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DX 完全に理解した 25 年の崖︖ リスキリング︖ はいはい、知ってる知ってる @segavvy !2022 segavvy 2022/6/30 エンジニア達の「○○完全に理解した」Talk #30 1 ※個⼈で作成したものであり、内容や意⾒は所属企業・部⾨⾒解を代表するものではありません。

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このお話のゴール みんな DX、DX ⾔ってるけど、 そもそも DX って何︖ DX がなんとなくわかった︕ 3 章に分けて お話します !2022 segavvy 2022/6/30 エンジニア達の「○○完全に理解した」Talk #30 2

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第 1 章 DX ブームのきっかけ DX レポートが本当は伝えたかったこと !2022 segavvy 2022/6/30 エンジニア達の「○○完全に理解した」Talk #30 3

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DX レポート ⽇本の DX ブームのきっかけは 2018 年 9 ⽉に経済産業省が発表した DX レポート ここで デジタル トランス フォーメーション の必要性を説明 「⽇本はこのままだとヤバいぞ︕」 と警鐘を鳴らしたもので⾮常に衝撃的な内容だった 第 1 章では このレポートの概要をご紹介します !2022 segavvy 2022/6/30 エンジニア達の「○○完全に理解した」Talk #30 4

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IT で新しいビジネスしないとヤバい 海外 IT を活⽤したビジネスが誕⽣ • EC サイトのあり⽅を変えた Amazon • タクシーの運転⼿と顧客を つないだ Uber • 家や部屋を宿泊場所として 提供できる Airbnb ⽇本 IT は単なる効率化の⼿段 ビジネスを⽣み出すためには 使われていない いろいろな課題がある !2022 segavvy 2022/6/30 エンジニア達の「○○完全に理解した」Talk #30 5

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データが活⽤できない状態 システムが事業ごとに分かれていて その業務専⽤に作られている 既存システムの中にあるデータが 他の⽬的で活⽤しにくい !2022 segavvy 2022/6/30 エンジニア達の「○○完全に理解した」Talk #30 6

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基幹システムの維持が⼤変 多くの⽇本企業では ビジネスの核となる基幹業務のシステム化を⼤昔に実施済み この太古の基幹システムに対して 機能の追加・改修を 秘伝のタレのように 継ぎ⾜し継ぎ⾜しで繰り返し システムは⾮常に複雑でわかりにくい 維持にもコストがかかってしまう !2022 segavvy 2022/6/30 エンジニア達の「○○完全に理解した」Talk #30 7

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新しいことに回す IT 予算がない IT 予算の 8 割弱が 現⾏システムの 維持管理 これでは 新しいことに回す 予算がない !2022 segavvy 2022/6/30 エンジニア達の「○○完全に理解した」Talk #30 8 (出典)⼀般社団法⼈⽇本情報システム・ユーザー協会 「企業IT動向調査報告書 2020」より

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ベテランが退職してしまう 秘伝のタレに詳しいベテランの退職時期が迫っている • 昔のメインフレームと呼ばれる動作環境 • COBOL などの年代物の開発⾔語 • 継ぎ⾜し継ぎ⾜しで複雑化した仕様 etc. これを若い世代へ引き継ぐのは⼤変 !2022 segavvy 2022/6/30 エンジニア達の「○○完全に理解した」Talk #30 9

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古いハードやソフトも終息してしまう 古いハードやソフトのサポートが打ち切られる • 富⼠通のメインフレームは 2035 年度末に保守サポート終了 • SAP ERP は 2027 年に標準サポート終了 延⻑サポートも 2030 年で終了 etc. メーカーが撤退してしまうと システムの運⽤・保守ができなくなるので 何かへ移⾏しないといけない !2022 segavvy 2022/6/30 エンジニア達の「○○完全に理解した」Talk #30 10

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IT をわかる⼈も⾜りない 2018 年時点 IT ⼈材は 22 万⼈不⾜ 2030 年(試算) 45 万⼈くらい 不⾜しそう !2022 segavvy 2022/6/30 エンジニア達の「○○完全に理解した」Talk #30 11 (出典)経済産業省 「IT⼈材需給に関する調査(概要)」より

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このままだと…… これらの課題を放置してしまうと 2025 年には最⼤ 12 兆円/年(2018 年の約 3 倍)の 経済損失が⽣じると試算 これを DX レポートでは 2025 年の崖 と名付けた !2022 segavvy 2022/6/30 エンジニア達の「○○完全に理解した」Talk #30 12

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そうならないために ユーザー企業(IT 利⽤側) • 既存の各システム対して 刷新/塩漬けなどの仕分けをし それぞれに応じた計画を⽴てる • その計画を実⾏しながら 少しずつ課題を解消 • 課題解消によりできた余裕を 新しい IT 技術に回して 新ビジネスの創出へ ベンダー企業(IT 提供側) • システムの維持・保守ではなく 最先端の技術分野を⾝につける • 受託開発主体ではなく 最先端技術をサービス提供する ビジネスへ転換 • ユーザー企業のサポートの際は 利益向上を共に考えられる パートナーになる !2022 segavvy 2022/6/30 エンジニア達の「○○完全に理解した」Talk #30 13

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第 1 章 まとめ 経済産業省が DX レポート 公表 「2025 年の崖 がくるぞ︕」 ユーザー企業は計画的に課題を解消して 少しずつ新しい IT 技術で新ビジネスの創出を︕ ベンダー企業は既存システムの運⽤保守や受託開発主体ではなく 最先端の技術でサービス提供するビジネスへ転換を︕ なぜかこのレポートが ⽇本を混乱させてしまうことに…… 第 2 章へつづく !2022 segavvy 2022/6/30 エンジニア達の「○○完全に理解した」Talk #30 14

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(休憩)⾃⼰紹介 !2022 segavvy 2022/6/30 エンジニア達の「○○完全に理解した」Talk #30 15 @segavvy AI の会社のテクニカル ディレクター兼カスタマー サクセス担当 ものづくりや仕組みづくりが⼤好き。 AIチャットボット|NLP|全⽂検索|企画|ドラクエ好き|嫁さんは ディズニー教|写真は丸まってたペンギン セガビ

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第 2 章 間違いだらけの DX DX レポートによって⽇本で起きたこと !2022 segavvy 2022/6/30 エンジニア達の「○○完全に理解した」Talk #30 16

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DX レポートの問題 DX レポートに書かれている DX 推進の阻害要因には 以前からある IT の課題が多い それが 2025 年の崖という衝撃的な⾔葉で注⽬された DX レポートは何も悪くないが 以前からある IT の課題が再認識されたことが 混乱のきっかけになってしまう !2022 segavvy 2022/6/30 エンジニア達の「○○完全に理解した」Talk #30 17

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ベンダー企業の動き ⾃社の既存の製品・サービスを「DX 推進に必要︕」とアピール それが以前からの IT の課題を解決するだけであっても DX レポートには以前からの IT の課題が書いてあるので DX 推進に必要というのはウソではない こうして以前からある多くの IT 製品・サービスが 「DX 推進に必要︕」と宣伝されはじめ なんでもかんでも DX のためのものに…… !2022 segavvy 2022/6/30 エンジニア達の「○○完全に理解した」Talk #30 18 (IT 提供側)

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ユーザー企業の動き DX をやらないと 2025 年の崖がくるし 取り残されたらマズい でも肝⼼の DX がなんだかよくわからない そんなところにベンダー企業から「DX 推進に必要︕」の提案 渡りに船︕さすが IT の専⾨家︕ その製品やサービスを導⼊しよう︕ これで我が社も乗り遅れずに済んだ︕ DX 推進だ︕ !2022 segavvy 2022/6/30 エンジニア達の「○○完全に理解した」Talk #30 19 (IT 利⽤側)

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⽬的と⼿段の混同 この結果 ⽇本では DX 推進 = IT 課題を解決する製品・サービスを導⼊すること になってしまった DX 推進は 製品・サービスを⼊れれば 実現できるようなものではない まさに ⽬的と⼿段の混同 そのもの !2022 segavvy 2022/6/30 エンジニア達の「○○完全に理解した」Talk #30 20

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IT ⼈材に対する動き DX レポートによって IT ⼈材不⾜が認知され IT ⼈材の売り⼿市場は今も継続 未経験エンジニアの育成ビジネスや転職斡旋も活況 事業部⾨の社員を IT 部⾨へ 配置転換するといったニュースも しかし DX 推進に必要な IT ⼈材は 従来型の IT ⼈材ではない !2022 segavvy 2022/6/30 エンジニア達の「○○完全に理解した」Talk #30 21

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⾜りなくなるのは先端 IT ⼈材 !2022 segavvy 2022/6/30 エンジニア達の「○○完全に理解した」Talk #30 22 (出典)経済産業省 「IT⼈材需給に関する調査(概要)」より この先で⾜りないのは AI・IoT・ビッグデータ などの技術保有者や 思い描いたことを実現 できる先端 IT ⼈材 従来型 IT ⼈材は 市場に応じて リスキリングが必要

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進まない DX これでは⽇本の DX は進まない もちろん DX が推進できている 企業もあるが IPA の DX ⾃⼰診断 アンケートの結果は散々 全社戦略として DX を推進中の 先⾏企業(レベル 3 以上)は 全体の 1 割に満たない !2022 segavvy 2022/6/30 エンジニア達の「○○完全に理解した」Talk #30 23 (出典)情報処理推進機構(IPA) 「DX推進指標 ⾃⼰診断結果 分析レポート(2020年版)」より

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第 2 章 まとめ ベンダー企業は なんでもかんでも DX にしてしまい ユーザー企業は IT の課題解決しか着⼿できていない 従来型 IT ⼈材の育成ビジネスや斡旋ビジネスが盛況だが 本当に必要なのは従来型ではなく先端 IT ⼈材 DX レポートが 都合のいいように切り取られて 宣伝の道具にされてしまっている…… 第 3 章へつづく !2022 segavvy 2022/6/30 エンジニア達の「○○完全に理解した」Talk #30 24

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(休憩)元記事のご紹介 今回の内容は所属会社の ブログで連載中の 「本当にわかる DX ⼊⾨」 から抜粋しています もしご興味がありましたら ご参照ください︕ もちろん お仕事のご相談も⼤歓迎です︕ !2022 segavvy 2022/6/30 エンジニア達の「○○完全に理解した」Talk #30 25 https://cogmo.iact.co.jp/blog/introduction-dx-1

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第 3 章 経済産業省の本気 こりゃ もっと具体的に説明しないとダメだ︕ !2022 segavvy 2022/6/30 エンジニア達の「○○完全に理解した」Talk #30 26

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DX レポート 2 と 2.1 経済産業省は DX レポートによる⽇本の混乱を踏まえて 2020 年末に DX レポート 2 、2021 年 8 ⽉に 2.1 を発表 • ⽇本だってやればできる︕ • DX 推進のために⽬指すべき⽅向性はこれ︕ • 業界構造はこうあるべき︕ • こんな感じで段階的に取り組みなさい︕ 第 3 章では この概要をご紹介します !2022 segavvy 2022/6/30 エンジニア達の「○○完全に理解した」Talk #30 27

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⽇本だってやればできる これまで できないと思っていた変⾰が コロナ禍ではできた︕ • 在宅勤務、テレワークの普及 • 印刷や押印が減り電⼦契約も普及 • 客との打ち合わせが Web 会議になった etc. これは経営者が必要性の理解や危機感を感じて主導したから 必要性の理解や危機感があれば DX だって推進できる︕ !2022 segavvy 2022/6/30 エンジニア達の「○○完全に理解した」Talk #30 28

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ユーザー企業の⽬指すべき⽅向性 メイン事業に注⼒するため それ以外の⾃前主義をやめなさい︕ • 普通はダムを建設したり井⼾を 掘ったりせずに⽔は買う • 普通は⾃前でネット回線をひかずに 回線事業者と契約する なぜシステムの時だけは メインの事業以外までパワーをかけて⾃前で作る︖ !2022 segavvy 2022/6/30 エンジニア達の「○○完全に理解した」Talk #30 29 (出典)総務省「我が国のICTの現状に関する調査研究報告書」より

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ユーザー企業の⽬指すべき⽅向性 2 ベンダー企業(IT 提供側)との関係を⾒直しなさい︕ • 多くのベンダー企業は 依頼業務の実施で売り上げる形であり ユーザー企業の DX の成否は売上に影響しないので DX を共に成功させよう︕という意欲が湧きにくい • ⼯数に応じて売上が増える仕組みが⼀般的なので 効率がよくなると⼯数が減ってしまい 効率的に作業を進める意欲も湧きにくい こんな形でベンダー企業と組んでもうまくいかない !2022 segavvy 2022/6/30 エンジニア達の「○○完全に理解した」Talk #30 30

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ユーザー企業の⽬指すべき⽅向性 3 開発⼿法を⾒直しなさい︕ • ウォーター フォールは ⼤規模システムを時間を かけて開発するための⼿法 • DX は新しいことへの挑戦 こまめな仮説・検証が必要だが ウォーター フォールではやりにくい ⾃社主導で仮説・検証を繰り返せるアジャイル開発や 運⽤部⾨が密に連携する DevOps などの⼿法が適している !2022 segavvy 2022/6/30 エンジニア達の「○○完全に理解した」Talk #30 31 (出典)経済産業省「DXレポート2」より

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ベンダー企業の⽬指す⽅向性 ユーザー企業との共創や プラットフォームの提供主体(後述)を⽬指しなさい︕ • 今後は⼤規模な受託開発案件が減少 • ユーザー企業内で開発する内製化が進む 最初のうちはユーザー企業内に技術者がいないため 技術者の派遣・常駐などのニーズが⾼まるが⼀時的 今のビジネスのままでは仕事がなくなる !2022 segavvy 2022/6/30 エンジニア達の「○○完全に理解した」Talk #30 32

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DX 実現における業界構造のあるべき姿 現状は右図の下半分 ⼤企業をトップとした 業界ごとのピラミッド あるべき姿は上半分 業界横断で必要な サービスを利⽤する ネットワーク構造 !2022 segavvy 2022/6/30 エンジニア達の「○○完全に理解した」Talk #30 33 (出典)経済産業省「DXレポート2.1(DX レポート2追補版)」より

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あるべき業界構造における企業の役割 ①企業の変⾰を 共に推進するパートナー ビジネスの変⾰に伴⾛する 成果報酬型コンサルのような企業 ②DX に必要な技術を 提供するパートナー ピラミッド脱却のために 技術⾯で伴⾛する企業 ③共通プラットフォームの 提供主体 企業間や業界間で共⽤できる 仕組みを提供する企業 ④新ビジネス・サービスの 提供主体 顧客に新しいサービスを 提供する企業 !2022 segavvy 2022/6/30 エンジニア達の「○○完全に理解した」Talk #30 34

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段階的に取り組むこと︓超短期 DX 推進のスタートラインに⽴つために 製品やサービスを活⽤して⾜元の課題を解決しなさい︕ • もしまだであれば テレワークやオンライン会議などで 業務がオンラインで実施できるよう必要な IT インフラの整備を • 紙⽂書の電⼦化、承認業務のデジタル化、RPA による定型業務の⾃動 化など、業務のデジタル化も進めること ただし製品・サービスの導⼊が⽬的ではない ⽬的と⼿段を混同してしまわないように注意すること !2022 segavvy 2022/6/30 エンジニア達の「○○完全に理解した」Talk #30 35

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段階的に取り組むこと︓短期 DX の推進体制の構築︕ DX 推進には IT 部⾨だけでなく経営層の視点も必要なため 推進のリーダーは 経営資源の配分にも⼝を出せる位置に必要 DX 推進リーダーの役割・権限を明確に 業務プロセスを⾒直しなさい︕ コロナ禍で押印の必要性が⾒直されたが このように過去を踏襲しているだけの業務プロセスが多くある !2022 segavvy 2022/6/30 エンジニア達の「○○完全に理解した」Talk #30 36

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段階的に取り組むこと︓中⻑期 メイン事業以外の⾃前主義の⾒直して 製品・サービスの投⼊・改善速度アップを︕ • メイン事業以外の⾃前主義の⾒直し • ベンダー企業との関係の⾒直し • 製品・サービスの市場への投⼊・改善速度を上げる 計画的な⼈材確保を︕ • 変⾰を主導できるような⼈材 • 思い描いた製品・サービスをシステムで実現できる技術者 !2022 segavvy 2022/6/30 エンジニア達の「○○完全に理解した」Talk #30 37

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政府の取り組み 個々の企業の努⼒では 進まないものもある そのため 政府も積極的に⽀援中 それらを いくつかご紹介します !2022 segavvy 2022/6/30 エンジニア達の「○○完全に理解した」Talk #30 38 (出典)経済産業省「DXレポート2.1(DX レポート2追補版)」より

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政府の取り組み例 経営層向けの 「対話に向けた検討ポイント集」 !2022 segavvy 2022/6/30 エンジニア達の「○○完全に理解した」Talk #30 39 (出典)経済産業省「対話に向けた検討ポイント集 第1章」より (出典)経済産業省「中堅・中⼩企業等向け 『デジタルガバナンス・コード』実践の⼿引き(概要版)」より 経営者が対応すべきことをまとめた 「デジタルガバナンス・コード」と 「中堅・中⼩企業向け『デジタル ガバナンス・コード』実践の⼿引き」

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政府の取り組み例 2 これから AI 導⼊にチャレンジする 「中⼩企業向けAI導⼊ガイドブック」 !2022 segavvy 2022/6/30 エンジニア達の「○○完全に理解した」Talk #30 40 (出典)経済産業省「中⼩企業のAI活⽤促進について」より (出典)情報処理推進機構(IPA)「DX認定制度とは」より 税制優遇や低利融資が受けられる 「DX認定制度」

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政府の取り組み例 3 リスキリングに官⺠⼀体で取り組む 「⽇本リスキリングコンソーシアム」 !2022 segavvy 2022/6/30 エンジニア達の「○○完全に理解した」Talk #30 41 (出典)情報処理推進機構(IPA)「マナビDX」より (出典)⽇本リスキリングコンソーシアム「⽇本リスキリングコンソーシアム」より デジタル⼈材育成プラットフォーム 「マナビDX(デラックス)」

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第 3 章 まとめ 経済産業省は DX レポート 2 と 2.1 で DX 推進の⽅向性や進め⽅を より具体化に説明 政策でもそれらを⽀援しており 中⼩企業や個⼈で利⽤できるものもたくさんある 今度こそ DX が正しく理解されて ⽇本の DX が本当に進みますように︕ !2022 segavvy 2022/6/30 エンジニア達の「○○完全に理解した」Talk #30 42

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おわりに !2022 segavvy 2022/6/30 エンジニア達の「○○完全に理解した」Talk #30 43 みんな DX、DX ⾔ってるけど、 そもそも DX って何︖ DX がなんとなくわかった︕ このお話が みなさまの DX の理解の⼀助になれば幸いです ありがとうございました これが今⽇のお話の ゴール

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参考⽂献・参考サイト • 経済産業省.「DXレポート 〜ITシステム『2025年の崖』克服とDXの本格的な展開〜」(最終閲覧⽇ 2022/3/25) https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_transformation/20180907_report.html • ⼀般社団法⼈⽇本情報システム・ユーザー協会.「企業IT動向調査報告書 2020」(最終閲覧⽇ 2022/3/25) https://juas.or.jp/library/research_rpt/it_trend/ • 経済産業省.「IT⼈材需給に関する調査(概要)」(最終閲覧⽇ 2022/5/2) https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/index.html#jinzaijukyuu • 情報処理推進機構(IPA).「DX推進指標 ⾃⼰診断結果 分析レポート(2020年版)」(最終閲覧⽇ 2022/5/2) https://www.ipa.go.jp/ikc/reports/20210614.html • 総務省.「我が国のICTの現状に関する調査研究報告書」(最終閲覧⽇ 2022/5/2) https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/link/link03_h30.html • 経済産業省.「DXレポート2」(最終閲覧⽇ 2022/6/17) https://www.meti.go.jp/press/2020/12/20201228004/20201228004.html • 経済産業省.「DXレポート2.1(DX レポート2追補版)」(最終閲覧⽇ 2022/6/17) https://www.meti.go.jp/press/2021/08/20210831005/20210831005.html • 経済産業省.「対話に向けた検討ポイント集 第1章」(最終閲覧⽇ 2022/6/17) https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_transformation_kasoku/20201228_report.html • 経済産業省.「デジタルガバナンス・コード」(最終閲覧⽇ 2022/6/17) https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/investment/dgc/dgc.html • 経済産業省.「中堅・中⼩企業等向け『デジタルガバナンス・コード』実践の⼿引き(概要版)」(最終閲覧⽇ 2022/6/17) https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/investment/dx-chushoguidebook/contents.html • 経済産業省.「中⼩企業のAI活⽤促進について」 (最終閲覧⽇ 2022/6/17) https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/AIutilization.html • 情報処理推進機構(IPA).「DX認定制度とは」(最終閲覧⽇ 2022/6/17) https://dx.ipa.go.jp/tools/dxcp • 情報処理推進機構(IPA).「マナビDX」(最終閲覧⽇ 2022/6/17) https://manabi-dx.ipa.go.jp/ • ⽇本リスキリングコンソーシアム.「⽇本リスキリングコンソーシアム」(最終閲覧⽇ 2022/6/17) https://japan-reskilling-consortium.jp/ • かわいいフリー素材集「いらすとや」(最終閲覧⽇ 2022/6/30) https://www.irasutoya.com/ !2022 segavvy 2022/6/30 エンジニア達の「○○完全に理解した」Talk #30 44