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Watson Assistantを使ったLINE Bot(Node-REDとLINE連携編) 三浦 耕生

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Node -REDとは? • IBMが開発したブロックプログラミングツール • 様々な機能を持った「ノード」をドラッグアンドド ロップで配置して接続するだけ • 足りない機能はfunctionノードでJavascriptのコードを足 すことができる • IBM Cloudでも簡単に環境構築できる

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本題に入る前に… • 以下のURLからIBM Cloud にアクセス、ログインし てください https://ibm.biz/BdzqZd • 右のQRからもアクセスで きます

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本題に入る前に…② • 以下のリンクからこの時間に必要な資料をダウンロード http://bit.ly/31LvqPH

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環境構築(まだ構築してない方向け) • カタログから検索し「Node-RED Starter」を選択 • 以下の画像の通り「アプリ名」と「ホスト名」を記入する(ホ スト名がアプリへのURLになるので、よく考える)

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初期設定(まだ構築していない方向け) • 順番に進んでいき、途中でユーザネームとパスワード を設定する(しなくてもいいが、URLがわかってしまう と誰でもアクセスできてしまう) • 以下のようなエディタ画面が起動すればOK(まだ閉じ ない)

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LINE botを作成 • LINE developersへログイン • ブロバイダを作成 • 新しいチャンネル→Messaging APIを選択 • 必要項目を入力(URL系以外の項目はすべて必須項目、アプリ 名にはLINEを含んだ文字列は登録できない) • 終わったら、閉じずにそのまま次の工程へ

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まずはオウム返し • チャットボットの事始めとして、ユー ザーが話したことをそのまま帰すオウ ム返しを行う。 • Node-REDに戻り、エディタ画面で入力 の「httpノード」と出力の「debugノー ド」を接続 • httpノードをダブルクリックし、メ ソッドを「POST」、URLを「/callback」 に設定

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Debugノードについて • 通常プログラムを実行するときに途中の出力を確認する時にデ バッグを行う→エラーの原因を特定できる • 今回の場合はwebhookで受け取ったメッセージをdebugノードで 確認出来る • Debugノードの出力やエラーメッセージを確認するには右上の 虫マークをクリックすると表示される • 思い通りの動作をしないときにも気になる箇所にDebugノード を足して出力を確認する

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残りもつなげ てみる • この続きには「Function」ノードを2つ追加して、「http request」ノードを足して最後はoutputの「http response」ノー ドを足す • functionノードの名前は便宜上、順に【setToken】、 【makeReply】 • http requestノードをダブルクリックで開き、メソッドは 「POST」を選択、あとはそのまま • URLは?→このあとfunctionノードで設定する

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Functionノードの設定 • 配布資料のテキストファイルのファイル名に該当するfunction ノードにそれぞれテキストファイルの中身をコピーする • 2つのうち、makeReplyの方のaccess_tokenに代入する値は先程の LINE Developersのbotの設定画面のなかにあるアクセストークン をコピぺ(何も出てない場合は再発行をクリック)

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Webhookを送信する設定 • LINE Developersに戻り、webhookのURLを指定する • 「<ホスト名>.mybluemix.net/callback」の形で指定する • 終わったら更新ボタンをクリック

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早速動作確認! • 画像のように送信したメッセー ジがそのまま返ってきたら成功 • もし送信されない場合は、 webhook URLの打ち間違い、Reply Tokenが正しいかを確認(フロー 上で発生したエラーはデバッグ のメッセージから確認できる)

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Watson Assistantと接続 • Node-REDの概要画面に行 き、接続の作成をクリック • 右のような画面になるので、 先程作成したWatson Assistantのリソースにカー ソルを移動させ右端に出る 接続ボタンをクリック • 選択後、再ステージが行わ れるので、起動に時間がか かる

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メッセージ を取得 • Watson Assistantにwebhook で受け取ったメッセージ を入力させるために「set Token」の後に「Change ノード」を追加する • Changeノードのルールは 「値の代入」を選択 • 「msg.payload」に、 【payload.events.0.message .text】を代入

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Assistantに返 答させる • 「Assistantノード」を追加 してbotの返答を作成する • 「Workspace ID」はWatson Assistantのページから先程 作成したスキルの右側の3 つの点をクリックし 「View API Details」を選択 すると確認できる • Workspace IDをコピーして、 Assistantノードにペースト

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makeReplyの修正 • makeReplyの名前で設定しているfunctionノードを開き、Watson Assistantからの返答をbotで送信出来るようにする • payload.message.textの【 msg.payload.events[0].message.text 】を 【 msg.payload.output.text[0] 】に変更 • 修正が終わったら右上のデプロイボタンを押して終了

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動作確認その2 • Assistantのスキルを作成した際に行ったテス トチャットのやり取りの通りのことがLINE 上で行われたら、成功 • もし、うまくいかない場合は、変数のタイ プミスが無いかを確認する(右側のデバッ グからもどこのノードのエラーか特定でき る)