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郵便物確認装置

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なぜ作ったか • 便利な物、実用的な物 • ボード上のセンサを使う

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我が家の郵便受け(1) • マンションの1階にある (自宅は3階) • 車があり取りづらい

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我が家の郵便受け(2) 帰宅時に郵便物の確認するが、ちょっと問題 • 開閉音がうるさく、夜間は気が引ける • 夜が暗くてダイヤルが見えなく、スマホで照ら している • 屋根がないので、雨のとき大変 ⇒配送物があるときだけ、開けたい

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課題・前提条件 • 電源取れない – 電池で駆動させる • WiFiが繋がらずネット接続は厳しい – 3G/LTE(×電池食う) – NFC(×すごく近づかないと) – Bluetooth(○)

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嬉しいことに • ボード上に距離センサが(VL53L0X)あり • ボードの上に障害物(郵便物)ある/なしがわ かる

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距離センサ • FlightSense 近接センサ(VL6180XV0NR/1) • レーザー光を使用 • 反射光の強さで距離を測定する方法ではなく、 反射光が返ってくるまでの時間を計測して. 距離を測定 • 反射率に関係なく絶対距離を測定できる • 60cm程度まで計測できた • 離れると精度が悪い

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仕様・通知方法 • 家の前についたら、携帯が知らせる – 投入されたとき通知ではダメ、家に帰るまでに忘 れちゃう • 携帯でなく、ボードが光るのもOK、但し他人 の時は光らないこと

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BLEビーコン • デバイスがBLEの信号を出す • 通信が一方通行なので簡単 • スマホでその信号を受信することでデバイス が近くにあるかわかる • AppleのiBeacon、googleのEddystoneが有名 – スマホアプリも作る必要がある

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LINE Beacon • LINEアプリで使える • ビーコンの範囲に入った、範囲から出たがわ かる • LINE Botに通知がくる • 13バイトまでのデータも送れる – 距離データを送れる

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LINEビーコンの仕組み • ビーコンの信号をスマホのLINEアプリが受信 • LINEアプリは、LINEのサーバにビーコン情報 を通知 • LINEサーバは、登録されたユーザアプリ(Web アプリ)を呼ぶ – WebHook、ユーザアプリはLINE上にメッセージを 送ることが可能 – いわゆるBOT

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システム構成図 BLE/距離データ LTE/距離データ LTE/配送物あり 距離データ 配送物あり

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開発手順 • Embedded Workbenchでソース解析大変そう、 サンプルプログラムも探すの大変そう • mBedで近距離センサ、ビーコンのサンプルあ り – ビーコンのサンプルは動かない – 他のボードのサンプルコードを移植、

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省電力化 • 電池駆動で1週間くらいは動かしたい – 単3エネループ2本で8時間 – 1秒に1回のチェックを、1分に1回 – 距離判定で、10cm以上ならBLE信号を出さない (12時間) – DeepSleepする(未実装) – 起動LED/通電LEDを消す(未実装)

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デモ

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問題点 • ケースに入れられない – 距離センサが、ガラス、アクリル、サランラップな ども検知してしまう • iPhoneでのLINEビーコンはバックグランドに LINEがある場合、通知してくれない?

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おわり