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画⾯転送式デジタルサイネージの開発に向けた VNCトラフィックの計測 秋葉 貴⽂¹,湯村翼¹ ¹)北海道情報⼤学 ⽬的:画⾯転送型デジタルサイネージの運⽤における使⽤ネットワーク帯域を予測 研究概要 計測結果 今後の展望 得られた知⾒ 計測⽅法 〇計測環境 WindowsノートPC2台をLANケーブルで接続し 各PCでVNSサーバとクライアントを起動. 〇計測⼿順 1.サーバPCでUltra VNC Serverを起動. 2.クライアントPCでUltra VNC Viewerを起動.サーバのIP,オプションを確認し接続. 3.VNC接続確⽴後,TCP Monitor Plusを起動.同時にサーバPCで動画の再⽣を開始. 4.30秒経過した時点でトラフィックの計測を終了する. 1.エンコード⽅式の変更 Low CPU high bandwidth のエンコード⽅式では映像は なめらかに再⽣された High CPU lower bandwidthのエンコード⽅式ではコマ落 ちすることがあった. 0 200 400 600 800 1000 1200 Raw Ultra Hextile Zlib ZlibHex Tight ZRLE Video ZYWRLE XZ XZYW [MB] 256 colors full colors 2.⾊数の変更 ⾊数をfull colorから256 colorに変化させることでトラ フィックが⼤幅に減少することが分かった. 0 50 100 150 200 250 full colors 256 colors 64 colors 8 colors [MB] Tight Zlib Hextile 3.通信の暗号間の有無の変更 暗号化することでトラフィックが⼤きく減少した 0 50 100 150 200 250 encryption no encryption [MB] Tight Zlib Hextile 色数を変更した転送画面の比較 エンコード⽅式がトラフィックに⼤きく影響する エンコード⽅式によっては⾊数を減らしてもトラ フィックが変化しないものもあった CPU処理負荷の調査なども⾏っていき,本研究 を活かして開発を進めていきたい. Low CPU high bandwidth High CPU middle bandwidth Middle CPU low bandwidth High CPU lower bandwidth Ultra VNC Viewer オプション設定画⾯ VNC Server VNC Client LANケーブル TCP Monitor Plus 背景:画⾯転送型デジタルサイネージシステムの開発を⽬指す ・Webブラウザをサーバで動作し、描画した画⾯をクライアントへ転送する → 処理の重い描画を低スペックなクライアント端末で可能とする 8 color 64 color 256 color full color ⼿法:Virtual Network Computing(VNC)ソフトウェア使⽤時の画⾯転送トラフィックを計測する