cost-and-usage-data-with-aws-cost-categories/ 可視化〜AWS Cost Categories アカウント、タグ、料⾦タイプ、サービスの4つのディメンションにより、柔軟で様々な観点でコストを可視化することができます。

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© 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. Amazon Confidential and Trademark. 11 ü Teamというコストカテゴリでアカウントとタグに基づいたグループ定義を作成 ü さらにそのTeamsというコストカテゴリをディメンジョンとして新しいBusiness Unitというカテゴリを作成し、BU-1, BU-2を定義 ü Team毎、BU毎などカテゴリを使った分析が可能となる ü共有リソースの割り当て⽅法を「按分」「固定」「均等分割」の選択が可能 Team、Business Unit毎のカテゴリ付け例費⽤按分の設定可視化〜AWS Cost Categories利⽤例作成したカテゴリを⼊れ⼦のように設定することや共有リソースの分割請求ルールの定義や、AWS Cost Explorerなどでも利⽤が可能。

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© 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. Amazon Confidential and Trademark. 12 ⽉額利⽤料推移 RIによる⽉別削減額推移サービス別利⽤推移可視化〜Amazon QuickSightの活⽤ AWS Cost & Utilization Report (CUR)からAmazon QuickSight を⽤いてAWS費⽤の可視化を⾏うことができます。 https://aws.amazon.com/jp/premiumsupport/knowledge-center/quicksight-cost-usage-report/

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© 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. Amazon Confidential and Trademark. コスト最適化参考︓AWS Trusted Advisor コスト最適化の柱には 14 個のチェック項⽬があります。⽉額料⾦節約の可能性使⽤率の低いリソースのコスト最適化チェック Reserved, Saving Planのコスト最適化チェックその他のコスト最適化チェック 15

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© 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. Amazon Confidential and Trademark. 16 クイックウイン最適化需要に応じたスケジューリング適切なストレージの再選定適切なインスタンスの再選定未使⽤リソース停⽌による規模の縮⼩ 1 2 3 4 アーキテクチャ最適化クラウドネイティブ化 5 コスト最適化〜全体概要コスト最適化はクイックウイン最適化と、クラウドネイティブ化のためのアーキテクチャ最適化の2つに⼤別できます。

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© 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. Amazon Confidential and Trademark. 17 リソース使⽤率とワークロードの特性からインスタンス(サイズ、ファミリ、世代/AMD/Graviton、リージョン)と購⼊オプションを再選定することで迅速にコストを削減します。 ü サイジング/ファミリ変更 ü 最新世代/AMD/Gravitonへ変更 ü リージョン変更 ü 稼働時間に応じてオンデマンド、RI/Savings Plans、スポットへ変更インスタンス再選定購⼊オプション変更ソリューションオンデマンド RI/ Savings Plans スポット Tokyo t2.large (Linux) $0.1216/h t3a.large (Linux) $0.0979/h Virginia ü Cost Explorerを⽤いた RI/Savings Plansの推奨やカバー率・利⽤率から特定 ü Compute Optimizerによる機械学習を使⽤してワークロードから最適なインスタンス・EBS推奨 m5.large (Linux) $0.124/h m5.large (Linux) $0.096/h m4.4xlarge (Linux) $1.032/h m4.xlarge (Linux) $0.129/h コスト最適化最適化アプローチ①︓インスタンス選定

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© 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. Amazon Confidential and Trademark. 18 Savings Plans/RIは、稼働が固定/本番環境/ 需要が安定なワークロードに対して利⽤ ü 1/3年の契約コミットメントであり、オンデマンドと⽐較して最⼤で72%削減可能オンデマンドは、新規/⾮本番環境/需要予測が困難なワークロードに対して利⽤ ü 秒単位で利⽤量に応じて課⾦スポットは、フォールトトレラント（障害に強い）・柔軟・ステートレスなワークロードに対して利⽤ ü 利⽤されていないAWSのリソースを利⽤することでオンデマンドと⽐較して最⼤で90%削減可能コスト最適化最適化アプローチ①︓購⼊オプションの組み合わせワークロードの特性に応じて購⼊オプションを適切に組み合わせて利⽤することが肝要です。

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© 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. Amazon Confidential and Trademark. 19 スポットオンデマンド SP/RI スポットオンデマンド SP/RI スポットオンデマンド SP/RI スポットオンデマンド SP/RI データ分析社内IT 新規アプリケーション開発開発/テスト環境コスト最適化参考︓購⼊オプションのパターン

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© 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. Amazon Confidential and Trademark. 20 契約期間中にRI権利の条件を柔軟に変更する可能性があるかどうかで、スタンダード(変更不可)とコンバーチブル(変更可)を選択します。コスト最適化参考︓リザーブドインスタンス〜提供クラススタンダードコンバーティブルクラス ü RI権利の変更は不可 ü 同⼀ファミリ内におけるインスタンスタイプ分割/統合、AZ変更は可 ü 割引率が最も⾼い(3年) ü 期間中に柔軟な権利変更可能 ü 同等以上の価値を持つRIに差額の⽀払いで交換が可能 ü ・インスタンスファミリー、新スタンスサイズ、OS、テナンシー⽀払い⽅法契約期間 3年 1年 3年 1年平均割引率 60% 40% 54% 31% ⽀払い⽅法前払い無し (No Upfront) 割引率低⼀部前払い (Partial Upfront) 割引率中全額前払い (All Upfront) 割引率⾼

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© 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. Amazon Confidential and Trademark. 21 コスト最適化参考︓ Savings Plansの概要特定の AWS リージョンで適⽤可能。選択されたインスタンスファミリー (C5 や M5 など) で最⼤ 72% (スタンダード RI と同じ) の最も深い割引最⼤の柔軟性を提供し、コンバーティブル RI と同様に最⼤ 66% の値引き変更例 ü インスタンスファミリー: C5 から M5 に移⾏ ü リージョン: 欧州 (アイルランド) から欧州 (ロンドン) への変更 ü OS: Windows から Linux への変更 ü テナンシー: 専有テナンシーをデフォルトテナンシーに切り替え ü コンピューティングオプション: EC2 から Fargate に移⾏変更例 ü サイズ: m5.xl から m5.4xl に移⾏ ü OS: m5.xl Windows から m5.xl Linux に変更 ü テナンシー: m5.xl 専有から m5.xl デフォルトテナンシーに変更 Compute Savings Plans EC2 Instance Savings Plans

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© 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. Amazon Confidential and Trademark. 22 コスト最適化参考︓Savings PlansとRIの⽐較 Savings Plans は RI の利点すべてを活⽤できるうえ、柔軟性が向上し、管理業務も削減されます。 AWSサービス Compute Savings Plans EC2 Instance Savings Plans コンバーティブル RI* スタンダード RI 割引率最⼤ 66% 最⼤ 72% 最⼤ 66% 最⼤ 72% ⾦銭的なコミットメントをすることで⼤幅な割引 ü ü û û どのインスタンスファミリーにも割引を⾃動適⽤ ü û û û どのインスタンスサイズにも割引を⾃動適⽤ ü ü û** û** どのテナンシーや OS でも割引を⾃動適⽤ ü ü û û Fargate 使⽤量に⾃動適⽤ ü û û û すべての AWS リージョンに割引を⾃動適⽤ ü û û û 1 年間および 3 年間の期間オプション ü ü ü ü * コンバーティブル RI はインスタンスファミリー、サイズ、OS、テナンシー間で変更可。ただし、お客様が⼿動で切り替える必要があります ** リージョナルコンバーティブル RI とリージョナルスタンダード RI には、インスタンスの柔軟性があります

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© 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. Amazon Confidential and Trademark. 23 ü AWS Trusted Advisorを⽤いた未使⽤リソースの削除 ü AWS Cost Explorerを⽤いたアイドル状態のEC2インスタンスを特定 NW ü 未接続のElastic IP ü アイドル/未接続ロードバランサーストレージ ü 未接続EBS インスタンス ü アイドル状態のEC2、RDS、Redshift 未使⽤リソースのターンオフソリューションコスト最適化最適化アプローチ②︓未使⽤リソース停⽌ AWS Trusted Advisorを利⽤して未使⽤リソースを特定することが可能です。

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© 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. Amazon Confidential and Trademark. 24 従来の使⽤容量容量リソース使⽤量の最適化ニーズニーズに応じたリソース適応時間ソリューション ü AWS Instance Schedulerのデプロイによるスケジュール調整 ü AWS Auto Scalingを⽤いたインスタンスの⾃動増減稼働⽇稼働リソース量 ︓稼働インスタンス ︓需要未使⽤リソース削減コスト最適化最適化アプローチ③︓スケジュール調整未使⽤時にインスタンスを停⽌し、需要に応じてリソースを適⽤的に変動させることで不必要な稼働を抑えます。

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© 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. Amazon Confidential and Trademark. 25 Amazon EBSを中⼼とした利⽤からAmazon EFS/FSxの共有ストレージの利⽤を経て、ユースケースに応じてAmazon S3を中⼼とした利⽤がストレージにおけるコスト最適化のアプローチとなります。 EBS/EC2 Instance Store EFS/FSx S3 ブロックストレージを中⼼とした利⽤ファイルストレージを利⽤オブジェクトストレージを中⼼とした利⽤ EFS (NFSに対応) EBS Instance Store ⼤ S3 FSxN (*1) (NFS、SMB、iSCSI に対応) 管理⼯数コスト (*2) アクセス速度⼤⼤⼩⼩⼩ (*1) Amazon FSx for NetApp ONTAP Windows File Serverの略称。 FSxシリーズとして、他に利⽤⽤途に応じてFSx for Windows File Server、FSx for Lustre、FSx for OpenZFS のサービスを提供。 https://aws.amazon.com/jp/fsx/ (*2) ファイルストレージサービスはオプションによって容量単価が⾼い場合がありますが、利⽤するデータ容量に課⾦されること、データ重複排除機能によりEBSよりもコストが安くなる場合があります。コスト最適化最適化アプローチ④︓ストレージ最適化戦略

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© 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. Amazon Confidential and Trademark. 30 データ重複排除機能を使⽤することで、平均50-60%ほど容量を削減することが可能となります。 ü ⼤規模なファイルサーバーでは、無数の重複が存在し、ストレージコストが増⼤ ü ファイル共有 (ホームディレクトリ)では、複数のユーザーがファイルのコピーとバージョンを多数保有 ü ソフトウェア開発環境でのファイル共有では、バイナリーの⼤部分はビルドを繰り返しても変更無しシナリオコンテンツ⼀般的な容量削減率ユーザードキュメント Office ドキュメント、写真、⾳楽、ビデオなど 30-50% ソフトウェア開発環境でのファイル共有ソフトウェアバイナリ、ビルドファイル、プログラムシンボル 70-80% ⼀般的なファイル共有上記の組み合わせ 50-60% 関連リンク︓https://docs.aws.amazon.com/fsx/latest/WindowsGuide/using-data-dedup.html コスト最適化参考︓ FSx for Windows File Serverにおけるデータ重複排除

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© 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. Amazon Confidential and Trademark. 31 Amazon S3は利⽤した容量に対して課⾦がされ、⽤途に応じたストレージクラスを変更することでコストを削減します。アクセス頻度耐久性可⽤性 AZへの複製数コスト(*1) (Tokyo Region) Glacier Instant Retrieval 標準標準低頻度アクセス 1 ゾーン- 低頻度アクセス Intelligent- Tiering(*2) ⾼ 99.999999999% (9 x 11) 99.99% ⾼/低/ アーカイブ 99.999999999% (9 x 11) 99.9% 低 99.999999999% (9 x 11) 99.9% 低 99.999999999% (9 x 11) 99.5% 低 (アーカイブ⽤途) 99.999999999% (9 x 11) 99.9% 3以上 3以上 3以上 1 3以上 $0.005/GB $0.023- 0.025/GB $0.0138/GB $0.011/GB 標準/IA/Glacier へ⾃動振り分け Glacier Flexible Retrieval (*3) Glacier Deep Archive 極低 (1-2回/年) 99.999999999% (9 x 11) 99.99% 極低 (1-2回/年) 99.999999999% (9 x 11) 99.99% 3以上 3以上 $0.0045/GB $0.002/GB (*1) S3標準は50TB /⽉︓$0.025/GB、450TB/⽉︓$0.024、 500TB/⽉超︓$0.023。他に、リクエスト・データ取り出し、データ転送、マネジメント・レプリケーション費⽤が課⾦ (*2) S3 Intelligent-Tieringは、オブジェクト 1,000 件あたり$0.0025のモニタリング。オートメーション費⽤が課⾦ (*3) S3 Glacier Flexible Retrievalの1000リクエストあたりのデータ取り出しのモード費⽤は、迅速($11)、標準($0.0571)、⼤容量(無料) コスト最適化最適化アプローチ④︓S3ストレージクラス選定特徴

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© 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. Amazon Confidential and Trademark. 32 Frequent Access Tier (*1) Archive Instant Access Tier Archive Access Tier Deep Archive Access Tier 30⽇ $0.025/GB $0.0138/GB $0.005/GB $0.002/GB $0.0045/GB アーカイブ層はオプション（個別に有効化が必要） 90⽇ファイルへアクセスがあると⾃動で戻る。即座にアクセス可能 90⽇〜 730⽇ 180⽇〜 730⽇通常3-5時間通常12時間 (*1) 128KB以下のオブジェクトは常にFrequent Access Tierに保存される Infrequent Access Tier $0.0138/GB コスト最適化参考︓S3 Intelligent Tieringのまとめ

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© 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. Amazon Confidential and Trademark. 33 ワークロードに応じた段階的な最適化を実施しながら、サーバレスやマネージドサービスをフル活⽤したクラウドネイティブアーキテクチャを実現していくことが競争⼒をさらに⾼めるうえで肝要です。オンプレミス単純移⾏インスタンス最適化最適なストレージ選定適切なスケジューリング段階的最適化運⽤最適化サーバレスマネージドサービスクラウド最適化 AWSを利⽤しながら段階的なコスト削減クラウドネイティブ化によるクラウド最適化 AWS利⽤によるコスト削減コスト最適化最適化アプローチ⑤:クラウドネイティブ化(1/2)

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© 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. Amazon Confidential and Trademark. 34 従来のWeb3層アーキテクチャ EC2 RDS standby API Gateway Cloud Front ü マイクロサービス単位のDB利⽤による保守性向上 ü サーバーレスの利⽤によりビジネスロジックに集中可 Aurora RDS S3 Dynamo DB プレゼンテ & シ ( ン層ロジ , ク層デ & タ層 S3 動的コンテンツ静的コンテンツクラウドネイティブアーキテクチャ EC2 Lambda コスト最適化最適化アプローチ⑤:クラウドネイティブ化(2/2) サーバレス/マネージドサービスを利⽤することに保守性向上とビジネスロジックに集中が可能となることから開発速度の向上が⾒込めます。 ELB

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© 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. Amazon Confidential and Trademark. コストの最適化まとめ • クイックウィン最適化 § 適切なインスタンスの選定 § ⾮使⽤リソースの停⽌ § 需要に応じたスケジューリング § 適切なストレージの選定 • アーキテクチャ最適化 § クラウドネイティブ化 35

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© 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. Amazon Confidential and Trademark. 37 現時点単価(cost/transaction) 利⽤料⾦時間利⽤料⾦予測イメージソリューション ü AWS Cost Explorerによる予測 ü AWS Budgetsを⽤いた設定した予算と利⽤料⾦の予測将来予測計画・予測クラウド利⽤の計画・予測を⾏い、単価(Unit Metrics)を導⼊し持続的なコスト最適化をトラッキングすることが肝要です。

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© 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. Amazon Confidential and Trademark. 38 SCM 運⽤オンプレミス時代の組織像クラウド時代の組織像 ITと財務が分離されていることにより、調達から本番環境へのデプロイまでに⻑期間有する ITと財務が⼀体となることによって、迅速なデプロイ・運⽤を⾏い最適化を実施承認調達構築要求調達デプロイ運⽤最適化財務 IT IT FinOps クラウドネイティブ化を推進していくためには、IT部⾨とビジネス/財務部⾨との密な連携が肝要です。

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© 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. Amazon Confidential and Trademark. 39 Cloud Business Office 1. Cross Functional組織の組成 (Vanguard様事例から) 5. AWS予算を組織毎に管理 (REA Group様事例から) FinOps〜持続的なコスト最適化に向けてコスト削減を持続的に⾏うためには6つのポイントをおさえることが肝要です。 1. 財務部⾨とIT部⾨のCross Functional組織の組成 2. クラウド最適化のためのHands-onトレーニング・ケーススタディの実施 3. タグ付けの徹底 4. コスト最適化ツールの導⼊ 5. AWS予算を組織毎に管理 6. アーキテクチャに⾃動化の仕組みを構築しスケジューリングを調整

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© 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. Amazon Confidential and Trademark. 40 項⽬ CCoEなどによる全体最適化プロジェクトチームなどによる個別最適化プロセス ü 共有リソースの按分ルールの設定/運⽤ ü 利⽤者共通のKPI設定・管理 ü 共有リソースの利⽤費⽤管理 ü インフラコストにシステムが提供する価値を⼊れ込んだKPIの定義と測定アカウント分割/ タグ付け ü アカウント分割/タグ付けルールの策定 ü アカウント統合によるボリュームディスカウント ü アカウント管理 ü タグ付け実⾏インスタンス選定 ü 使⽤するインスタンスタイプやサービスの共通化 ü インスタンスのサイズや稼働調整などシステムの最適化購⼊オプション ü RI/SPの共有による割引プログラムの効率的な活⽤ ü 個別でのRI/SP購⼊アーキテクチャ ü リファレンスアーキテクチャ策定 ü アーキテクチャー最適化 Example 2-4. FinOps〜全体/個別最適化ワークロードを考慮し個別の最適化が必要な領域と、RI/SPなど全体最適化を狙うべき領域それぞれに対するプロセスを構築することが肝要です。

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© 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. AWS Customer Carbon Footprint Toolを提供 45 利⽤実績に基づき、⽉ごとのCO2排出量をモニタリング 70 80 90 100 110 120 130 140 2020… 2020… 2020… 2020… 2020… 2021… 2021… 2021… 2021… 2021… 2021… 2021… CO2排出量 (MT CO2e) CO2排出量⽉次推移オンプレミスからクラウド移⾏による CO2排出削減効果を推定 1843 MTCO2e 1401 MTCO2e 13 MTCO2e 1388 MTCO2e l お客様のAWS利⽤実績による CO2 排出量のモニタリング、分析、将来予測を提供（2022年初頭に提供開始予定）

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© 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. Amazon Confidential and Trademark. コスト削減とCO2排出量削減の事例紹介ブログ&動画発表内容 • @cosmeのフルクラウド化に向けたAWSコスト最適化⽀援の活⽤〜1,000VM, 120サービスを移⾏した意思決定〜（株式会社アイスタイル様） • 持続的なAWSコスト最適化のための体制強化に向けて（株式会社QUICK様） • クラウドエコノミクスのトリセツ（⽇本電気株式会社様） • CFMを活⽤したクラスメソッドのコスト最適化診断（クラスメソッド株式会社様 • CO2とコストを⼀⼑両断︕ クラウド移⾏の経済性評価プログラム・ AWSクラウドエコノミクスのご紹介〜脱炭素社会に向けてITができること〜（AWS Japan） • Cloud Financial Management(CFM)による AWS利⽤費⽤の最適化でビジネスの変化を促進︕ （AWS Japan） 47 https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/jp-cloudeconomics-webinar-20220818/ 各種プログラムについては AWSの担当営業・SAへご相談ください︕

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© 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. Amazon Confidential and Trademark. 49 共通可視化コスト最適化計画・予測 FinOps カテゴリ項⽬リンククラウドコスト管理概要コスト最適化の柱ホワイトペーパコストと使⽤状況(CUR) タグ付け戦略 AWS Auto Scaling AWS Instance Scheduler 適切なインスタンスサイジング Amazon Forecast AWS Budgets FinOps事例(動画) AWS Cost Explorer パートナー製品 https://aws.amazon.com/jp/aws-cost-management/ https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/wellarchitected/latest/cost-optimization-pillar/welcome.html https://aws.amazon.com/jp/answers/account-management/aws-tagging-strategies/ https://aws.amazon.com/jp/aws-cost-management/aws-cost-and-usage-reporting/ https://aws.amazon.com/documentation/autoscaling/ https://aws.amazon.com/answers/infrastructure-management/instance-scheduler https://aws.amazon.com/answers/account-management/cost-optimization-ec2-right-sizing/ https://aws.amazon.com/jp/aws-cost-management/aws-budgets/ https://aws.amazon.com/jp/aws-cost-management/aws-cost-explorer/ https://aws.amazon.com/jp/forecast/ https://www.youtube.com/watch?v=0XA08hhRVFQ https://aws.amazon.com/products/management-tools/partner-solutions/ AWS Compute Optimizer https://aws.amazon.com/jp/compute-optimizer/ 参考︓CFM関連リンク