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CloudNative Days Summer 2025 技術も運営も全部やる!クラウドネイ ティブハンズオンのウラ話 CloudNative Days Summer実行委員会 南 達輝 株式会社ジラフ Twitter : @south__1003 羽山 公平 Supership株式会社 Twitter : @hymaaa_k 1

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CNDS2025 実行委員会メンバー 南 達輝(株式会社ジラフ)  CNDT2023 CNDS2025 ハンズオンチームリーダー X:@south__1003 フロントエンドからKubernetesまでやるフルスタックエンジニア 悪く言えば器用貧乏 Cloud Native DaysはCNDT2023から参加 ハンズオンの作成、運営に関わる 2

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CNDS2025 実行委員会メンバー 羽山公平(Supership株式会社) X:@hymaaa_k 現在、社内のクラウド利用を横断的に支援する CCoE(Cloud Center of Excellence)として、パブリッククラウドにおけるアカウントや組織 (Organization)の管理、ガバナンス体制の整備を担当しています。クラウド活用の 最適化と安全性の両立を目指し、技術面・運用面の両側から社内のクラウド活用を推 進しています。 コミュニティ活動としては、CNDT2023 からハンズオンチームの一員として参加し、 ハンズオンコンテンツの作成や運営を行ってきました。加えて、KGDC をはじめとし た技術コミュニティにも実行委員として参加しています。 3

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CNDS2025 実行委員チーム紹介 Dreamkast Broadcast Observability Promotion Secretariat Contents Creators Hands-On 4

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今回のアジェンダ 1. ハンズオンチームとして取り組んできたこと 2. ハンズオンでできること・学べること 3. ハンズオンで使用されているOSSの説明・最近のアップデート 4. 今後のハンズオンチームとしての展望 5. まとめ 5

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今回のアジェンダ 1. ハンズオンチームとして取り組んできたこと 2. ハンズオンでできること・学べること 3. ハンズオンで使用されているOSSの説明・最近のアップデート 4. 今後のハンズオンチームとしての展望 5. まとめ 6

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ハンズオンチームとしてのPassion💪 Cloud Nativeを盛り上げたい!!!! ● 実際にOSSや技術に触れてもらい興味や関心を深めてもらう ● とにかく技術に触れたい! ○ コンテンツチームの中で一番技術に触れられる! ● 「やりたい」ことを形にする 7

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過去のハンズオンチームの実績 ● CNDT2023から過去4回ハンズオンを開催 ○ 累計参加人数 100人超 ○ 毎回満席になるほどの好評 ● CNDT 2023でデモブース出展 8

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技術書典で出版 ● CNDT2023で行われたものをベースに加筆・修正 ● 当日には物理本も完売 ● 現在も電子版はオンライン上で購入可能 9

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今年のハンズオン実施結果 ● 5/19 @オンライン ○ 満員御礼 ○ 初めての完全オンライン開催 10

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ちなみに 11

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過去のハンズオンに一回でも参加したことがある人󰢧 12

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今回のアジェンダ 1. ハンズオンチームとして取り組んできたこと 2. ハンズオンでできること・学べること 3. ハンズオンで使用されているOSSの説明・最近のアップデート 4. 今後のハンズオンチームとしての展望 5. まとめ 13

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14 ハンズオンを1から作成!

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一日で学ぶクラウドネイティブ技術実践ハンズオン 16 ● Star数250弱 ● Cloud NativeなOSSの基本的な使い方 ● 複数のOSSを組み合わせた使い方 ● sshとターミナルへコマンドが入力できれば始められる ● 環境構築のコマンドも用意 ● 日本語でできる

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● 「やりたい」ことを出し合う ○ GitOps ○ CI/CD ○ Service Mesh ○ Observability 一日で学ぶクラウドネイティブ技術実践ハンズオン 17

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一日で学ぶクラウドネイティブ技術実践ハンズオン ● 発散したアイデアを整理 ● Cloud Native Trail Map をベースに整理 ○ 「やる順番」 ○ 「技術的なつながり」 18

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一日で学ぶクラウドネイティブ技術実践ハンズオン ● チャートを作り流れで学習可能 ○ 参加者がやりたい技術を触れる! ○ 技術の繋がりを意識できる! ● 1チャプターを通した際の時間を計測 ○ 多すぎず、少なすぎずを意識 19

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一日で学ぶクラウドネイティブ技術実践ハンズオン ● 開催毎にアップデートを繰り返す ○ 最新のバージョンで学ぶ事ができる ○ 必要に応じて新規チャプターを追加 ○ KPTを実施することで過去回で起こった問題を修正 ● 実行委員がメンターを行う ○ 疑問点や質問を気軽にできる 20

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ハンズオンでできること ● Kubernetesの基礎から監視・ログ・トレース・プロファイリングまで実践的 に学べる ● Gitを使った継続的デリバリーや段階的リリースを体験できる ● サービス間通信の制御やネットワーク可視化の仕組みを理解できる 21

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ハンズオンを作ってみた感想 22

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バージョン管理とアップデートが大変 23

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バージョン管理 ● Helmfileを使用 ○ HelmChartの宣言的デプロイを可能にするためのツール ● GithubのTag機能の使用 ○ ハンズオン開催毎にTagを打つことで過去に行われたものが参照可能 24

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Helmfile ● メリット ○ 使用するChartリポジトリ、Chartの情報を管理できる ○ 1つのファイルで複数Chartをデプロイできる ○ バージョンを管理できる 25

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アップデート戦略 ● ハンズオン開催時に一気に上げる ● 破壊的変更は一旦考えない ● Renovateを使用 26

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27 Renovate ● メリット ○ 自動でバージョンアップのPullRequestを生成してくれる ■ マイナーバージョンやパッチバージョンの場合は自動でマージも可 能 ○ 作成されたPull Request内に以下の内容が生成 ■ パッケージのバージョンの情報 ■ そのアップデートがどういうアップデートなのか ■ リリースノートへのリンク

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29 それでも バージョンアップは大変!! ● ハンズオンのバージョンアップは手動による確認 ● OSSの数だけアップデート作業をしないといけない ○ 全部確認しないと… ○ 依存関係があると、アップデートがないOSSでも確認しないと…

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今回のアジェンダ 1. ハンズオンチームとして取り組んできたこと 2. ハンズオンでできること・学べること 3. ハンズオンで使用されているOSSの説明・最近のアップデート 4. 今後のハンズオンチームとしての展望 5. まとめ 30

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使用しているOSSの紹介 31

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使用しているOSS(一部) ● Observability ○ Prometheus ○ Grafana ○ Loki ○ Tempo ○ Pyroscope ○ Open Telemetry ● Network ○ Istio ○ Cilium ● CI/CD ○ Argo CD ○ Argo Rollouts 32 選定理由は 実行委員が「やりたい」OSS・技術

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Grafana ● Grafana Labs が公開しているログ・データ可視化のためのツール ● 様々なデータベースからリアルタイムで取得してダッシュボードが作成可能 ● メトリクス/ログ/トレースを可視化する基盤として、Prometheusとともに よく用いられる 33

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Grafanaの最近のアップデート ● v12.0が2025年5月にリリース ● dashboardのGit同期機能が実験的機能としてリリース ● DrilldownがGA 34

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Istio ● サービスメッシュを提供するOSS ● マイクロサービス間の通信を可視化・制御・保護 ○ Envoy Proxy(データプレーン)とIstiod(コントロールプレーン)で構成 ● Sidecarモデルを採用(Sidecarが不要なAmbient Meshも登場!ハンズオンで体験しよう!!) ○ アプリケーションのコードを変更せずに導入可能 35

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Istioの最近のアップデート ● v1.26.0が5月にリリース ● Kubernetes 1.29〜1.32を正式サポート(1.33は近日対応) ● Gateway APIの自動生成リソースをカスタマイズ可能に ○ ConfigMap指定でHPAやPDBも自動生成 ● Ambient ModeにてTCPRouteサポートを追加 ● EnvoyFilterでドメイン名指定のVirtualHostにマッチ可能に 36

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ArgoCD ● GitOpsによるアプリケーションの継続的デリバリーを実現するOSS ● Pull型の仕組みにより、様々なGitレポジトリと連携可能 ○ リモートとの差分を検出し、自動で同期・デプロイ ● Web UI/CLI/CRD など、多様な運用スタイルに対応 ● Kustomize・Helmなど主要なマニフェスト管理ツールと連携 37

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ArgoCDの最近のアップデート ● 5月に2021年ぶりのメジャーバージョンアップ!(2.14→3.0) ● リソース単位でのRBACの制御が可能に! ● デフォルト値の最適化! ○ logがjson形式になったり ● Secretの管理のベストプラクティスの更新 ○ Secrets Operatorの利用を推奨 38

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今回のアジェンダ 1. ハンズオンチームとして取り組んできたこと 2. ハンズオンでできること・学べること 3. ハンズオンで使用されているOSSの説明・最近のアップデート 4. 今後のハンズオンチームとしての展望 5. まとめ 39

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前回までは Argo Rollouts Demo Applicationを使用 ● 単純なモノリシックなWebアプリ ● 軽量でErrorの設定もしやすい ● TraceやLog周りを扱うのに不向き 40

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現状の問題点 ● ハンズオンのメンテナンスが限界に達している ○ CNDW2024は準備期間が短く、OSSのアップデートしか出来なかった ● 今のアプリケーションはOSSの魅力を全部引き出せていない ○ オブザーバビリティやService Meshの良さをアピールするのにも限界 ○ 仕事の開発にそのまま繋げるには難しい ● クラウドネイティブな開発も発信していきたい ○ 運用にしかフォーカス出来ない 41

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マイクロサービスのアプリケーションの作成 42

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今回から マイクロサービスを使用したWebサービスを作成開始(未完成) ● モノリシックからマイクロサービスへ ● 複数言語を使用 ○ Go ○ Python ○ TypeScript ● 1から作成することで今後の拡張性を持たせる 43

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今後の展望 44 マイクロサービスを完成させてより実践的なハンズオンにする ● CI/CD + GitOps ○ CIや開発に関わる部分もハンズオン化! ○ テストやビルドも自分たちで描けるようになる! ○ クラウドネイティブな開発を体験できるようにしたい! ● オブザーバビリティ ● Service Mesh

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今後の展望 45 マイクロサービスを完成させてより実践的なハンズオンにする ● CI/CD + GitOps ● オブザーバビリティ ○ サービス間通信の可視化を最大限に活かす! ○ 伝わりにくかったサービス間の通信の苦労が伝わるかも...? ○ トラブル対応や負荷試験など、現場に近い体験を提供 ● Service Mesh

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今後の展望 46 マイクロサービスを完成させてより実践的なハンズオンにする ● CI/CD + GitOps ● オブザーバビリティ ● Service Mesh ○ サービス間の通信が複雑化へ ○ 現実のシステムに近いシナリオを体験できるように!! ○ Service Meshの「効果」と「必要性」が自然に理解できる!

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今回のアジェンダ 1. ハンズオンチームとして取り組んできたこと 2. ハンズオンでできること・学べること 3. ハンズオンで使用されているOSSの説明・最近のアップデート 4. 今後のハンズオンチームとしての展望 5. まとめ 47

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まとめ ● ハンズオンチームの熱意と過去の実績 ○ 「やりたい」でここまで続いた ○ 技術書典での出版 ○ オフライン・オンライン開催の成功 ● OSSのアップデート管理と採用 ○ Helmfileを利用した統一した管理 ○ Renovateを用いたアップデートの自動化 ● 実践的なマイクロサービス化への展望 ○ 開発から運用までをハンズオンに 48

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メンバー募集 CloudNative Daysでは一緒に参加してくださる実行委員を募集しています。 興味がある方は近くのスタッフまで気軽に相談してください。 49

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Thank You for Attention 50