Slide 1

Slide 1 text

ΩϟϦΞΩʔϊʔτ LOCAL Developer Day ʼ18 in Muroran 2018-05-19

Slide 2

Slide 2 text

こんにちは!

Slide 3

Slide 3 text

ੁҪ ༞ଠ࿕ :VUBSP46("* 4BOTBOגࣜձࣾ ܦӦ؅ཧ෦ ΠϯϑϥΤϯδχΞ Ұൠࣾஂ๏ਓ-0$"-ཧࣄ ೥݄೔ੜ ๺ݟੜ·Εؠݟ୔ɾࣨའҭͪ

Slide 4

Slide 4 text

΋͘͡ • ⾃⼰紹介 • キャリアキーノートについて • 経歴 • これから • おすすめしないこと • おすすめすること

Slide 5

Slide 5 text

ΩϟϦΞΩʔϊʔτͱ͸ • 「先輩の個⼈史 (キャリア) を紐解いてもらう中で、その根底に ⼀貫して流れる基本的な考え⽅ (キーノート) を学ぶ場」 https://blog.hifumi.info/2016/06/20/career-keynote/ • 外的キャリア(肩書等)に対し、⾏動指針や転機などは「内的キャリア」 • 「内的キャリア」を重視した⾃分語り

Slide 6

Slide 6 text

ͳͥΩϟϦΞΩʔϊʔτΛ΍Δͷ͔ • ⺟校の⼤学⽣に⾃⾝のキャリアは⾃由であることを伝えたい • ⾃分の経験を伝えることで、⼤学⽣のみなさんに⼈⽣なんとか なりそうだと思ってもらいたい

Slide 7

Slide 7 text

ࠜఈʹ͋ΔՁ஋؍ • やらないで後悔するより、やってみて後悔/反省しよう • ⼀年半もいたらその会社のことはだいたいわかった気になれる • 困っている⼈を助けられるのはうれしい • 基本即レス • エンジニアである前に⼈間です • 仕事よりも明らかに私⽣活の⽅が⼤事 • おいしいごはんを⾷べたい

Slide 8

Slide 8 text

ܦྺ • 室蘭⼯業⼤学 情報⼯学科学⽣ • 新卒: NECソフト 官公庁系 1年5ヶ⽉ • 株式会社万葉 技術開発部 1年7ヶ⽉ • ウェブペイ株式会社 1年1ヶ⽉ • JIG-SAW株式会社 1年6ヶ⽉ • 現在: Sansan株式会社 1年9ヶ⽉ • 社会⼈歴 8年⽬、現在5社⽬ かなりのジョブホッパー

Slide 9

Slide 9 text

Ͳ͏ͯ͜͠͏ͳͬͨͷ͔ • 各タイミングでベストと思う選択をずっとしてきた • かなり⾃由にやっているが、いろんな規模の会社を⾒られてよ かったなと思う

Slide 10

Slide 10 text

Ͳ͏ͯ͜͠͏ͳͬͨͷ͔ • 各タイミングでベストと思う選択をずっとしてきた • かなり⾃由にやっているが、いろんな規模の会社を⾒られてよ かったなと思う • →どうしてこう思うようになったのか時系列を追います

Slide 11

Slide 11 text

ब׆ظ IUUQTXXXGMJDLSDPNQIPUPTSBLLPZBLV

Slide 12

Slide 12 text

ब׆ظ • 親の経済圏から出たかったことと、北海道から出てみたかった ことの2点から、東京で就職活動をはじめた • 20代のうちは東京で経験を積もうと考えた • 東京のほうが採⽤活動時期が早いため、ダメでも北海道でやり 直せるという期待があった • ⼤⼿から内定がもらえたという理由と、⼀度はSIerに⾝を置い てみようとおもったという2点くらいで⼊社

Slide 13

Slide 13 text

4*FSฃಆظ • 官公庁のシステム構築や導⼊担当、運⽤などをした • 常駐も少しだけした • ⼀年⽬の年末年始ごろから炎上プロジェクトに⼿伝いで投⼊さ れ、体⼒⾯でも精神⾯でも厳しかったので去ることにした • 周りには技術カンファレンス参加勢はほぼいなかった • 転機1: Rubyコミュニティとの出会い(少し脱線します)

Slide 14

Slide 14 text

ίϛϡχςΟͱࢲ • ⾃分がコミュニティの話をするときに、RubyとLOCALの話題 は切り離せないものになっている

Slide 15

Slide 15 text

ίϛϡχςΟͱ͸ “コミュニティとは誰か。もちろん、あなたのことだ。あなたが コミュニティであり、 それ以外にコミュニティはいない。あな たのような⼈々の集まりを、コミュニティと呼ぶのだ。” るびま編集⻑ ⾼橋征義⽒ http://magazine.rubyist.net/articles/0028/0028-ForeWord.html

Slide 16

Slide 16 text

ίϛϡχςΟͱࢲ “「Rubyist」という⾔葉は造語で、Rubyに対して単なるお客さ ん以上の気持を持っている⼈がRubyistです。” https://github.com/ruby-no-kai/official/wiki/Ruby-FAQ#rubyistとは

Slide 17

Slide 17 text

ίϛϡχςΟͱࢲ • コミュニティとはあなた • 単なるお客さん以上の気持ちを持っている⼈ • これらの⾔葉に出会ったのがいつかはわからない。けれども、 ⾃分がコミュニティ活動をする中で明らかに指針になっている。

Slide 18

Slide 18 text

ίϛϡχςΟͱࢲ • いつの間にか、コミュニティを中⼼的に動かしている⼈たちに 惹かれるようになって • コミュニティに対して、単なるお客さん以上の気持ちで接した いと思うようになっていた • だからこそ、あれこれ顔を出せなくなってきて、主にLOCALの ことをやっているという経緯がある

Slide 19

Slide 19 text

ίϛϡχςΟͱࢲ ྺ࢙ • 東京は勉強会がたくさんあっていいなと、はてなダイアリーや Twitterで騒いだ • onodesやLOCALの澤⽥さんに⾒つかった • 室⼯⼤でSAMITという勉強会をやるようになり • LOCAL学⽣部を⽴ち上げることになり • Rubyコミュニティとのつながりが増えていき • Ruby札幌のおかげでRuby会議2010(つくば)の当⽇スタッフをやる ことになり • 新卒でSIer⼊ったけど、Rubyistのigaigaさんに誘われて万葉に⼊り • るびまの編集者やRuby会議のレポート担当をやるようになり • …といったコミュニティとの出会いがあり、踏み込んでいくことに

Slide 20

Slide 20 text

ίϛϡχςΟͱࢲ ྺ࢙ IUUQTXXXGMJDLSDPNQIPUPTSFDPNQJMF@OFU

Slide 21

Slide 21 text

IUUQTXXXGMJDLSDPNQIPUPTJHBJHB ສ༿ظ

Slide 22

Slide 22 text

IUUQTXXXGMJDLSDPNQIPUPTJHBJHB ສ༿ظ 万 葉 衆

Slide 23

Slide 23 text

3VCZίϛϡχςΟͱͷ઀఺֦େ ສ༿ • Rails エンジニアの横でインフラを⽀えるおじさん歴はここか ら始まる • Rubyコミュニティの⼈たちと仲良しになれた • Chef+VagrantについてLTしたら技術書執筆チャンスを得た • 転機2: コミュニケーションについて有意義なアドバイスをも らったこと

Slide 24

Slide 24 text

సػίϛϡχέʔγϣϯͷվળ • 当時は伝え⽅が感情ドリブン&わかりにくい⽇本語を書いてい た • ⼤場さん(万葉社⻑)からもらったアドバイス • 困りごとは私が困るという書き⽅で発信しよう • ⽇頃から要約⼒を鍛えよう • 今でもこのアドバイスに救われることが多い。感情のコント ロールを少しできるようになったと思う

Slide 25

Slide 25 text

IUUQTXXXGMJDLSDPNQIPUPTJHBJHB 8FC1BZظ

Slide 26

Slide 26 text

ྗෆ଍Λײ͡ΔελʔτΞοϓੜ׆ • 短期間ながらこのときが⼀番いろんなことをやった • PCI DSSへの準拠対応(すごく⼤変)、ブログ、エンジニアイベ ントの開催、オフィスアワーの開催等。初めての経験をいくつ もした • ⾃分はやればいろんなことができると思い上がっていた。バズ るブログを書くとか、素敵なイベントを作り上げるとか、エン ジニアリング以外のことをうまく継続するのは難しかった

Slide 27

Slide 27 text

ྗෆ଍Λײ͡ΔελʔτΞοϓੜ׆ • “スタートアップで働くということは、思っていた以上に頭をハン マーで打たれるような経験でした。上司やお客さんではなく、⾃分 がオーナーシップを持って意思決定をしてくことであったり、ス タートアップのファイナンス⾯での知識吸収や論点思考や仕事の進 め⽅などなど…。 すごく刺激的な時間を過ごしています。” • ⾃分⾃⾝あんまりうまくいってなかったこともあって、買収がほぼ 決まるタイミングで出ることにした • “最⾼な(ヤバい)仲間たちに囲まれながら 困難を困難とも思わず⽴ち 向かっていく様やExitに向かう道のりを近くで⾒られたことは間違 いなくWebPayにいなければ経験できなかったことでした。

Slide 28

Slide 28 text

͸͡Ίͯͷ্৔ • JIG-SAWという会社に⼊った • 室⼯⼤OBで研究室の⼤先輩である志賀さんがCTOやっていた り、札幌に拠点がある会社だったので⼊社した • ⼊社直後から、300台以上のサーバをP2V、V2Vするといった⼤ きめの案件で中⼼的に動かせてもらえた。 • AWSやGCP導⼊のセールスエンジニア、実際の導⼊、運⽤開始 までをやらせてもらっていい経験ができた • 新卒講師もかなり良い経験だった • 会社が上場する様⼦を初めて⾒た

Slide 29

Slide 29 text

IUUQTXXXGMJDLSDPNQIPUPTJHBJHB 4BOTBOظ

Slide 30

Slide 30 text

࠶ͼϓϩμΫτͷձࣾ΁ 4BOTBO • 上司になる⼈が元技術者で、技術的なことがわかることと、経 営陣の頭がよく信頼できると感じて⼊社 • 1年半くらい、個⼈名刺アプリEightのインフラエンジニアを やってた • 1⽉からは、経営管理部で社内のインフラを⾒たり情報ツール の導⼊などに関わっている。いわゆる情シス

Slide 31

Slide 31 text

సػؾ͕͚ͭ͹ • 5000⼈以上の⼤企業から、10数名の会社、10⼈いないスター トアップ、60⼈くらいの会社、500⼈くらいの会社と⼤企業か らスタートアップまでいろんな規模の会社で働くことができた。 • 受託、⾃社サービスの会社をそれぞれ複数経験できた

Slide 32

Slide 32 text

సػ͕ԿΛ΋ͨΒ͔ͨ͠ • 他職種の仕事内容把握につながった • 社⻑という存在に距離感を感じることがなくなった • (製品等について)提案する側/される側両⽅の視点や考え⽅が想 像できるようになった • 何かあった際にその会社特有の問題なのかどうかわかるように なった • 参考: http://june29.hatenablog.jp/entry/look-back-on-my- career

Slide 33

Slide 33 text

ࣗ෼ʹ͍ͭͯ • ストレングスファインダー • エニアグラム: タイプ2 ⼈の助けになりたい⼈

Slide 34

Slide 34 text

͓ΘΓʹ • ⾃⾝のキャリアは⾃由 • ⼈⽣なんとかなりそう • って少しでも思ってもらえたならばうれしいです

Slide 35

Slide 35 text

ࣗ෼ͷ͜Ε͔Β • 仕事 • ようやく⼈間性を得たのか、⾃分のこれからについて直感で決められ なくなってきた • 北海道にどうやって戻るのかわからなくなってきた • 経験を積むと⾔ってた20代がそろそろ終わる。どうしよっかな • コミュニティ • 今の場所でのコミュニティをどう良くしていけるか • 地元のコミュニティをどう応援していけるか • 引き続き上記に向き合う

Slide 36

Slide 36 text

͓͢͢Ί͠ͳ͍͜ͱ • 転職は体⼒も気⼒も時間も使うし、稼げない時期が発⽣するの で何度もやるのはおすすめできない

Slide 37

Slide 37 text

͓͢͢Ί͢Δ͜ͱ • 素直であること • 楽しそうにすること • インターンやセキュキャンなど楽しそうなものに⾶び込む • 技術的なアウトプットをすること • 先輩⽅のキャリアキーノートを読んでみること • おいしいごはんを⾷べること