[pmconf2022]今こそ直観で跳ぶ、多様性時代のプロダクトマネジメント / Jumping on Intuition, Product Management in the Age of Diversity
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jitsuzon
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今こそ直観で跳ぶ、 多様性時代のプロダクトマネジメント 2022.11.02 プロダクトマネージャーカンファレンス2022
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note inc. 2 はじめに ● スライドはnoteで公開中です ● noteの事例は少なめです ● オフサイト参加します
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note inc. クリエイターが文章や画像、音声、動画を投稿して、ユーザーがそのコンテンツを楽しんで 応援できるメディアプラットフォーム。だれもが創作を楽しんで続けられるよう、安心できる 雰囲気や、多様性を大切にしています。 3
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note inc. 4 ● じつぞん(@jitsuzon) ● プロダクトマネージャー/詩人 ● note株式会社(2022年5月~) ○ ex. REALITY, GMOペパボ ● toC, グロースが得意 自己紹介
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note inc. 5 cf. 多様性の科学 画一的で凋落する組織、複数の視点で問題を解決する組織(マシュー・サイド)
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note inc. 6 cf. 多様性の科学 画一的で凋落する組織、複数の視点で問題を解決する組織(マシュー・サイド)
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note inc. 7 本セッションのコンセプト図 プロダクトは直観でつくられる 直観は鍛えることができる 多様性を武器にみんなで直観する 直観A プロダクト 直観A' プロダクト プロダクト 直観A' 直観D 直観E 直観C 直観B
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note inc. プロダクトは直観でつくられる 8
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note inc. 9 プロダクトマネジメント定義論にさようなら ● 議論に落ち着きが出た ● 目的を達成した ○ プロダクトマネージャーの求人が出せている ● pmconfやすべて取り組みにありがとう → 次のステージに進もう
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note inc. 10 プロダクトは直観でつくられる プロダクトは直観でつくられる 直観は鍛えることができる 多様性を武器にみんなで直観する 直観A プロダクト 直観A' プロダクト プロダクト 直観A' 直観D 直観E 直観C 直観B
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note inc. 11 Netflixは良い仮説によってつくられた レンタルビデオの 延滞金で40ドル… ● 店舗を増やす? ● リマインド? ● 延滞金を安く? 課題 対症療法的な短絡な仮説
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note inc. 12 Netflixは良い仮説によってつくられた レンタルビデオの 延滞金で40ドル… ● 郵送で完結 ● 月額15ドル ● ストリーミング 課題 跳躍する良い仮説
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note inc. 13 良い仮説は跳躍をする 良い仮説 短絡な仮説 課題
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14 跳躍するバネとしての直観
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note inc. 15 直観とは何か 1. 哲学的直観(プラトン哲学、仏教の悟り、無分別智) 2. 創発的直観(仮説思考、RPDモデル) 3. 理想的直観(心の理論) cf. Intuition - https://samvak.tripod.com/intuition.html
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note inc. 16 まとめ:プロダクトは直観でつくられる ● Netflixに見る良い仮説 ● 良い仮説へ跳躍するバネとしての直観 ● 直観のなかでも創発的直観のこと
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note inc. 直観は鍛えることができる 17
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note inc. 18 直観は鍛えることができる プロダクトは直観でつくられる 直観は鍛えることができる 多様性を武器にみんなで直観する 直観A プロダクト 直観A' プロダクト プロダクト 直観A' 直観D 直観E 直観C 直観B
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note inc. 19 (再掲)直観とは何か 1. 哲学的直観(プラトン哲学、仏教の悟り、無分別智) 2. 創発的直観(仮説思考、RPDモデル) 3. 理想的直観(心の理論) cf. Intuition - https://samvak.tripod.com/intuition.html
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note inc. 20 直観の構造を知る cf. A Recognition-Primed Decision(RPD) Model of Rapid Decision Making - Gary A. Klein (1993)
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note inc. 21 直観の構造を知る 1. 状況と行動方針の両方がわかっている(If…then…) ○ わかっていることをやるだけ 2. 行動方針はわかるが状況はわからない(If ??? then…) ○ 状況に最も関連する既知の行動をする 3. 状況はわかるが行動方針がわからない(If…then…???) ○ シミュレーションしてゴールに合う行動をする
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note inc. 22 問題解決に足りないのは? 1. 状況の理解? ○ ほしい情報を見つける 2. 解決するための方法? ○ フレームワーク、経験を積む 3. 判断するためのゴール? ○ 会社のミッション、プロダクトビジョン
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note inc. 23 直観につながる情報を多角的に増やす ● 大小多数の視点を総合的につかむ ○ つくる人はどういう人か(1on1、OKR、経営陣) ○ ユーザーはどういう人か(ユーザーリサーチ、SNS) ○ 業界がどういう立ち位置か(市場レポート) ○ 社会がどう動いているか(歴史学、社会学、経済学) ○ 人間とは何か(哲学、心理学、生物進化学)
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note inc. 24 直観をしやすい環境をつくる ● 「創造性に効く11のルール」(note) から抜粋 ○ 別のことをしろ ○ 広いとこで散らかして窓を開けてやれ ○ スマホは別室に置け cf. 創造性はどこからくるか: 潜在処理,外的資源,身体性から考える(阿部慶賀著 共立出版)
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note inc. 25 まとめ:直観は鍛えることができる ● 創発的直観というものを我々は仕事で使っている ● 良い直観のための準備 ○ 直観の構造を知る ○ 直観につながる情報を多角的に増やす ○ 直観をしやすい環境をつくる
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note inc. 多様性を武器にみんなで直観する 26
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note inc. 27 多様性を武器にみんなで直観する プロダクトは直観でつくられる 直観A プロダクト 多様性を武器にみんなで直観する プロダクト 直観A' 直観D 直観E 直観C 直観B 直観A' 直観は鍛えることができる プロダクト
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note inc. 28 多様性の無い組織は失敗する ● CIAはなぜ9.11を防げなかったか ○ 言わずもがな世界トップクラスの集団 ○ 白人、男性、プロテスタントばかり ○ 情報は持っていたが重要性を認識していなかった cf. 多様性の科学 画一的で凋落する組織、複数の視点で問題を解決する組織(マシュー・サイド)
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note inc. 29 cf. 映画『シン・ゴジラ』公式サイト
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note inc. 30 多様性のある組織は成功する ● 巨災対はなぜゴジラを止められたか ○ 巨大不明生物特設災害対策本部 ○ 様々な分野のエキスパートを集結 ■ 政治、医学、生物、原子力、運輸 ○ 1つの課題解決に向けて自由に行動できる環境 cf. 巨災対 (きょさいたい)とは【ピクシブ百科事典】
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note inc. 31 CIA vs 巨災対 ● 課題領域をカバーできる多様性を持っていたかどうか ● 課題が正しく認知できればあとは実行の問題 ○ 解決に向かう動機があるか(Motivation) ○ 能力を使う権限や機会があるか(Opportunity) ○ 解決できる能力があるか(Ability)
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note inc. 32 cf. 多様性の科学 画一的で凋落する組織、複数の視点で問題を解決する組織(マシュー・サイド)
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note inc. 33 cf. 多様性の科学 画一的で凋落する組織、複数の視点で問題を解決する組織(マシュー・サイド)
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note inc. 34 課題領域を正しくカバーする多様性 ● 人口統計学的多様性とは別の問題 ● 課題に対して補強すべき直観(視点)は何? ○ 決済システムだったら? ■ 買う人、売る人、デザイナー、エンジニア、 CS、営業、セキュリティスペシャリスト、法務 ■ いま空いているスペースはどこ?
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note inc. 35 多様性を活用する ● 発散期に課題領域の人を広く呼ぶ ○ ブレインストーミング ○ コンセプトチェック(Working Backwards) ● 標準化により多様性が活躍できる領域を拡げる ○ 多様な人が参加できるよう基本部分は標準化する ○ 施策の優先順位決定も標準化できる(note)
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note inc. 36 まとめ:多様性を武器にみんなで直観する ● 多様性のある組織は成功する ● 課題領域を正しくカバーするための多様性 ● 多様性を活用しやすい状態にする
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note inc. 37 このセッションのまとめ
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note inc. 38 cf. 多様性の科学 画一的で凋落する組織、複数の視点で問題を解決する組織(マシュー・サイド)
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note inc. 39 (再掲)本セッションのコンセプト図 プロダクトは直観でつくられる 直観は鍛えることができる 多様性を武器にみんなで直観する 直観A プロダクト 直観A' プロダクト プロダクト 直観A' 直観D 直観E 直観C 直観B
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note inc. 40 noteは新しい課題へ、多様性とともに プロダクト≠課題領域 プロダクト 直観A' 直観D 直観E 直観C 直観B あらゆる創作を支える プロダクト 直観A' 直観D 直観E 直観C 直観B 創作の課題領域
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note inc. あなたの直観をお待ちしています。 41
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